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2023年二葉町総合防災訓練

2023年11月16日 (木)

高知県高校生津波サミット2023

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世界津波の日(11月5日)の制定と提唱者は和歌山県選出の自民党前幹事長の二階俊博氏。当時国連総会でも提唱し賛同が得られ、高知県黒潮町で「世界津波の日:高校生サミットIN黒潮が開催されました。

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/resilience/dai30/siryo5.pdf

 二階さんもなにかと悪く言われていますが、「世界津波の日」提唱は素晴らしいことであると私は評価します。当時の報道では「東日本大震災で起こった悲劇を繰り返さないことと、和歌山県広川町に伝わる濱口梧陵の「稲むらの火」の教訓を世界に伝え一人でも多くの命を救うために世界津波の日を提案したことをあらためて説明した上で、国際社会全体での取り組みが必要だと強調。今後、日本が世界の先頭に立って防災意識を高めていく取り組みを進めるとし、11月5日に近い日に高知県で高校生津波サミットの開催、防災や環境問題等をテーマとした年間1000人規模の青少年交流をスタートさせるオリジナルの計画を披露した
 。」とありま。

 その翌年から高知県は県教育委員会に学校安全対策課を設置し、「高知県高校生津波サミット」として、開催し続けています。私も今年ご縁があり、2023年6月18日に「高知県高校生津波サミット学習会」が外債され、その時講師として、地元下知地区の二葉町自主防災会の活動などを高校生にい話ししました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-8dcb90.html
(高知県高校生津波サミット学習会)


http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-839454.html
(高校生津波サミット学習会・感想文・コメント)

 とても社会的意義のある高知県高校生津波サミットであることがよく理解出来ました。また「学習会」の講師として地域防災について若い高校生にお話しし、意見交換で来たこともとても有益でした。
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 され学習会でお世話になったご縁もあり2023年11月11日(土曜日】は「令和5年度高知県高校生津波サミット」に傍聴に行きました。午前10時から午後16時半までびっしりの日程でした。長時間の聴講でしたが、全く退屈することなく、若い世代の取り組みを聞いていて、頼もしさを感じていました。

 教育長の挨拶と、全高知県知事で衆議院議員の尾﨑正直さんがスピーチされました。

「私が知事時代の2016年に黒潮町で世界津波の日・高校生サミット」が開催されました。「私が知事時代の2016年に黒潮町で世界津波の日・高校生サミット」が開催されました。」と言われました。以後継続開催されています。大変いいことであると思います
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 午前の部は、東北大学大学院文学研究科・社会学専攻分野・博士前期課程 雁部那由多(雁部・那由他)さんの講演「東日本第震災から未来を語ろう 地震と津波が”奪ったもの”残したもの」というテーマでした。
 雁部さんは、東松島市の大曲小学校5年生時に東日本第震災を経験されています。中学時代から「語り部」をされ、高校生時代の2016年には黒潮町で開催されました『世界津波の日高校生サミット」にも参加されています。
 講演では、「東鵜日本大震災を振り返って」(過去)、「12年後の被災地と私達」(現在)、「未災地(みさいち)を生きるということ(未来)という切り口で話をされました。
 印象に残った言葉などを記述します。
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「大曲小で津波に遭遇。玄関口にういました。津波が押し寄せてきて、日おtも流されてきました。手を出してくる大人がいましたが、どうすることも出来ません。やがて黒い津波に飲まれ消えました。」
「避難所で被害に遭った人のもクラスにいました。盗難や暴行もありました。暴行を受けた女性ともいました。同じ町の知人であり、言うことも出来なかったようです。」
「被害を受けた人はクラスでも少数派だった。より大きな被害を受けた人がいるので、自分たちに被害は小さいと思い込んでいました。言えない状況でした。」
「自分が被災者でなくなったと見えるときは、どんな時だ思いますか」と会場の高校生たちに雁部さんは問いかけました。とても難しい質問であると思いました。
 そして未来についてこう言われました。
「震災体験は、もぅていりうだけならただの嫌な思い出。伝えることで人の命を救う、価値あるいょう法になります。」
「語りを語りのまま終わらせない。語り継ぎの先には「行動」がある。行動の先には未来がある。」
 とても印象に残る講演でした。休日に海へ行かずに聴講にきたかいはありました。雁部さんありがとうございました・。
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 昼食を挟んで午後からは、各高校から12分間の活動成果の報告がありました。
岡豊高校・高知国際高校・須崎総合高校・大方高校・中村高校・高知高校・明徳義塾の7校の発表がありました。
 各校の防災委員会が被災地を訪問したり、報告会をしたり、文化祭で防災展をしたり、講演会をひらいたりしています。
 今回聴講していて思いましたのは、高校が地域の避難所になっている高校が多く、地域と一緒に「避難所開設・運営訓練」をしていました、頼もしく思いました。下知地区には高校がないので羨ましく思いました。
 防災グッズを開発して地域のイベントなどで販売にトライする高校もありました。 
 また「防災士」の資格を取得することを目標にしている高校や、留学生がいる高校では「地震」「津波」とは何かから、きちんと話し合いをして、多言語で校内放送したり、チラシも外国語でさくせいされたりしていました。
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 高校周辺の防災マップもこしらえ、地域住民と交流している高校もありました。
 6月18日に「学習会」の講師をしたときに、ワークショップで「ロープワーク」をしましたが、何校ががロープワークをしてくれました。聞いていて嬉しかぅたです。
 高校生たちの熱を感じ「爺世代」は嬉しかったです。それを後輩たちに伝達し、より校区の地域と繋がり、れmン系していくように今後もますますそうなっていただきたいと思いました。

