「黒潮町不屈の取り組み」の投稿に感謝
2025年1月29日の高知新聞「声・ひろば」に、「黒潮町合同研修会」に参加いただいた北沢聖司さんの「黒潮町の不屈の取り組み」と題する投稿文が掲載されていました。
先進的な黒潮町の防災対策は全国的にも有名です。何より役場と住民各位との相互信頼関係の強さは、他の自治体では到底考えられない強い絆です。私も当日役場の情報防災課長さんの講話や、日本1の津波避難タワーを見学した際の説明いただいた、地元防災会の皆様の「自然体」の姿に感銘を受けた1人でした。
「黒潮町の津波に対する不屈の取り組みに学び、今暮している身近な地域で行政や住民がひとつになった共同体としての相互理解を模索する取り組みから、自分たちの身近な防災をいま一度見直していきたいと感じた。」と北沢さんは記述されていました。
それが可能である理由は、私なりに情報防災課長の中で思いましたのは、
①ぶれない首長のリーダーシック
②役場全職員を通常業務に加え、「全職員防災地域担当制:を導入し、住民の中に役場職員が入っていき、意見交換を行い相互信頼関係をこしらえたこと。
③成果物として「防災ワークショップ」「戸別津波避難カルテの作成」「地区防災計画の策定」「地域ごとの避難訓練の実施」でしょう。
通常は防災部局の職員は役場の都合で3年程度で移動し、住民との信頼関係など構築することなくいなくなりますから。国も。県も、大多数の市町村もそうです。「黒潮町方式」でなければ、南海トラフ地震で生き延びることは出来ません。
北沢さんも決意表明をなさっていますが、私の場合は「生活を再建する」ことを目的とした「2拠点生活の見える化」を実現すべく動きます。
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