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東日本大震災の震災遺構

2018年5月10日 (木)

石巻市は最高裁上告を取り下げてほしい


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 朝日新聞2018年5月9日朝刊の記事によれば、大川小津波訴訟で、一審と2審の判決を不服とし、石巻市と宮城県は最高裁に上告するようです。
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 記事の見出しでは「事前亡妻学校手探り」「児童が個別に逃げる訓練」「現場の教員余裕ない」とあります。どれも現実を的確に表現した見出しです。

 2015年6月に大川小跡を訪れました。北上川の河川堤防の下にあります。学校に隣接して丘があり、何故あの場所を活用しなかったのか素朴な疑問でした。
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 東日本大震災でも石巻市は大きな被害を受けました。大川小だけでも児童や教員、スクールバスの運転手など84人が津波で犠牲になりました。

 「災害対策は事前対策がすべて」です。危機管理の基本は「起こりうる最大の危険性を意識し感じ取り、被害を最小化する努力を不断に実行する。」ことでしょう。
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 同じ日に釜石市では中学生たちが「率先避難し」、市が決めていた避難所より高い高台をめざし、幼児や地域住民にも避難を促して全員が助かりました。やはり日頃の訓練が第1でした。

 現場の教職員だけに責任を押し付けるのではなく、地域や行政も一体となって、児童や教職員、地域住民の命が災害時に守られなければならないと思います。

 それゆえ石巻市や宮城県は上告を取り下げていただきたいと思います。

2018年3月20日 (火)

「大津波3・11未来への記憶」3D上映会

 2018年3月17日(土曜)は、午前10時より。高知市県民文化ホール(グリーン)にて「「大津波3・11未来への記憶」3D上映会」がありました。主催は高知県民文化ホール・高知新聞社です。400人ぐらいの参加者が居ました。
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 東日本大震災で大津波で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市。釜石市、宮城県宮古市田老地区、南三陸町の震災当時、1年後。3年後、現在の様子を映像にて、生きのびて懸命に生活されておられる人達が語ります。

 どれも身につまされるお話でした。登場された人達は、酒屋経営、雑貨店経営、ホテル経営など地元地域に密着した商店をされておられます。当然被災した地域の復興が商売とも関連して来るだけに取り組みが皆真摯ですし真剣です。

 さて高知市下知地域にあてはめますと、現状では下知地域には今南海トラフ地震となりますと。下知地域には10年以内に戻れそうもありません。人生のサイクルは3年~4年で廻ります。行政が関与する復興事業は、どうして時間が長くかかってしまいます。
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 高台整備や沿岸部の嵩上げ等を行い、山を切り崩して居住できる場所をこしらえ続けています。市町村主体の復興事業ですが、実際は「及び腰」の自治体が多いように。

 現在は瓦礫も打ち上げられた漁船も片づけられています。このドキュメンタリーを見るにつけ、高知市下知地区は耐震堤防の建設と、防災意識の向上寄り一層しなければと思います。

2016年11月 2日 (水)

判決にはコメント出来ません。

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 東日本大震災で児童74人と教職員10人の84人が津波に流され、亡くなりました。昨年現地を訪れましたが、言葉を失いました。大川小学校は鉄筋2階建てでしたが、すぐ近くの北上川の堤防よりも敷地は低く、津波は屋上まで達したと言います。

 小学校などの避難行動では校舎から運動場へ児童を集め、教職員が点呼ををとり、次の避難行動をとります。

 問題は校庭で30分以上待機し、ようやく次の避難行動に北上川河川堤防へ向かい始めた時に、堤防を越えた津波に押し場がされました。学校に隣接して山がありましたが、そこへ逃げると言う避難行動はとりませんでした。

 遺族の一部が管理者である県と石巻市を訴えた裁判でした。仙台地裁(高宮健二裁判長)は26日、学校の責任を認め、計約14億2660万円を支払うよう市と県に命じました。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161026_13046.html

 災害は予見できないほど大きかったようですが、何故近くの山へ逃げる行動を教職員がしなかったのかがわかりません。周囲で校舎より高い所はそこしかありません。
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 ひるがえって海抜0メートルの高知市下知地区。自然地形の山もありません。避難場所も全然足りません。

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2015年10月29日 (木)

震災遺構としての大川小学校


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 高知新聞2015年10月20日の夕刊記事によると、村井宮城県知事は、84人の児童と教職員が亡くなった石巻市大川小学校の校舎の保存を積極的にしないと表明しました。南三陸町の防災庁舎は例外的に保存するとのことです。
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 現地を訪れた時に驚いたのは北上川の護岸堤防より低い位置に大川小学校があり、北上川を超えてきた津波は校舎の2階屋上まで到達していました。校舎の100M先には整備はされてはいませんが、山林がありました。そこへ逃げれば多くの人達は助かったことでしょう。事実そこへ逃げた人たちは助かっています。
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「広島の原爆ドームでも当初解体の意見が強かった。石巻市の検討会では、大川小と門脇小を震災遺構として残そうという意見と解体すべきだという意見の両論が出ています。

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 広島の原爆ドームは20年経ってから保存が決まりました。石巻市もそれぐらいかかると思います。」と現地を訪問した時に聞きました。
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(門脇小学校跡。前には震災慰霊公園をつくる計画があるようです。)


 今年1月17日に阪神大震災で大被害を受けた神戸市長田区鷹取東地区の震災20年慰霊祭へ行きました。現地は全く震災の痕跡はありません。でも街の人達の気持ちは再興途中であることがわかりました。とても難しい問題です。

2015年3月22日 (日)

震災遺構は保存すべきであると思います

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 2011年3月11日に発生した東日本大震災。強い揺れと、大津波は福島第1原子力発電所の施設を破壊し、周辺の住民多数も避難し、4年が経過した今も10万人を超える人たちが避難生活をされておられます。

 かつては「明るい未来のエネルギー」と期待された原子力発電所。福島第1原子力発電所に隣接する双葉町は、原子力をまちづくりの要としていました。

 全町避難を今でもされている双葉町の皆様たちが、震災遺構としてこの看板の保存を訴えられておられます。
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