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危機管理の意識

2023年9月23日 (土)

危機感を伝達できないもどかしさ


 諸般事情があって今年の地元の地域防災活動(最大の事業は避難所開設・運営訓練)ですが、「出遅れ」焦っています。

 なぜそうなったのはわかりませんが、会合に提出する資料類の作成、特に訓練内容や進行表の作成など、やたら時間がかかる作業の連続。就労後の時間、休日の時間を費やしても、満足の出来栄えのいい資料は作成できません。

 そうした能力のない私が、休み時間の殆どを費やし、大好きな海の散歩を諦めて迄、「成果の出ない地域防災活動」に打ち込むのか、自分自身がわかりません。

 それは「南海トラフ巨大地震で死にたくない、地域内で溺死したくないという強い願望」があるからでしょう。もどかしさをいつも感じるのは、その不安を完全に払拭出来る地域防災活動が全く出来ていないからです。

 これでは悩みは、海抜0Mの二葉町で生活し仕事をしている限り解消されません。両親は1987年から私と同居し、父は31年間、母は35年間二葉町の家で生活し生涯を終えました。

 私はこの先命があり限り、二葉町で生活し、南海トラフ地震におびえ続けなければならないです。そして生き延びて、商売も存続させていかないといけないです。

 最近の高知は地震も起きないし、大雨台風災害もしばらくないですね。「平和ボケ」しているかもしれないです。その大勢の中で、1人だけ危機感に苛まれ、もどかしい思いをするのは当然です。なかなか理解もされないし、共感者も現れない。

 共感してくれない他人を恨んだところで、変わるはずはない。急き立てられるので、自分で行けるところまで行くしかない。伝達方法が稚拙で伝わらなくても仕方ががありません。

 相手を恨んだり、失敗に落ち込んだりする時間はありません。伝える努力は目一杯あきらめることなくやり続けます。

2023年9月19日 (火)

紙媒体二葉町防災新聞9月第2号

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 このほど二葉町防災新聞2023年9月(その2)を作成しました。デジタル化時代と世の中言われていますが、高齢者の多い街。高知市二葉町では、スマホやパソコンを所有していない町民も高齢者を中心にたくさんおられます。

 でも皆日本語の新聞などは読んで、評論できます。要は媒体だけの問題であり、「教育」の問題です。きちんとわかるまでスマホやパソコンを教え込むやる気は国には全くありません。

 9月は講習会を2つやりました。地域の商人向けのセミナー「事業継続力強化計画支援セミナー」と全町民を対象とした「ロープワーク講座」です。懸命に呼びかけたのにかかわらず、当日の参加は2つの講座とも8人(私と講師を入れたら10人)でした。やはり伝達する力が弱いのでしょう。

 第2回二葉町総合防災訓練(9月27日開催予定)の記事です。別紙文章で内容は記述しています。
927二葉町総合防災訓練意見交換会告知
 二葉町防災新聞紙媒体版は、町内会回覧板用です。予算がつけば全戸配布したいものです。

 文章化することで、内容が客観視できます。仕事でも防錆に関する問い合わせに対しては、相手にわかりやすい文章で回答することに心掛けしています。

 最近自分でもわかりませんが、これほどまでに狭い地域の下知地域の減災活動に入れ込む理由はわかりません。この地域で地震や津波で「死にたくない」気持ちが強いのでしょう。でも肝心の地域住民各位の関心がなかなか高まりません。それが悔しい。

 最長30年の人生のうちで南海トラフ巨大地震は必ず起きますから。それに備え生き延びたい一心なのでしょう。10月29日の二葉町総合防災訓練が終わるまでは、自分1人で気持ちが高ぶっていることでしょう。(結果はどうなるのかわかりません。)

 参加者が9月の事業の様に少なければ、それは私の「伝える力」が弱いことです。また関心の低さは「地域住民の回答」であり、何の準備もしないで南海地震で「死んでも構わない」という住民の回答がそうであれば、あきらめるしかありません。

