石破さんの総裁選デビューは高知から
2024年9月27日に行われた自民党総裁選挙で第28代総裁になられた石破茂さんは5度もの挑戦で悲願を達成されました。
2008年にも自民党総裁選挙がありました。高知場内追手門内の板垣退助像前の広場で、当時の自民党総裁選挙が開催されました。当時は5人が総裁の立候補していました。
https://ruiikumi.hatenadiary.org/entry/20080913 (2008年自民党総裁選挙IN高知)
候補者は、石原伸晃氏、小池百合子氏、麻生太郎氏、石破茂氏、与謝野馨氏
でした。石破茂氏はこの時の総裁選挙は最初の挑戦でした。
石原伸晃氏は2021年の衆議院選挙で立憲民主党の吉田晴美氏に小選挙区で敗れ比例復活もならないので政界を引退されました。小池百合子氏はその後東京都都知事になりました。与謝野馨氏はその後民主党政権の財務大臣になりました。随分前にご逝去されました。
麻生太郎氏が本命で、次期総理になりました。しかし間もなく麻生内閣は短期間で終了しました。
この時に石破茂氏は麻生太郎氏に退陣を迫ったとか。その私怨なのか麻生太郎氏は今回の総裁選挙は執拗に、対抗馬の高市早苗氏を支援していました。恩讐は16年も続いているとのことです。爺さんの恨みつらみはしつこい限りです。
石破茂さんの当時の高知での演説を聞かれた人のコメントです。
「感想的に言うなら、石破が抜きん出ていた。
最悪は麻生で、吉田茂の孫である利点を活かせていなかった。小池も石原も凡庸で心を打つものが皆無だった。」
「石破はお父さん(元米子市長)が旧制高知高の出身であることをリードにして「温かさを求めて南下指向の裏日本の人間」の心情を上手く御当地展開していた。演説で心を打つことも政治家の要件ぜよ。
野田さんとは「国のあり方」巡り、骨太の議論が期待できそうじゃ。」
とはいえ自民党内で「手勢を持たない」石破茂さん。従来型の派閥主導の総裁選挙では石破茂さんは「壁を破る」ことは出来ませんでした。今回派閥の当選が緩んだから当選したこともありますし、派閥の応援も石破さんにありました。石破さんは 当時34歳でした。
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