2023年11月 8日 (水)

二葉町自主防災会倉庫が新設されました


高知市みどり課の顛末書_NEW
 2023年10月11日ですが、高知市みどり課が発注している高知市青柳公園の草刈りや老木の選定や倒木作業の中で、倒木作業中に二葉y等自主防災会の防災倉庫の上に倒れ、ぺっしゃんこになりました。(事故直後の写真参考)

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-ed3d2d.html
(倒木で防災倉庫が壊れました。)ブログ記事

 二葉町自主防災会の倉庫が大きく破損し公園のフェンスの1部が破損しました。幸い被害はこれだけで済みました。通行人や講演利用者、作業員の皆さん方のけがはありませんでした。
倒木1
①初動対応が全くなっていない高知市みどり課

 事故直後のみどり課の初動対応は最低でした。連絡を受け、施工業者さんと二葉町自主防災会の会長、副会長が現場検証しているのに、公共工事の発注者の高知市みどり課の職員が現れませんでした。早く来るように電話しましたが出て来ません。
倒木2
 人身事故にはなりませんでしたが、「重大事故」であることは間違いない。私は物置の破損よりもみどり課の緩慢な事故処理対応に腹が立ちました。何を置いても現場担当者が事故現場へ来て、状況を確認し、業者と二葉町自主防災会からぞ以上徴収し、管理職などに事故対応を仰ぐべきですように。高知市の工事部門の対応は基本をおろそかにしていますね。
倒木3
 後から遅れて現場へ行ったらしい。私も仕事中でしたが30分は現場にいましたが、みどり課は現れないので事務所に戻りました。このような不作為が公共事業でまかりと売るのだろうか?だんだんと腹が立ちました。1時間後にみどり課の職員から電話がありました。直接面談する意思はなさそうでした。
問うん穆4
 そこで地域大浮揚の市議の高木妙さんに事情を説明し、現場確認をしていただいてみどり課へいxtyていただきました。そしたらようやく高知市みどり課の課長から電話があり、うちへ面談に来るとか言いました。」対応が遅い。市議がしてきしてから来るのはおかしい。

 それで二葉町自主防災会の物置は同じ型式のものを購入し弁済します。ということになり、ついては10月27日に、協議をしたいので、二葉町自主ン防災会関係者と面談したいと言います。話を聞きますとみどり課と公園施設協会と、施工業者8複数)の出席と言いますので、うちの会社事務所は手狭なので、急遽下知コミュ二ティセンターの会議室を借り協議をしました。

 私としては2日後の10月29日は同じ下知コミュニュティセンター全館を使用した二葉町総合防災訓練を行う準備作業、点検作業の真っ最中でした。それで協議をして、円満に話し合いをしました。物置小屋は市役所側が弁済し新規なものを引き渡していただきました。