「大災害でも1人の死傷者も出ず、皆が助かる笑顔の二葉町」が目標です。本当の被災者になれば注目は、されるでしょうが、地域で多くに人達が亡くなることでしょう。事後防災活動が無意味であるとは申しません。下知地区は「事前防災活動がすべて」だと私は思います。事前防災活動は所詮はまだまだ注目度が低いということですね。割り切ることにしています。

 しかし文章を書き、漢字化するときの誤変換が多い。文章作成はメモ帳で書いていますが、文書化して誤変換に気つかないことが多う。最近話題のAIでも導入した方がいいのかとは思いますね。どうも国語学者や日本人が関与していないと思いますね。ウィンドウズのパソコンのソフト全体は。

 とはいえ文章作成者の責任ですね。誤変換は。「防災」と打ったはずなのに「亡妻」と表記される場合もあります。「高知」」は「高地」と表記され、「下知」は「下地」と表記されます。学識者の論文でも「下地」と誤変換されている事例が多いですから、さもありなんですね。

2023年9月18日 (月)

歯のメンテナンスも重要

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 最近はある歯科医院に2か月に1度通院し、歯のメンテナンスをしています。

 「磨き残しはないか」

 「歯垢が付着していないか」

 「4ミリ以上の歯周ポケットはあるか」

 「歯肉炎・歯周病がおきていないか」

 「虫歯はあるか」などをてんけんしていただいています。

 2023年9月4日も、「虫歯なない。磨き残しや、須高の付着は以前よりは少なくなったが1部にある。」とにことでした。

 歯磨き指導も受けていますが、なかなか磨き残しは亡くなりません。最近学んだことは「鉛筆を握る力で歯ブラシをもち、丹念に磨く。強く磨かない。」ことでした。強く磨くと歯茎が痛むそうですので。

 6年前に当時超高齢者として生存していました両親(父98歳、母91歳)が、県歯科医師会に「いい歯の表彰」ウィ受けました。歯科医師会は「80-20運動」(80歳で自分の歯を20本以上残す」運動をされています。

 当時の超高齢者の両親は、90歳を超えていて、父は26本、母は22本自分の歯が残っていました。表彰後父は半年後亡くなりました。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-4ae3.html

 母は5年後に在宅で亡くなりましたが、その間に4か月の入院生活があり、骨粗しょう症の関係もあり、折れたり割れたりして亡くなる2か月前には10本しか歯がありませんでした。(訪問歯科医の高木先生の診断)。

 やはり歯の健康は大事です。父のように自分の歯が最後まであればいいと思いました。

 とはいえ私も下の奥歯2本は詰め物の歯であり、歯周ポケットが4ミリあり、歯はぐらついたりしてはいませんが、いつ抜けてもおかしくありません。現在は「免疫力」で歯を維持しています。

 母のように救急搬送され、長期入院生活が続くと免疫力が低下し、歯を維持することが出来なくなります。ちにかく最長30年の人生です。歯も人生最後まで28本維持したいものです。

2023年9月17日 (日)

紙媒体・二葉町防災新聞9月2号

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 このほど二葉町防災新聞2023年9月(その2)を作成しました。デジタル化時代と世の中言われていますが、高齢者の多い街。高知市二葉町では、スマホやパソコンを所有していない町民も高齢者を中心にたくさんおられます。

 でも皆日本語の新聞などは読んで、評論できます。要は媒体だけの問題であり、「教育」の問題です。きちんとわかるまでスマホやパソコンを教え込むやる気は国には全くありません。

 9月は講習会を2つやりました。地域の商人向けのセミナー「事業継続力強化計画支援セミナー」と全町民を対象とした「ロープワーク講座」です。懸命に呼びかけたのにかかわらず、当日の参加は2つの講座とも8人(私と講師を入れたら10人)でした。やはり伝達する力が弱いのでしょう。

