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2023年2月24日 (金)

高齢化社会・ある運送会社の見守りサービス


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 通販事業で取引していますヤマト運輸(クロネコヤマト)より、メールマガジンでお知らせが来ていました。宅配のついでに高齢者の見守りサービスをするそうです。

◎高齢のご家族を持つ従業員さまが安心して働ける秘訣。『クロネコ見守りサービス ハローライト訪問プラン』のご紹介


いつもヤマトビジネスメンバーズをご利用いただきありがとうございます。
本日は電球のON/OFFだけで離れて暮らすご家族を見守る『クロネコ見守りサービス ハローライト訪問プラン』をご紹介します。
クロネコ見守りサービスはこちら

\見守りサービスの必要性/

1人暮らしの高齢者の割合は年々増加しており、令和2年には65歳以上の高齢者の1人暮らしは全人口の男性 15.0%、女性 22.1%というデータがあります(※1)。
また、6万人の高齢者が日常生活の転倒事故で緊急搬送されており(※2)、遠く離れて暮らすご家族の見守りサービスへのニーズは益々高まっています。
(※1)引用元:令和4年版高齢社会白書P10
(※2)引用元STOP!高齢者「ころぶ」事故 東京消防庁


\クロネコ見守りサービスの仕組み/
ハローライト電球(※)がスイッチのON/OFFをチェック。24時間(前日朝9時00分~当日8時59分)動きが無い場合に異常を検知し、事前設定した通知先にメールでお知らせします。また、通知先の方からのご依頼があればヤマト運輸のスタッフが代理訪問いたします。
(※)本サービス専用のSIM付き電球

\クロネコ見守りサービスが選ばれる理由/
1.電球を交換するだけで導入完了
2.異常時の代理訪問にも対応!
3.月額1,078円!初期費用・追加費用なし!

\3ヶ月無料キャンペーン実施中 2023/3/31まで/
クロネコ見守りサービスはこちら

いつも使っている電球をハローライト電球に変えるだけで、面倒な設定も一切必要ありません。この月額費用で代理訪問までついているサービスはなかなか見当たりません。
個人の利用だけでなく、賃貸住宅の付加サービスや、従業員の福利厚生としてもご利用頂け、簡単・安価だけではない安心感がちょうどいいと選ばれています。

今後もヤマト運輸をご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

■本サービスに関するお問い合わせ先
ヤマト運輸株式会社
ネコサポサービスセンター
TEL:0120-545-425
お問い合わせフォーム:

https://nekosapo-order2.kuronekoyamato.co.jp/contact/

営業時間:9:00~18:00(年中無休)

今後もヤマト運輸をご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
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◎高度成長期以来、地方の若者たちは大学進学や就職で大都市部へ出て行きます。やがて年を取り、都市部で家庭を持ち、家を建て、出身地の地方へ戻ることはなくなります。

 地方には年老いた親たちが高齢者世帯で暮らしています。やがて配偶者のどちらかが先に亡くなりますと、1人暮らしの高齢者になります。


 最近悪徳強盗集団が、高齢者宅を宅配便業者を装い白昼堂々と犯行する事件が多発しました。宅配会社さんたちも「見守り」だけでなく、「防犯対策」も同時におこなっていただきたいですね。

2023年2月 5日 (日)

聞こえない人たちのための防災ブック

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聞こえない人のための災害時支援講座の要約しました。


 


 2023年2月2日は、「聞こえない人のための災害時支援講座」が7下知コミュニュティ・センタ-で開催されました。講師は西村周二さん{高知県聴覚障害者情報ゼンター所長)と聴覚者であり防災士の藤田由紀子さんです。手話通訳を高知県聴覚障害者情報センター生活支援・コーディネーターの伊東佳子さんでした。
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 大変意義のある講座でした。参加者が少ないのが残念でしたが、中身が濃い。知らないことも多く、とても勉強になりました。印象に残った内容を記述します。


 


「耳が聞こえないことによる誤解やトラブルを防ぐ必要があります。」


 


「目に見える障害者とは聴覚障碍者は違う。また聴覚障碍者も多様性があり、人それぞれです。」
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「4割の聴覚障碍者が避難所で困難をかかえています。」
「手話だけでなくいろんな方法があります。事前対策は地域コミュニュティが大事です。」


 


「。」


 


「日常の理解があれば、災害時にも困らない。」


 


「いろんな地域の避難訓練に参加して、他の障害者の人達の大変さが初めてわかった。」


 