 ですが私の事務所に来られた時に、私は「事故顛末と再発防止策」を文書化して二葉町自主防災会宛てに出していただきたいと要望し、みどり課の課長と課長補佐は同意したはずなのに、27日の協議の場では「顛末書は公文書なので口頭でこの場で報告します」とみどり課職員が言うので、その場で間違いを正しました。すみやかに顛末書を二葉町自主ン防災会宛てに出していただきたいことを再度要求しまみどり課新倉庫写真1みどり課新倉庫写真2した。

 そして5日後にようやく「顛末書」が届きました。きわめて簡略化された文章ですが「事故の顛末」「「事故原因と今後の対応」「市の初動対応」について説明文がでました。ということで公開します。行政職員は「文書化」することを嫌がりますが、「証拠」を残さないといけないことが、今回のやり取りの中でも必要であることを学びました。

2023年10月31日 (火)

NHK高知放送局が取材に来られ、ローカルニュースで放映いただきました。

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2029年10月29日(日)ですが、下知コミュニュティ・センターで二葉町総合防災訓練が開催されました。

 

 NHKk高知放送局が取材に来られ、住民各位が階段を登る姿や、受付登録をしている姿、屋上で炊き出し訓練をしている姿を撮影されていました。取材も受けました。
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「住民各位が自分事として各自のン防災、家族の防災、企業の防災、地域の防災を本気で取り組まないと下知地区(特に二葉町)は生きるのが難しい。ぶっつけ本番で成人できることは無図開始地域ですので」と話しましたら、テロップも出て赤ヘル被って出ております。

 

 10時前にお帰りになりました。実は本番はこれからで、シェイクアウト訓練、防災講話として、ピースウィンズジャパンさん、ホームセンターフタガミさん、すす、絵家族会入交智子会長、昭和小5年生防災学習の発表。段ボールベットの組み立て訓練、下知消防分団ドローン飛行訓練、ン防災紙芝居、食事会、お茶会などでした。
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http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-1578c1.html

 

 「絵になる」行事の連続でしたのに残念でした。
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2023年10月26日 (木)

岡村眞先生防災講演会レポート

会場1
2023年10月20日(金)ですが、高知市下知コミュニティセンターで、岡村眞先生(高知大学名誉教授 理学博士)の防災講演会が開催されました。
下知コミュニティセンターでの防災講演会は、開所直後の10年前でした。
今回の講演会の表題は、「あれから77年目準備はできていますか」です。
岡村眞先生は、全国各地の被災地を訪問され、教訓を私達に伝えてくれました。
南海地震
「地震の揺れは自然現象、その揺れを災害にするのは人」

「高知市は震源の真上。揺れはきつい。自宅から安全に避難できないと、浸水から逃げられない。」

広報が不十分でしたが、講演会当日は、60人位が参加いただきました。


 講演の中で、岡村眞先生が強調されたのは以下のようなことでした。(坂本茂雄さんがまとめられたFB記事を引用します。)
岡村先生・南海地震下知版_NEW
▼地震の揺れから、命を守れないと津波から逃げられない。揺れ対策への備えがされていてこそ、津波から命を守ることもできる。

▼震度7になるかどうかは地盤で決まる。下知地区の地盤は30mの厚さの豆腐状態だから、震度7への備えをしておくべき。
岡村先生・下知地盤図2_NEW
▼地震の「揺れ」は、自然現象、その揺れを災害にするのは人である。人が死ぬのは木造2階建ての1階で発生し、ケガは寝室の重いタンスなどの家具や飛んでくる電気製品などである。それの固定対策などをしているかどうかであって、揺れから命を守るための先行投資をする。
岡村先生・南海地震震度分布・津波の高さ
▼1分以上の長い揺れを感じたら南海トラフの海溝型地震。必ず津波が発生するので、揺れがやんだらすぐ逃げる。(東海・東南海地震が先行発生した場合、高知では震度3の弱い揺れが続く、その場合約1時間以降、津波が海岸を襲う。)ことから、弱い揺れだと安心するのではなく、この場合も揺れがやんだら逃げる。

▼水と食料では命は守れない、過去それらを備えてなくて死んだ人はいない。これらは揺れと津波から命を守ってから、命をつなぐために必要となるものですから。

▼津波は瓦礫の流れ、1mの津波に出会ったら98.5%の人は亡くなった。

▼津波火災を「想定外」にしないこと。津波が来た街にはもう当分戻れない。

▼近いうちに必ず発生する巨大地震の歴史から学ぶことが大切で、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言われる。