 第2回二葉町総合防災訓練(9月27日開催予定)の記事です。別紙文章で内容は記述しています。
927二葉町総合防災訓練意見交換会告知
 二葉町防災新聞紙媒体版は、町内会回覧板用です。予算がつけば全戸配布したいものです。

 文章化することで、内容が客観視できます。仕事でも防錆に関する問い合わせに対しては、相手にわかりやすい文章で回答することに心掛けしています。

 最近自分でもわかりませんが、これほどまでに狭い地域の下知地域の減災活動に入れ込む理由はわかりません。この地域で地震や津波で「死にたくない」気持ちが強いのでしょう。でも肝心の地域住民各位の関心がなかなか高まりません。それが悔しい。

 最長30年の人生のうちで南海トラフ巨大地震は必ず起きますから。それに備え生き延びたい一心なのでしょう。10月29日の二葉町総合防災訓練が終わるまでは、自分1人で気持ちが高ぶっていることでしょう。(結果はどうなるのかわかりません。)

 参加者が9月の事業の様に少なければ、それは私の「伝える力」が弱いことです。また関心の低さは「地域住民の回答」であり、何の準備もしないで南海地震で「死んでも構わない」という住民の回答がそうであれば、あきらめるしかありません。

「大災害でも1人の死傷者も出ず、皆が助かる笑顔の二葉町」が目標です。本当の被災者になれば注目は、されるでしょうが、地域で多くに人達が亡くなることでしょう。事後防災活動が無意味であるとは申しません。下知地区は「事前防災活動がすべて」だと私は思います。事前防災活動は所詮はまだまだ注目度が低いということですね。割り切ることにしています。

 しかし文章を書き、漢字化するときの誤変換が多い。文章作成はメモ帳で書いていますが、文書化して誤変換に気つかないことが多う。最近話題のAIでも導入した方がいいのかとは思いますね。どうも国語学者や日本人が関与していないと思いますね。ウィンドウズのパソコンのソフト全体は。

 とはいえ文章作成者の責任ですね。誤変換は。「防災」と打ったはずなのに「亡妻」と表記される場合もあります。「高知」」は「高地」と表記され、「下知」は「下地」と表記されます。学識者の論文でも「下地」と誤変換されている事例が多いですから、さもありなんですね。

2023年9月16日 (土)

ロープワーク講座 

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「命を守り、命を救うロープワーク講座」です。
東日本大震災時では、「ロープ1本あれば助けられた命があった。」とも聞いています。また5年前の西日本豪雨災害では、1本のロープで母子が救われた話を、ネットニュースで見かけました。
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 南海トラフ地震が起きれば、地盤が2M沈下し、海抜0Mの下知地域は津波が来なき打ても長期浸水します。それだけに住民各位には「自分事」として思い、行動していただきたい。ロープワークは自分の命を守ろ有力な方法ですから。


 講師は大﨑修二さん(日の出弥生町自主防災会会長 大学時代は4年間ヨット部)

 今回2023年9月14日は参加者が少なく8人で残念です。かなり広報しましたが、なにかと用事が重なった人達が多く、欠席されました。とても残念です。なかなか「自分事」のように伝達することは難しい。
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でも継続は力です。地域にとっていい事はやり続けることです。伝達方法を工夫し、やり続けることにします。

「八の字結」、「巻き結び」、「もやい結び」などを参加者同士で教えあいしながら取得していました。

 いいワークショップにロープワークはなります。またロープワークを覚えますと、日常生活でも役立ちます。もちろん防災、減災に役立ちます。
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 次回はより多くの参加者がいてほしいです。

2023年9月15日 (金)

近江商人の先見性に感銘

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 2023年9月13日付の日本経済新聞文化欄の記事「近江商人、先見性の源探る」
「伊藤忠商事や丸紅の原点、SDGSに繋がる哲学を家訓や店法に見る」(記述者宇佐美英機氏・滋賀大学名誉教授)は秀悦でした。