「障害者が動かないと駄目。当事者が声をあげないといけない。」


 


「昔は聴覚障害者は手話を禁止され、健常者の口元を見て、声をまねることを強要された。今は障害者に合わせたやり方に変わりました。」


 


「見聞こえない人たちのための防災ブック4_NEWえる化は必要です。土佐市の救急車にホワイトボードが設置されています。」


 


「聞こえないだけが障害で、手伝いは出来ます。どんどんつながりをもちたいです。情報を与えられたらできます。」


 


 有意義な話でした。まだまだ知らないことがあることを思い知りました。


 


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 当日いただきました「聞こえない人のための防災ブック 自然災害から命を守る」という高知県聴覚障害者情報センターのパンフレットを画像に取り込みました。


 


 そのなかでとても印象に残った言葉がありました。長いですが引用すます。


 


「聴覚障害は 見た目だけではわかりません。


 


 障害がわかりにくいため、周りから理解されないことがあり、聞こえないことにより視野に入っていないところから声をかけられても気づかず、無視したと思われて誤解が生じることがあります。」


 


 


「聞こえない人は、状態がそれぞれ違います。


 


 聞こえない人の個々の聴力は(全く聞こえない人、大きな声だと聞こえる人、静かな場所だと聞こえる人、音が入っても言葉が聞き取れない人)それぞれです。


 


 失聴時期、受けた教育、年代によって違います。


 


手話がわからない人もいます。筆談や身振り、絵や図を描く。口の形を読み取るなどコミュニュケーションの方法も色々あります。


 


 相手の視野に入り、眼を見てコミュニケーションをとってください。」


 


「聞こえないことへの無理解により、聴覚障害者は心理的負担をしいられることがあります。
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 手話がわからなくてもどう接したらよいかわかること、気付くことが出来る人が周りにいるだけでも安心できます。」


 


 


 災害時や避難所で困ることや、情報伝達の重要性


 


 


 聴覚障害者の人達といかに災害時に情報を共有し、お互いが助け合うことが出来るのかが課題です。


 


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 避難のサイレンや防災放送が聞こえないので逃げ遅れてしまう。「見える化」した防災情報が必要です。周囲とコミュニュケーションが取れず孤立してしまうことをいかに防ぐことが出来るのかが大事です。
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 西村所長さんからは「アンブルボード(停電でも光るボード)は避難所には必要です。」と提案がありました。8万円ほどするようですが、下知コミュニュティ・センターでも必要ですね。


 


 情報伝達班の活動も重要です。伝達情報を音声だけでなく、文字情報などで見える化することが大事です。


 


 3つの手話は覚えましょう。地震だ。津波が来る。逃げましょう。の3syつ類の手話は簡単などで覚えましょう。ということでした。
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SOSカードの意義を即座に聴覚障害者情報センターの皆様はご理解いただきました。評価いただきました。10年がかりでこしらえて良かったと思いました。


 


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まだまだしなければいけない、学ばねばいけないことはたくさんあります。
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2022年12月 6日 (火)

防災士会高知の研修会に参加しました。

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 2022年12月3日(土曜)は、家内が昼間に4時間時間をいただいたので、歩いてNPO法人日本防災士会高知の研修会へ少しだけ参加しました。

 母(97歳・認知症・要介護5)で週に3回お世話になっています介護施設の岡本さんから行事のご案内を受けましたので様子見に行きました。岡本さんも介護職員であり、防災士です。
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 最初は途中からの参加。心肺蘇生の講習会でした。丁度お昼になり防災食を試食させていただきました。「あるもの」で調理した手作り半バークとご飯、フルーツサンドとインスタントコーヒーをいただきました。災害食とは思えない美味しさでした。
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 停電しても美味しく調理できるものであると感心しました。研修会は朝10時から16時までの6時間の1日研修でした。母のオムツを14時に変えないといけないので早退しました。

 防災食はとても大事です。限られた条件で美味しく調理することは大事です。地域の避難所である下知コミュニュティ・センターは亡き前会長の強い意向で屋上にLPガス炊飯ユニットを設置しています。貯水タンクもあります。コメは無洗米を在庫しています。
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 暖かく美味しい防災食を被災直後から調理することは来年の課題です。

 日本防災士会高知の皆様ありがとうございました。課題解決策が見つけました。

2022年10月25日 (火)

非常備蓄用ミキサー粥を食べました。

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 2022年10月22日ですが、10月30日の「二葉町・若知町総合防災訓練」の昼食の予定の1つは今回は「非常備蓄用ミキサー粥」(保存期間5年)を参加者皆で試食することです。