▼大切な事は、今大地震が発生しても良いような準備をしておくことである。
 先生が、指摘されたことをしっかりと受け取め、「分かった」ですますことなく、「備えちゅう」と言えるように、南海トラフ地震が明日起きても命を守れるよう備えて置きたいものです。
、まとめ
 坂本茂雄さん素晴らしい「まとめ」ありがとうございました。講演会の写真もさせていただきます。

 その他岡村眞先生が日頃から言われていることを少し思い出しました。

「防災というのは想像力です。最悪の想定をされて、sぽうならないようにする事前対策をしておいてください。事前対策がすべてです。」

「津波避難ビルや津波避難タワーへ上る訓練をしました。それで「良かったね」でかいさんするのではなく、実際の災害では避難ビルや避難タワーは避難した場合は、自宅は流され、崩壊しています・。早速どうした生活を売るのかが被災直後から問われます。

「良かったね」でなくて、自宅がなくなった後の生活はどうするのか?想像力を働かしてください!とも言われました。
岡村先生・下知標高図1_NEW
 高知県は東日本大震災から12年後になっても、震災後の仮設住宅用地7・7万戸のうち未だに4割の3・08万戸が確保していない。ここり6割の4・62万戸は確保できていません。1世帯3人で(子育て世代として)概算すれば、9.24万人が、被災後高知県内で避難生活すら遅れない惨状です。島根県や鳥取県が受け入れ先のようですが、9万人の子育て世代が県外へ流出すれば、高知県は今後たちゆかなくなりますね
岡村先生講話内容。2023・10・20_NEW
◎南海地震関係の資料、下知地区の標高図、地盤図、講演内容、「長期防災対策の整備(長期防災戦略)」などの資料は岡村眞先生に提供にいただきました。、
岡村先生講話内容・長期戦略内容_NEW

2023年10月20日 (金)

BCP策定講座

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 2023年10月18日ですが、「BCP策定講座」が、9時半から16時半の予定で高知市の高知城ホールで開催されました。

393497481_1776784762769533_6677744849859042520_n - コピー 高知県庁商工労働部商工振興課の事業です。講師は県から委託を受けた東京海上ディーアールの人達でした。高知市近辺の企業が17社来ていました。

「BCPとは」から始まり、具体例が多くわかりやすかったです。
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 うちの会社は自営業的な、零細企業。まずは全社員の生存が大前提。安否確認が出来たら、得意先との連絡と情報共有が出来たらOKです。ただし「ネット環境」を確保できれば、災害後の会社の存続は可能です。
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 災害後3日以内に自社ホームページで現状報告できれば、業務は継続出来ます。それを確信しました。前日に地域防災の会合がありました。シビアな議論の応酬でした。(いい意味で)
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 なんだか企業BCPが「ホンワカ」に感じました。錯覚かもしれませんが。

2023年10月19日 (木)

第3回意見交換会

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2023年10月17日ですが、下知コミュニュティ・センターにて29日に開催されます「二葉町総合防災訓練』の第3回意見交換会が開催されました。二葉町の住民と近隣防災会の有志が28人集まりました。
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前回(9月27日)の第2回意見交換会で修正した事項を確認しました。食料調達班’(防災炊き出し訓練)の準備作業の確認と登録班の確認もされました。
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 結構発言者が多く、議論は活発でした。問題は29日のイ訓練本番です。住民主体の訓練でどこまでやれるのかですね。今回は昭和小学校5年生が「防災学習」の一環で人数は不明ですが参加するそうです。今までの爺・婆防災(運営側も参加者も高齢者主体)が少し変化があるかもしれません。
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衛生班や情報伝達さんの修正検討もされました。訓練前日(28日)は午後16時センター集合で準備作業を行うことを確認しました。本番が近づいてきました。いいyてんきであるように祈願します。
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2023年10月13日 (金)

倒木で防災倉庫が壊れました。

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 2023年10月11日ですが、高知市青柳公園で老木の伐採作業中に、誤って老木が二葉町自主防災会の物置に落下しました。物置は壊れてしまいました。
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 その件に関して、連絡はありましたが、事故現場に来ない工事発注者である高知市役所都市建設部みどり課に報告書をFAXしました。以下その文章です。