 「売りよし、買うよし 世間よし」が有名ですが、宇佐美氏によれば、「言葉自体が江戸期からあったわけではなく、20世紀半ばの造語だ。」ということです。

 ただ近江商人の伝統的な先進的な経営理念は江戸期から「売り手、買い手だけでなく「世間」を意識していたことは間違いなく、時代の先端を行っていた。」

「近江商人の家には多数の家訓や店法が残されているが、そこには高利を望むことや、売り惜しみ・買い占めなど投機的な商いを禁じ、もっぱら「勤勉・倹約・正直・堅実」な商いをするように定められている。

 そして儲けた利益は地域社会に還元すること、とりわけ」人知れず善いことをする「陰徳善事」の行為が当然視されていた。」とのことです。」

 その考え方や経営理念の原点は、宇佐美氏に寄れば、「他国の商家ではほとんどみられないが、近江商人の多くの店法には奉公人に立身、出世することを鼓舞する条文が定められていること、出世払いの慣行を示す「出世証文」が多数伝来していたことに注目した。」

 立身出世は店の経営を任される立場になり、失敗したり、借金を返せない奉公人もいる。「必ず返済します」と証文に書いても履行できない奉公人も出てきます。

 「だからこそ1回失敗したからといって切り捨てるのではなく、長い目で見て再起を見守りたい。そうした思いも出世証文に込められているのではないか」との見解を宇佐美氏書いています。

 今風のSDGSにつながる哲学が近江商人の家訓や店法にあったんだという見解は、とても新鮮であり、励まされました。

 私個人も自分の裁量で手掛けた商売も、商売の傍ら事務所周りの地域防災活動も、なかなか結果が出ず、落ち込むことが多い今日この頃ですが、この記事で励まされました。

 それに引き換えこの20年間の自民党清和会の「新自由主義政策」はひたすら格差社会を拡大させ、大企業や大金持ちは地域社会に一切還元することなく内部留保に努め、資産を海外の「無税地域」に退避させるなど下劣な振る舞いが目立っていました。

 「陰徳善事」「三方よし」の近江商人の爪の垢を煎じて飲むことをしていただきたい。

2023年9月 5日 (火)

はりまや橋小学校校区第10回避難訓練

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 2023年9月3日(日)ですが、午前10時から「南海トラフ地震を想定した訓練」が始まりました。二葉町の自宅から炎天下20分歩いてはりまや橋小学区へ行きました。

 体育館に集合し、津波避難開始で校舎屋上に行きました。屋上にははりまや橋小学校と書かれていました。そこで皆本隆章さんと高木妙さんにお会いしました。
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 ブースが出ている体育館へ戻りました。大きなドローンも展示していました。体育館にもいくつかブースが出ていました。その中で注目したのは、「レトルト玄米食長期保存食」でした。230グラム入りで、そのままでも食べられる。特色は常温で7年保存、アレルギー物質特定材料28品目不使用品です。1袋450円だそうです。1ケース50個入りとか。22500円(消費税抜き)だそうです。
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屋外(運動場)には起震車、警察特殊車両、自衛隊災害支援車両、消防車、車中泊展示車両が出ていました。

体育館受付で参加者名簿に名前を書きました。お土産としてアルファ米やウェットタオル、スポ-ツ飲料ゼリーなどをいただきました。広末さんにお会いしました。

大西みちるさんご一家(奥様と来年入学予定の子供さん3人)に会いました。高知市防災士会の筒井さんや溝渕さんにも会いました。
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屋外展示では自衛隊の人達は香南市の50連隊でした。いろいろ聞きました。
「ヤッシー沖で目撃した10人乗りぐらい大きな手漕ぎボートを見ましたがあれは何ですか?」と聞きました。

「人力ボートです。木製で重たく3つに分かれています。実際に98水害時高知市で出動しました。総集訓練をしています。」

香南市の50連隊には10隻あるようです。高知市の長期浸水地域には、手漕ぎ式の陸上自衛隊式の大型ボートが必要です。下知コミュニュティ・センターなど低地の市街地各所に配艇が必要ですね。
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訓練には80人ぐらい来られていました。

