2017年7月19日は、高知市種崎海岸で、シーレックス(ニュー人ランド製・ハーパーレスキュー艇)の見学・試乗会がありました。西田政雄さん(防災寺小屋主宰)の段取りで実現しました。西沢史洋さん、甲藤雄司さんたちも協力されているようでした。
父(98歳)の通院が意外に時間がかかりました。種崎海岸へ到着した時は、すでに説明会が始まっていました。駐車場から堤防桟橋までが遠いこと。暑いので倒れそうでした。
浜名湖の・ボートクラブ・カナルのオーナー柴田昌弘さんが、水陸両用のハイパー・レスキュー邸「シーレックス」の説明をしていただきました。
「海洋国・ニュージーランドで開発されました。今回のボートは3輪車。重さは1・4トンです。船体はゴム以外はアルミニュウムです。船底は鋼板をプレスしていて溶接していません。水上でがれきなどと衝突しても船は破損しません。」
「燃料は80Lタンクと100Lの予備タンクがあります。満タンの状態なら12時間連続で動けます。よくある水陸両用艇となにが違いかといいますと、シーレックスは陸上では10K程度の速度しかでません。水上では70キロ近く低速が出ます。」
「タイでは6隻導入されています。水害が多い所です。韓国では漁港ごとに配置されています。」
「ニュージーランドに見学に行ったときは、マリーナの隅に艇庫があり、見学させていただきました。そして日本から来たことを伝えますと。船に試乗させていただきました。」
「ニュージーランドでは当たり前に各消防署に配置されています。またマリーナなどにも置かれています。お金持ちの人は私有していて、沖合のクルーザーのへの連絡ボートで使用していました。」と柴田さんは話してくれました。
そして試乗させていただきました。西沢史洋さんのボートへ乗せていただき、並走してシーレックスを見ることができました。両艇とても速度が速い。
「最高時速は37ノット。(1ノットは1・875キロですので約68キロ)艇速が早くないと救助・救命には使い物になりません。しかもこのシーレクスは小回りが利きます。船艇も低いので、水上救助も楽に出来ます。」とのことでした。
水上を飛ばして浦戸大橋を抜けて御畳瀬漁港の船揚げ場へ。手前でタイヤを降ろし、」斜路から陸へ上陸しました。これは凄いです。
従来型の船外機のゴムボートは人力で海へ運び、人力で引き揚げないといけないです。それが」すべて1人で操船。切り替えができます。とても優れものです。
お値段は1艇2000万円ぐらいするそうですが、救命艇と言うのは本当に命を救う機能がなければいけません。」シーレックスはその機能があります。
一緒に試乗していた人が言いました。
「消防や警察が購入するボートは、救急時には役位絶たないボートばかり。あれは遺体搬送用の物。高知県は海に面していて大きな川もあるのだから、各消防団に1艇、警察も配備するぐらいじゃないと人命救助はできないね。」と。
救命ボートとしては優れものでした。下知地区からは、大崎修二さん。黒岩博ご夫妻、坂本茂雄さんが見学に来ていました。中土佐町の佐竹敏彦町議はお孫さんと試乗。高知市役所災害対策部の山本副部長も来られていました。
さんさんTVなどのTVクルーも来られていました。どういう映像になるのか楽しみですね。
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