高知市都市建設部
みどり課御中

 2023年10月11日の午前9時過ぎですが、「青柳公園の防災倉庫が破損した。」と、高知市地域防災推進課から電話がありました。
「青柳公園西南角にある二葉町自主防災会の物置に、伐採中の大きな老木が倒れ破損したようです。」どの事でした

 現場確認しますと、ぺちゃんこになった物置がありました。世話役の荒木さんと、下知コミュニティセンターの管理人をされている広松さんが既に現場におられました。
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事故現場を現場検証しました。物置は上から重量物(老木)が落下した衝撃で左側面が破壊されていました。

驚いたのは、物置中にある金属製のラック(収納棚)が衝撃で歪んていました。
収納物を荒木さんと確認しましたか、被害はありませんでした。

工事担当した業者さんには、「現状回復をお願いいたします。(同じタイプの物置を新規に設置ください。)」と申し上げました。
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物置には避難所指定されている下知コミュニティセンターの防災倉庫に入りきれない防災備品や、二葉町町内会の備品(ブルーシートや消火用バケツ)などを収納しています。

1時間位現場にいましたが、工事発注者である高知市役所みどり課の職員は事故現場に現れませんでした。工事業者任せにしているのでしょうか?事故現場の初動確認しなくていいのでしょうか?

それが高知市の公共工事では当たり前なんでしょうか?

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◎それと貴課に直接連絡するメールアドレスが表記されていません。FAX連絡させていただきました。また電話連絡がありましたが、現場にみどり課の職員は現地確認に来ませんでした。一事が万時そうなんでしょうか?

 これが人身事故でもそうなんでしょうか?最近全国各地で老木が倒れ怪我する人たちが多数出ています。原因探求と再発防止策の提示は工事発注者のみどり課が作成しなければならないでしょう。現場確認せずにそれが出来るのでしょうか?
 事故原因と再発防止策をきちんと文章で回答願いたい。

  2023年10月11日

   二葉町自主防災会会長  西村健一

2023年10月12日 (木)

岡村眞先生(高知大学名誉教授・理学博士)防災講演会

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10月20日(金)午後18時より20時頃・下知コミュニュティ・センターにて開催します。駐車場はありません。

「前回から77年目、明日発生してもよい準備はできていますか」(1946年12月21日の昭和南海地震で高知市下知地区は家屋は倒壊し、全域が水没しました。長期浸水は3か月続きました。

自分で家族で、会社で地域で事前防災対策をしませんと、南海トラフ地震後に下知地区では生きのびる事はとても難しい。災害復旧で何とかなる地域ではありませんから。

2023年9月26日 (火)

南国市の調整区域緩和策に注目

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 高知新聞2023年9月19日の記事には驚きました。
 見出しで大体の記事内容がわかります。

「調整区域緩和 開発進む」

「南国市 住宅など200件超」


「南国市独自緩和で人口維持」

「5年で100人増」

「調整区域 追加策も準備」


「災害心配なし」
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 都市計画法で規定され、「市街化区域」と「市街化調整区域」があります。

【市街化区域】

市街化区域は、街を活性化するための地域です。
人々が住みやすくなるように、インフラの整備などが積極的に行われます。

【市街化調整区域】

市街化調整区域とは、市街化を抑制する地域です。
人が住むための住宅や商業施設などを建築することは原則認められていないエリアです。

 高知県は県土の84%が森林です。残りの16%が平野となりますが、多くは農地であり、乱開発を防ぐためや、都市のスプロール化(’分散化リスク・社会コスト増)を防止する意味もあり、高知市や南国市の平地の多くは「市街化調整区域」になっています。

 南海地震対策で大問題なのは、高知市の市街地の2800ヘクタールは軟弱地盤の低地(海抜0Mから2以下)の市街地であることです。

 この大問題に対する「解決策」は、

①浸水被害のない市街化調整区域の一部を市街化調整区域に用途変更すること。

②高台地区への宅地整備。

③高台地区での整備する際の土砂を活用し、低地の市街地である下知地域を嵩上げする。

④災害後に建築される「災害公営住宅」をあらかじめ低地の市街地の複数建設する。災害弱者を優先入居させ、津波避難ビの収容数を拡大させ、溺死者と災害関連死者を減少させることができる。

 誰が考えても「解決策」は決まっている。要は実行できるかできないかです。
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 但し高知市財政は1300億円の市財政予算に対し、自主財源は120億円程度の「1割自治」。県や国からの財政支援と市債の借金で賄うしかないのが現実。