 10月20日の「第3回意見交換会」の出された意見で「西村さんとペースト食しか食べられないお母さんがまず食べることが先決」と言われました。ごもっともな意見です。それで昼食に母(96歳)と家内と私の3人で3種類のお粥をシェアして食べました。
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 アルミ蒸着の袋の中に粉状態のお粥の元と脱酸素剤(エージレス)とスプーンが入っていました。それを取り出します。袋の中に水かお湯を入れるラインの表示があります。「下から7分粥、5分粥、3分粥」と表示されています。
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 水の量が多ければさらさらのお粥。少なければ、ジャム状のお粥になります。注意点はよくかき混ぜながら粉(お粥の元)を入れます。混ぜ方が少ないとだまだまになります。粉のとろみをも入れて水で溶かすのと同じ要領です。

 普通のお粥,ふぐ味、マツタケ味の3周類を7分がゆと5分粥と3分粥にして水かお湯を入れました。かき混ぜながら入れること位です。

 そして3人でシェアして食べました。母(96歳。要介護5・認知症)。1月に誤嚥性肺炎にり患し回復しました。今は一般食が食べられません。ですがこのぽ粥は抵抗なく食べられました。

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 30日の訓練当日も大鍋でぶち込んでお粥をつくるのではなく、3人1組で3種類のお粥をシェアして、小さなお椀に入れて食べるようにします。それrぞれ1人1人が袋の中でかき混ぜてこしらえます。それを3人組でシェアして食べるようにしましょう。

 この非常備蓄用ミキサー粥は、アレルゲン28品目不使用とも書いています。食物アレルギーを引き起こす28品目(現在、特定原材料等は28品目あり、え び、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)、アーモンド、あわび、い か、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、 さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼ ラチン)はこの非常用ミキサー粥には含まれていません。

 そのため味が淡白で、物足りないと思います。ですが、避難所で一般食を食べられなお高齢者や歯が悪い人たちが「命を繋ぐ」食材ではないでしょうか。


 大災害時に行政側から指定避難所に届けられる食材は、菓子パンかコンビニ弁当と聞いています。東日本大震災時にもこの種の「一般食:が食べられない高齢者や歯科治療の必要な人たちが、食べることが出来ず大変苦労された。命の危機があったと聞きました。
^お粥ノーマル
 お話しいただいたのは東日本大震災当時、医療支援で被災地へ入られた歯科医師の河瀬聡一郎さんでした。
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「震災関連死で高齢者の亡くなった方が多い原因の1つに震災後十分に歯の治療や入歯の手入れが出来ないところへ、おにぎりやコンビニ弁当、牛乳+パンなど高齢者にとって苦手な食事ばかりしばらく継続したことも一因です。炭水化物過多で、ビタミン不足になっていました。」


 誤飲して嚥下障害を起こし、肺炎になる人も多かったようです。多くの方が震災後に亡くなりました。障害者の方も抵抗力がなく、歯の治療も震災後なかなかできず困っておられていました。社会的弱者を災害弱者にしないことです。横のつながりを持っていくことから始めました。」
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河瀬聡一郎さん講演会の資料など


http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-c7e7.html


http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-f9c0.html

2022年10月 7日 (金)

結婚記念日と娘の誕生日

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 10月7日は、私たち夫婦の結婚記念日と娘の誕生日です。娘が高知にいるときは、私の誕生太結婚記念日は、娘の誕生日に統合され、ケーキなどを買ってきてささやかにお祝いをしました。今住んでいる自宅も娘の誕生前後に建築しました。随分昔になりました。結婚式をあげた高知第1ホテルはなくなりましたから。
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 毎日24時間家内とは職場も家庭でも一緒ですから、特にお祝いをすることはありません。今は母(96歳・認知症・要介護5)の在宅介護でお互い目一杯ですから。「得難い」体験をさせていただいていますが、意外と大変なこともあります。今月15日で4か月目になります。いつまで在宅介護が継続できるのかは、だれにもわかりません。

 昨日も2年間ご主人の母親を在宅介護されて看取ったという女性に話を聞きました。「介護しているときは大変さばかりでした。看取りをして後から振り返ると後悔することはなにもありません。それは大きいと思います。」と言われました。身に染みる言葉ですね。
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 あっという間に歳はとるものですね。さしたる業績も上げることなく人生がお終いになるかもしれないです。精一杯悔いのない人生をおくりたいと思います。私も家内も来年は70歳になりますから。あっという間に80歳や⑨0際になりますね。まずは健康が第一です。心身の安定がとても大事です。

