台湾気象庁の関係者が来訪

2025年10月2日ですが、「下知コミュニュティ・センターの防災施設や防災倉庫などを見学したい。時間は1時間以内で」という要望が坂本茂雄さんからありました。坂本茂雄さんは下知コミュニュティ・センター運営委員会会長であり、私は防災部長です。
坂本茂雄さんは地域代表の県議でもあり、今日は午前中は「一問一答」の質問を県議会でなさるとか。説明役が私にまわってきました。サポート役に大﨑修二さん(日出弥生町防災会会長・防災士)が来ていただき、2人でせつめいしました。
来訪されたのは台湾交通部中央気象署副主任であり香川大学に留学中のNAI-CHI Hsiaoさんと香川大学の近藤加惟さん(香川県庁職員で研修中)と川崎弘佳さん(高知大学教育学部・講師・下知出身)の3人が訪問されました。

案内コースは、総合防災訓練時に参加者がたどるルートで、視察いただきました。1階非常階段、屋上ドア、5階防災倉庫、4階貯水タンクドア、4回防災倉庫、4階多目的室、3階用具室でした。

こちらからは今後の課題と目標について話しました。
(現在の課題・今後の課題)
①全体的に防災倉庫が狭い。被災者用折り畳み式ベット、エアーベットなどを収納するスペースを作り出さないといけない。
②南海トラフ地震後は水没する地域であり、下知コミュニュティ・センターは孤立する。救援隊は最悪2週間は来ない想定での備蓄品や、支援団体との事前協議が必要。
③冷蔵庫を置きたい。野菜ジュースなどを常時冷蔵し、有事に備えたい。
④在宅避難者(自宅が3階建て家屋住民)との安否の確認、情報の収集、支援食糧や飲料水などの配布方法の検討。
⑤町内会・防災会に入っていない賃貸マンション住民との連携をどうするか?
⑥地域内に点在し居住されている外国人定住者との連絡、連携。
など「理想論」も含め説明しました。「あるべき姿」を論じても、簡単には実現できないこともありますから。


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