 「国とのパイプがある」ことを強調する政党もありますが、いくらパイプがあッても「防災予算」の大半は「災害後」の投入されます。それも国主導でやりますので、東日本大震災でも住民の要望とのミスマッチ(無駄な公共投資)が行われました。

 巨大な津波対策堤防が完成はしましたが、背後地には誰も住んでいません。「早く同意書にハンコを押してくれ」とか、少数意見を排除し、合意形成を図らず、強引に高台整備事業を強行したものの、完成後住んでいるのは、同意した住民の10分の1という事例がとても多い。

 国を説得して「事前復興まちづくり計画」の予算を獲得し、いち早く実現することが、県知事、市長、県議会、市議会の責務であり。県選出国会議員の役割りでしょう。

 しかし地域にへばりついて減災活動を私は15年間やり続けていますが、「事前復興まちづくり計画」に予算が付いた話は聞いたことがありません。

 いち早く住民合意を得て、地権者の理解を得ている徳島県美波町の事前高台移転計画に予算がついていません。国はやるべきこと「国民の命と財産を守ること」をしていただきたい。と切に思います。

2023年9月17日 (日)

紙媒体・二葉町防災新聞9月2号

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 このほど二葉町防災新聞2023年9月(その2)を作成しました。デジタル化時代と世の中言われていますが、高齢者の多い街。高知市二葉町では、スマホやパソコンを所有していない町民も高齢者を中心にたくさんおられます。

 でも皆日本語の新聞などは読んで、評論できます。要は媒体だけの問題であり、「教育」の問題です。きちんとわかるまでスマホやパソコンを教え込むやる気は国には全くありません。

 9月は講習会を2つやりました。地域の商人向けのセミナー「事業継続力強化計画支援セミナー」と全町民を対象とした「ロープワーク講座」です。懸命に呼びかけたのにかかわらず、当日の参加は2つの講座とも8人(私と講師を入れたら10人)でした。やはり伝達する力が弱いのでしょう。

 第2回二葉町総合防災訓練(9月27日開催予定)の記事です。別紙文章で内容は記述しています。
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 二葉町防災新聞紙媒体版は、町内会回覧板用です。予算がつけば全戸配布したいものです。

 文章化することで、内容が客観視できます。仕事でも防錆に関する問い合わせに対しては、相手にわかりやすい文章で回答することに心掛けしています。

 最近自分でもわかりませんが、これほどまでに狭い地域の下知地域の減災活動に入れ込む理由はわかりません。この地域で地震や津波で「死にたくない」気持ちが強いのでしょう。でも肝心の地域住民各位の関心がなかなか高まりません。それが悔しい。

 最長30年の人生のうちで南海トラフ巨大地震は必ず起きますから。それに備え生き延びたい一心なのでしょう。10月29日の二葉町総合防災訓練が終わるまでは、自分1人で気持ちが高ぶっていることでしょう。(結果はどうなるのかわかりません。)

 参加者が9月の事業の様に少なければ、それは私の「伝える力」が弱いことです。また関心の低さは「地域住民の回答」であり、何の準備もしないで南海地震で「死んでも構わない」という住民の回答がそうであれば、あきらめるしかありません。

「大災害でも1人の死傷者も出ず、皆が助かる笑顔の二葉町」が目標です。本当の被災者になれば注目は、されるでしょうが、地域で多くに人達が亡くなることでしょう。事後防災活動が無意味であるとは申しません。下知地区は「事前防災活動がすべて」だと私は思います。事前防災活動は所詮はまだまだ注目度が低いということですね。割り切ることにしています。

 しかし文章を書き、漢字化するときの誤変換が多い。文章作成はメモ帳で書いていますが、文書化して誤変換に気つかないことが多う。最近話題のAIでも導入した方がいいのかとは思いますね。どうも国語学者や日本人が関与していないと思いますね。ウィンドウズのパソコンのソフト全体は。

 とはいえ文章作成者の責任ですね。誤変換は。「防災」と打ったはずなのに「亡妻」と表記される場合もあります。「高知」」は「高地」と表記され、「下知」は「下地」と表記されます。学識者の論文でも「下地」と誤変換されている事例が多いですから、さもありなんですね。

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