 人生は短いですから後悔する時間はもったいないですから。仕事でも家庭でも社会でも地域でも「悔いのない生き方」をしていきたいと今更ながらに思います。

2022年7月24日 (日)

在宅介護して思うこと

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 2022年7月22日ですが、母(96歳・認知症・要介護5)は元気に3泊4日のショートスティに行ってくれました。(写真は送迎車を待っています。)
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 今年に入り「誤嚥性肺炎」と「下肢蜂巣炎」という難しい病気になり、2度とも母は救急搬送され、今年の前半165日のうち101日間入院生活をしていました。61・2%入院していました。

 病状は医療関係者の皆様のお陰で完治しました。96歳の超高齢者の母は頑張りました。ですが足腰の身体機能が低下し、要介護3から要介護5になりました。」いわゆるハイ良い雨症候群になりました。

 食事は3食ともペースト食です。全介助です。着替えも全介助。トイレも全介助。ベットや椅子からの立ち上がりも。僅かな距離の歩行も全介助になりました。
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 4年前父が亡くなった時、父の介護もしていました。当時の感想を新聞に投稿しました。「介護で得られたこと」と題して書きました。

 見ず知らずの高齢者が車からの出入りに困っている姿を見ると、自然に躊躇なく体が素早く動き介助するようになったと書きました。

 でもその当時は父は要介護2、母は要介護3でした。1人で介助できました。要介護5になった母は、トイレ介助などは家内と2人がかりです。


 平時でも2人がかりの介助が母には必要です。まして災害時(非常時)の避難や、「命をつなぐ」ことなどはより難しいですね。

 
 自分1人で排泄は出来ません。トイレにも1人でいけないですから。食事も全食事はペースト食です。一歩暗色は食べられません。今度誤嚥性肺炎になれば命とりですから。

 5年間保存できるお粥
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 病院関係屋の方からご紹介受けました。5月から町内で防災世帯調査をして居ましたら、母と同様に在宅介護されている人が複数おられました。

 木造住宅で2階以下なら、避難所の下知コミュニュティ・センターへ避難しないといけません。そこに介護食がなければ衰弱して亡くなります。災害関連死を防ぎたいです。

 「5年保存できるお粥」を在庫しようと思っています。自分が「当事者になって初めて気が付く」こともあります。

 いままでの地域防災活動は、所詮は「健常者主体の防災活動」にすぎないことがわかりました。
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 でも要支援者を支援する地域防災活動は、「言うは易し」で、実際に実行するのは、とても難しい。でも普段から意識しないと出来ません。

 なんとかしないとい行けないとは思いますが、なかなかできないものです。

2022年7月 3日 (日)

在宅介護研修は6月末で終了、これからが正念場。


 6月分の営業的な業務は14日までに終了し、15日からは母(96歳・認知症・要介護5)の「在宅介護」研修をしていました。
介護ベットが搬入され、屋内用の車椅子。食事用の台。吸引器。屋外用の車椅子などが置かれました。

 火曜と木曜と金曜のデイケアには、母は車いすごと車に載せられ施設へ行きます。29日と30日は、ショートステイにも行きました。こちらも車いすごと乗り込みました。

 月曜日の午前中の1時間は訪問看護。火曜木曜金曜は、1日型のデイケア。昼食と入浴をしていただきます。水曜の午後は、月に2回訪問診察を医師にしていただきます。その後言語聴覚士のSTも入ります。土曜と日曜は、会社の仕事はお休みですが。、在宅介護はフルタイムでした。起床時から排泄介助。着替えをして食事介助。終わると排泄介助。昼ごはんと夕ご飯も同様にあります。夫婦どちらが、買い物の出れるのは、母が昼寝をしている時間だけですね。

 嬉しいことは、いつでも母と会えることです。体幹が弱って長時間まともに座れません。1時間おきに、椅子から抱き起こして座り直しをさせます。食事中やトイレの時でも座り直しは必須です。また「寝返り」が出来ないので、3時間おきに就寝時に体位変更をします。

 食事後は歯磨きをします。最初は歯ブラシで歯と歯茎をマッサージします。次に少しだけ歯磨き粉を歯ブラシに付けて歯磨きします。それからスポンジブラシで口の中を動かし食べかす(ペースト食なのでほぼ皆無)を回収します。そして吸引器で口の中とのどに中を吸引します。食後の1日3回はそれをします。