2023年9月 3日 (日)

二葉町総合防災訓練第一回意見交換会

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2023年8月30日(水)に下知コミュニティセンターにて、「二葉町総合防災訓練第一回意見交換会」が開催されました。

 主催の二葉町自主防災会、二葉町町内会の有志、共催の若松町自主防災会や中宝永町自主防災会の有志も15人参加し開催されました。
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 個人的な事情ですが、今年は昨年円末に在宅介護していた母(97歳)を自宅で看取ったこともあり、また秦地区の中越連合会長の御要望で「自主防災会事例発表会」(2月11日)、「土佐経済同友会。防災委員会との意見交換会(3月29日)」があり、「高知県高校生津波サミット学習会(6月18日)」があり、高知県立大学での「地域学概論」でのプレゼンなどもあり、準備が遅れてしまいました。

 それだけにこの時期に15人の参加があったことは喜ばしいことです。背中を押されました。 
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議題は今年の訓練メニューを意見交換しました。昨年の訓練の反省会の意見も披瀝され参考にしていただきました。

感染症対策は「コロナばかりではないので」従来どうり「検温・参加者、運営者マスク着用、手指消毒、靴底消毒はやろう」ということになりました。

 また2020年のコロナ禍以来3年間、規模を縮小していました「炊き出し訓練」。 今年は炊き出し訓練はやりましょうとなりました。大型ガス炊飯器でご飯を大人数分炊いてみようということになりました。またおかずについては、検討しますが「汁物」をつくろうということになりました。メニューの検討は次回の会合でします。

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 また坂本茂雄さん(下知地区減災連絡会事務局長。今回は会合へ欠席)から提案がありました「昭和小学校5年生の防災研究発表会」は承認されました。

次回の第2回の意見交換会は、訓練案を今日出された意見を参考に「たたき台」をこしらえ関係者【二葉町・若松町。中宝永町)以外の皆様にもに集合いただき協議します。より擬態的な「たたき台」などを提起する予定です。下期は仕事もせわしいですが、地域防災活動も負荷が大きくなってきます。イライラしないように正常心を保つように努力します。

 次回は9月27日の開催です。
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2023年8月30日 (水)

桑名りゅうごさん意見交換会

中越・桑名・上田
秦ふれあいセンターにて、高知市長候補者の桑名龍吾さんの意見交換会に、2023年8月29日の井午前10時にに行っていました。

秦地区連合防災会会長の中越敏郎さんの発案でした。急なご案内でありましたが、秦地区の単位自主防災会のリーダーが10人ほどが来られていました。

地元県議会議員の上田貢太郎さんも来られていました。まずは意見交換会の発案者である中越会長が挨拶されました。

「今回は高知市長選挙に出馬される桑名龍吾さんにきていただき、秦地区の課題や高知市の防災について意見交換しましょう。」と言われました。
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続いて、上田貢太郎県議会議員が「高知県庁も、事前復興計画を支援することになりま
た。秦地区でもか"んばりましょう」と挨拶されました。

桑名龍吾さんは、「県議会議員時代に南海トラフ地震対策委員長をしていました。東日本大震災の被災地を訪問したことも何度かありました。」

「高校生時代は宮城県仙台市に住んでいました。1978年の宮城県地震を体験しました。揺れが激しくブロック塀が各所で倒れていました。」
意見交換と言う事でしたので、私はこう言いました。
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「海抜0メートルの二葉町から来ました。高知市政で大問題なのは、低地の市街地が2800ヘクタールあり、高知市民の4割の13万人が住んでいて、小学校も16あります。こんな都市はありません。」
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桑名さんは「高台移転が進展しない原因の1つに土地利用計画のあり方があります。周辺自治体や、県や国とも協議します。」と言われました。

