広報下知減災36号
「広報下知減災36号」は、下知地区減災連絡会の広報紙です。事務局長の坂本茂雄さんが、取材し、編集し発行しています。
2025年11月12日早朝に、二葉町町内会加盟の全世帯に全戸配布しました。配布のために徒歩で9518歩、6.6キロ、1時間20分かかりました。
町内を改めてくまなく歩きますと、改めて高齢化と人口減少の厳しい現実を思い知りました。

1面は来年(2026年)から高知市下知地区でも始まる「下知地区事前復興まちづくり計画」のワークショップが始まります。2015年においては、三里・種崎地区と潮江地区での事前復興計画ワークショップが計画されていました。
下知地区では2015年から17年にかけて内閣府の地区防災計画に沿い、「下知地区地区防災計画」を策定済みです。その中に「下知地区事前復興計画」の提唱もしていました。
https://note.com/chikubousai/n/nc4fe86bd215d
(高知市下知地区地区防災計画2017年)
https://www.city.kochi.kochi.jp/uploaded/attachment/129326.pdf
(下知地区地区防災計画・2022年版)
近い将来発足される予定の「下知地区事前復興まちづくり委員会」の構成組織とすれば、下知地区減災連絡会、下知地区地域内連携協議会、下知地区町内会連合会、昭和小学校、昭和小学校PTA,常盤保育園、下知内事業所(企業)、日赤下知分区、昭和校区青少協(青少年育成協議会)下知地区民生児童協議会、下知人権協議会などとなっています。
委員だけではなく広く住民各位の意見を集約する必要があります。また「事前復興・防災講演会が、11月と12月に2回開催されます。
〇11月15日(土曜)18時~ 下知コミュニュティセンター4階多目的室
「避難生活と復興につながるコミニュティ」
講師 石川県珠洲市正院公民館長。正院町未来会議理事・小町康夫さん
〇12月20日(土曜)14時~16時 下知コミュニュティセンター4階多目的室
「下知地区防災計画はなぜ事前復興計画を柱にしたのか」
講師 跡見学園女子大学教授・(一社)福祉防災コミュニュティ協会代表理事

2面は「仁淀川町防災キャンプ」特集記事です。
2025年8月23日(土曜)24日(日曜)に仁淀川町の高知県初の広域避難所である泉川多目的集会所で防災キャンプ(防災炊き出し訓練・防災宿泊訓練。地元泉川・長者地区の住民の皆様との意見交換と交流も行われました。
なにせ参加者皆、関係者も含めて初体験でした。地元に何かと負担をかけるので、調理する食材はすべて仁淀川町で調達しました。送迎バスも仁淀川町の観光バス会社にしました。

着想は2011年の東日本大震災の直後の4月。実現したのは14年後でした。前例のない事業故に時間がかかりましたが、仁淀川町の皆さまに励まされ、支援いただき、防災キャンぷができました。
要領がわかったので、来年もやりたいものです。感想は参加者の皆様も、長者、泉川の皆様も大好評でした。
3面は2つの防災訓練の記事です。

1つは10月26日に行われました下知コミュニュティ・センターを会場とした「総合防災訓練」(二葉町・中宝永町・若松町共済事業)です。
「訓練など多様な学びを「わがことに!!」ということで、訓練の運用側に回れば、より当事者意識ができます。感染症対策、登録者受付、移動対策、非常用トイレの設置、120人分の防災食づくりや、皆で防災食を食べることも「防災訓練」なのです。昭和南海地震の実体験者の岸田康彦さんのお話から、作り上げた「下知防災紙芝居」を澤本恵子さんに朗読いただきました。
総合防災訓練は、二葉町他近隣町内会に取り、1年に一度の啓発行事であり、家具の転倒防止帯や家屋の耐震補強など、ご近所との話し合いと協力が進みます。
ただ気になりましたのは、ことしの地域の参加者が68人であり、コロナ禍の2021年に比べ20人減少しています。来られなかった顔なじみの町内の高齢者の皆さんに事情をききました。
「体の調子も悪く、参加すれば皆に迷惑をかけるので参加しなかった。」「雨が朝降った後なので参加しなかった。」「と聞きました。参加は「迷惑」ではありません。「お互い様」なんです。来年の訓練では参加者を100人超えを目指します。(10時半頃から地域防災の研究発表する昭和小5年生25人と教員やご父兄にお人達が55人着たので、総勢123人になりました。
一方弥右衛門部会は10月4日に弥右衛門ふれあいセンター調理室にて、高知県立大学健康栄養学科准教授の島田郁子先生のによる「災害時の食事」について、調理実習で学びました。
15人限定の調理実習でしたが、高密度ポリエチレン袋を使った湯煎調理(ゆせんちょうり)で、「切り干し大根とツナのサラダ」「鯖缶を使った丼」「ういろう」などバリエーションの調理をされたようです。女性部会5人を含む弥右衛門部会10人でみっちり調理をされました。
缶詰、乾物、調味料、シリアルなどがあれば、災害時にも美味しい食べ物が食べられます。

4面は1つの事業報告と6つの事業予定の告知をしました。
事業報告は10月21日に、昭和小学校5年生80人を対象に、下校時にある地域の津波避難ビル巡りのでした。当日は6つのコースがあり。私は日の出町の四国開発本社ビル6階スペースと、南宝永町のベストプライスホテル4階部の確認と、下知コミュニュティ・センターにて地域の特性や危険個所、避難方法などを私は説明しました。
2025年11月23日(日)は9字から14時まで、弥右衛門公園にて「防災フェア2025」が開催されます。
2026年になりますが、1月17日は、5時30分過ぎから青柳公園にて「阪神大震災31年目の追悼のつどい」をします。12時から16時までは昭和小運動場と体育館にて「昭和小わくわく交流フェスティバル」が開催されます。
2月7日は「昭和小防災オープンディ」を開催します。
運動場での防災イベントがあります。二葉町自主防災会は「起震車体験」の補助員で参加します。南舎屋上への避難訓練、14時からは5年生の防災学習の発表会があります。
2025下知地区防災カレンダーも下段に掲載されています。








































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