 101日間入院していました2つの病院では、完全看護体制で1日24時間多数の医療スタッフが関わり業務として母のケアをしていただきました。在宅介護は、医療の素人である私たち夫婦(来年で70歳になります)が、超高齢者の母(96歳・11月で97歳)を「老老介護」しています。

「介護研修」で訪問診療の医師や看護師、ST(言語聴覚士)や、歯科医師(月1回)の専門の医療関係者が狭いバリアアリー住宅を訪問してくれています。母の顔色もよく、表情も豊かになりました。狭くてせせこましくても自宅がいいよと言っているようでした。

7月からは「在宅介護」専門というわけにはいきません。合間を縫って仕事もこなさないといけないですね。これからが正念場ですね。

2022年6月26日 (日)

おんぶらっく奮闘中

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 坂道階段が多く、車も車椅子も利用できない場所の多い広島県呉市で開発されたという「おんぶらっく」です。
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おんぶらっくとは


https://www.seishop.jp/shopdetail/000000000706/

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 デイケアに行く火曜と木曜と金曜の週に3回はおんぶラックで母(96歳)を背負い2階から1階に階段を下ります。戻ってくれば階段を上がります。

 家内にサポートいただいてどうにかこうにか利用しています。なぜか母が背中が「のけぞる」というか反り返るので、バンドを2か所で止めますが、それがなかなか難航しています。
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 必要に迫られて導入しました。頑張るしかありません。うちは手狭であり、エレベーターも階段昇降機を取り付けることも出来ません。


 写真は自宅2階から、おんぶらっくで母を背負い階段を下りています。両手が使えますので、怖いことはありません。きちんと背負うことが出来れば重くは感じません。
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2022年4月20日 (水)

「障害のある方の防災」を読んで

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 高知市社会福祉協議会 高知市障害者福祉センターから「こうちノーマライゼーション VOL47 特集 障害のある方の防災」が送付されてきました。
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 書き出しは「障害者は高齢者の先駆者である」とあり、「近い将来、必ず起こるであろう災害に対策として、傷害のある方の課題を知ることで、これからの防災課題を考える。」とあります。

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 確かに言われるとうりです。現在96歳の母は、良い介護3で認知症です。今年に入り2回の緊急入院生活で「誤嚥性肺炎」と「両下肢蜂巣炎」はほぼ完治しましたが、ほとんど歩行が難しくなりました。でも退院を言い渡されています。

 自宅は平屋ではなく階段生活の「バリアアリー住宅」です。災害時避難する場合は、母を背負い避難する必要があります。果たしてそれは可能なのか?

 2015年に下知地区の有志他8人で「東北被災地交流ツアー」そして東日本大震災の被災地を訪ねました。そこでは石巻市の湊中学の非常階段をデイサービスの利用者の高齢者は登ることが出来ず全員が亡くなったと説明を受けました。
湊中学非常階段
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-8315.html


 それで高知大学ヨット部で使用していない廃船を譲渡していただき、避難場所の少ない丸池町に「救命艇」として移設しました。


http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-422e03.html


 今回の高知ノーマライゼーション4_NEW「障害のある方の防災」は、多様な障害があり、とても難しい問題をはらんでいます。

また障害の種類も身体傷害、知的障害、精神障害(発達障害を含む)、難病の日とも含むようです。

 ノーマライゼーションでは、障害者団体のリーダーの方たちが取材に応じて「障害と防災」についてお話しされています。
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 各傷害者団体のリーダーの方たちは「防災はまずは自分たちでできることから」と言われています。

 次に地域とのかかわりを持ちたい、一緒の防災訓練に参加したいとも言われています。そのあたりの繋がりが希薄なように思いました。
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 地域防災の立場から申し上げますと、傷害の人も家族も、地域の防災訓練に参加していただきたいです。
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 今回二葉町町内会と二葉町自主防災会は共同で「二葉町防災世帯調査」を4年ぶりに実施します。そして協力いただいた世帯には、世帯の人全員に「SOSカード」を配布します。

 防災世帯調査は病歴、介護歴などを記入していただきます。防災会が保管します。SOSカードはご自身のお困りごとを自分から名のっていただくカードです。これはご自身で常時携帯していただきます。

二葉町防災世帯調査表2022年_NEW
 下知地区の二葉町は「避難困難地区です」。地域のコミュニュティ力が問われます。とりあえず防災世帯調査から始めます
荒木さん防災世帯調査への想いSOSカードと私の情報カード_NEW

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