また会場参加者から、
「高知市役所には2300人の職員がいますが、防災関係の職員は30人程度しかいません。これでは何ともなりません。」と言う意見が出ました。

桑名さんは「縦割り行政になり防災に関心がいかないとおもいます。自治体の規模がちがうのですが、黒潮町のように全職員地域担当制を検討する必要があると思います。」

他にも意見がでましたが、きちんと自分の言葉で話していました。
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市長候補の一端を見ることができました。ご自宅も唐人町で、はりまや橋小学校校区だそうです。感覚的に下知地区の深刻さは理解されているのではないかと思います。
中越敏郎さん段取りなどありがとうございます。

2023年8月27日 (日)

水没危険地区で人口増とか

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 海に隣接する海抜0メートルの市街地に24時間住んでいる私は、水没と溺死の恐怖に毎日苛まれていますが、日本経済新聞2023年6月24日の記事には驚きました。

「水没危険地域で人口増 市街地内」

「20年で60万 行政の居住誘導も」

「広域避難の体制必要」

「住宅地、浸水リスクに葛藤」

「人口増、くらしやすさ求め」

「若い世代に周知急ぐ」


「防災指針策定3割どまり」
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 見出しを羅列すると、行政側の誘導で水没危険地域に家を建て居住する人たちが多いようですね。一方で防災指針を定めている自治体は3割程度しかなく、災害リスクは高まる一方ですね。

 危険な地域は開発を抑制する必要性があります。しかし記事にはこうあります。

「市街化区域は公共施設や交通網が整っており、人口減少が進む中、行政効率を上げるために、「居住誘導区域」を設けてコンパクトシティ化を進める自治体も多い。」とあります。

 2018年の西日本号災害で災害関連死を含め12人が亡くなった岡山県総社市。100年に1度の大雨の浸水予想が5メートルを超えるが30代の女性は家の購入を決めました。
「水害リスクを知ったうえで、子供の小学校入学を機に育児しやすい環境を求めたという。」

 「100年に1度、1000年に1度の大雨が降ったら危ないと思う。でもそこまで考えたら家が買えない。」昨年末、夫や子どもと千葉県流山市で暮らし始めた30代の女性会社員は複雑な表情を浮かべた。」
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 若い世代の家庭の事情や、持ち家願望はとても分かります。話を高知市に転じても、海抜2M以下の低地の市街地は2800ヘクタールあり、13万人が居住(高知市の40%)していて、小学校も16あります。とても深刻な問題です。

 気候変動も過酷になっています。

「気象庁によると、1時間あたりの降水量が80ミリ以上の猛烈な雨の発生頻度は1980年頃の約2倍に増えた。」と言われています。

 高知市は1970年と75年、76年の大雨による内水面洪水での市街地水没体験から、排水機能の充実に努め、時間雨量77ミリの豪雨でも浸水しない都市になりました。しかし南海トラフ地震による低地の市街地の地盤沈下と長期浸水状態には無力です。
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 記事の中では「自治体は周辺市町村と防災協定を結び、被災者を広域避難させる体制を整えるなど地域間の連携を深めるべきだ」との記事がありました。

 二葉町町民と仁淀川町長者地区との「顔の見える疎開を前提とした地域間交流」を10年以上続けてきましたが、2022年11月に「高知市と仁淀川町との地域間防災協定』が締結され、260人の高知市民が仁淀川町の2か所の施設へ避難できることになりました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-2e58ca.html
(仁淀川町の高知市民の避難場所を見てきました。)

 コンパクトシティは国の政策です。それに沿うと国からの補助金が出ます。いわば国の誘導策でありますね。ですので水没危険地区で人口が20年間で60万人も増えました。国の政策の一貫性がない証拠です。


 二葉町町民としては、地域全体の高台移転や、今居住している地域の嵩上げを望んでいますが、国の曖昧極まりない政策では、未来永劫に希望は実現しそうもない現実を記事から思い知りました。

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