南海トラフ巨大地震注意報発令中
2024年8月8日に宮崎県日南市で午後17時前に、震度6弱の強い地震がありました。被害は特になかったようですが、九州と四国の太平洋沿岸部に津波注意報が発令されました。
大した地震ではないのですが、この地震が南海トラフ地震の震源域内で起きたので、この地震により誘発され、大地震が起きる可能性があります。珍しく政府や国の中央省庁が素早く動きました。
そして初めて(2019年に制定以来)南海トラフ地震臨時情報が発令され、地震学者が検討中とか。4段階あるらしく、「半割れ危険」「大地震が近くに起きる」「引き続き注意」「大丈夫らしい」とか。
19時頃に発表されるらしい。そして2024年8が
19時45分に気象庁は「南海トラフ巨大地震注意」が出しました。
しかし今は特に変わったことはありません。
ただ南海トラフ地震の関係者が言うには、1707年(宝永の南海地震)は、3連動であり全域が震源地でした。1854年(安政の南海地震)は、東のエリアが先に地震があり、32時間後に西のエリアで地震が発生した。
1944年と46年の昭和南海地震。先に東にエリアで地震があり、2年後に西にエリアで地震がありました。
気象庁の役人や地震学者が「軽く」言われていますが「M8クラス、M9クラスの巨大地震が近く起こりうる可能性が高まりましたので、注意報をだしました。」とのことでした。
また「臨時情報(巨大地震注意)では、1週間は地震への備えを再確認し、すぐに避難できる準備をして日常生活を送るよう呼びかけている。」
いろいろ聞くと「1週間ぐらいが企業も家庭も我慢できる限度」であること。その間に南海地震対策を「わが事」として、家庭の備蓄、家具の固定化、家屋の耐震補強、避難場所の確認、大切な人との安否確認方法の実行などをすべきでしょう。
国が1歩踏み込んだことは評価できますが、「危機管理省」などの専門部署の設置や、災害対策た復興支援を自治体任せにするのではなく、予算を投じてイタリヤや台湾のような進んだ災害対策をしていただきたいと思います。
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