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下知市民図書館改築問題

2021年2月21日 (日)

まずは健康でなければ始まらない 減災活動の基本です。

風が弱い夜須の海でした。
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 2021年2月20日(火曜)は晴天。早朝は寒かったですが、暖かくなるという予報が出ていました。ハーバーも暖かかったです。ぎ装(ヨットの組みたて)をしました。
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 そしてウェットスーツを着用して海へ出ました。

 ですが、風がとても弱い。なんとか沖合まで行きましたが、動かない状態でした。ジュニア・ヨットクラブのヨットもほとんど動きませんでした。
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 昼過ぎに昼食を食べました。大﨑修二さんも来られ、午後からも海へ出ました。午後も風が弱かったですね。

2019年4月20日 (土)

地域として高木妙さんを応援しています。


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 高知下知地域は全域海抜が低く0Mから2Mであり、1・6万人が居住している市街地です。地域のただ1人の市議会議員である高木妙さんを応援している理由を申し上げます。
1)下知地域ただ1人の現職の市議会議員が高木妙さんです。

 ◎財政難で着工できなかった下知コミュニティ・センターを2013年に開所しました。高木妙さんの一押しがあり開所できました。あの施設の屋上に300人分の炊き出しができるLPガス災害時ユニット。当時市議会副議長をなさっていた高木妙さんにお願いし、実現することができました。公民館であり、図書館であり、地域の大事な防災拠点です。
下知コミュニュティ・センター
◎低地で江ノ口川に隣接している丸池町。古い住宅が密集しています。ただの1つも津波避難ビルが地区にありませんでした。昨年5月に高木妙さんの働きかけで勤労者交流館に外階段を付け、屋上に120人が退避できる施設ができました。とても大きなことです。
勤労者交流館外階段
◎2013年に災害対策基本法が1部改正され、2014年から(町内会単位でも防災改革が立案出来ます。)スタートしました。2015年に下知地区がエントリーし内閣府の支援で1年、高知市の支援で2年間、合計3年間計画づくりをしました。完成し高知市防災会議に提出しました。高木妙さんに大きな支援をいただきました。

http://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/12/sitasirutikubousaikeikaku.html?fbclid=IwAR3L1Mjr6Hl01kUGpsrfjR23GLObbxSWsjOJ5JMkZWsVLxy8l8tXaeWX3xY

 この意義は「防災がお上任せでなく、地域住民と基礎自治体8高知市」がともに力を合わせて策定したことにあります。これからが実行段階です。避難困難地区である下知地域で1人の犠牲者も出さないために、今後も高木妙さんと力を合わせていこうと考えています。

2)女性市議としての視点と行動力に期待します。

 女性は家事や育児、介護を担うことが多いので生活者の視点が強みです。日本では数少ない女性市議の役割がますます増大することでしょう。
◎昭和小の保護者からトイレの洋式化の要望があり、高木妙さんの尽力で実現しました。昭和小学校は地域の避難施設でもあります。昨年12月に行われた日ノ出町、弥生町の住民による避難訓練でも参加者は皆喜んでいました。
◎わたしの友人の小学生保護者から「児童クラブについて」の相談事があり、高木妙さんにつないだことがありました。難しい問題をきちんと解決していただきました。
◎障害者が気軽に街中に出かけることのできる施設設置の要望があり、高木妙さんたちのご支援で京町商店街に「タウンモビリティステーション・ふくねこ」が誕生しました。今後は「ユニバーサル・トラベル」の拠点施設として機能すべきです。
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3)高知市議会議長としての貴重な体験を地域に活かしてください。

 高知市を代表して市長とともにいろんな場所に出かけられました。私が知っているだけでも、北見市や、台湾や、東京原宿のスーパーよさこいにも行かれています。
 その反面地域周りが手薄になったと高木妙さんは焦っているかもしれませんが、丸池に津波避難施設をこしらえたりしたり重要な役割を果たされています。

 高知市のまちづくりは「被災ありきのまちづくり」なんです。

①高知市市街地は南海トラフ地震が起きますと2800ヘクタールの市街地が水没。13万人の市民が取り残されます。
②高知市は全国の都市で「災害危険密集地が多い都市です。最優先に解消に取り組んでいただきたいです。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-9f76.html

③最悪の想定で南海トラフ地震が起きた場合、高知県では4万人の死者が出ます。7・7万戸の住宅が必要ですが、県が確保しているのは2・3万戸であり5・4万戸足りません。1戸当たり2人住んでいると計算しますと10万8千人が高知県内で避難生活ができません。
④高知市内だけで13万人が浸水地域にいるということは、6万戸が必要です。7・7万戸のうち6万戸が高知市内の浸水地域が必要としています。
⑤過去高知市は1970年の台風10号災害でこの辺りは水没。その後大規模雨水対策をして水害には強いまちになりました。しかし南海トラフ地震対策では、全くなにもしていないに等しいです。
⑥最近御座付近に大きな複合商業施設ができまました。何も対策をしませんと犠牲者がでます。
⑦損害保険会社は、後30年間以内に交通事故でけがをする確率は24%です。南海地震に遭遇する確率は80%です。対策を個人と地域と企業と行政が力を合わせすべきです。

2018年2月27日 (火)

高知の地区防災計画と地域防災力


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 来る3月3日(土曜)、4日(日曜)に高知市にて、「地区防災計画学会第4回大会」が開催されます。3日は高知県立大学永国寺キャンパスで1日報告や意見交換会があります。4日は下知コミュニティ・センターの見学や五台山での市街地の眺望、」「種崎地区の津波避難センター視察を行い、坂本龍馬像と記念館の学芸員に説明を受ける予定です。
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下知地区減災連絡会からは、坂本茂雄事務局長が午前中の個人報告(11時40分~11時55分・A101講義室)で「下と地区防災計画と地区防災計画の水平展開^地区防災計画策定による地域共助力の拡大」というテーマで報告を行います。
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 また西村健一副会長と松本志帆子役員は、15時10分から16時20分のトークセッション「黒潮町と高知市下知地区における多くの住民が参加する仕組みづくり」というテーマで意見交換をする予定です。黒潮町の自主防災会役員や黒潮町情報政策課長や、高知市地域防災推進課山中晶一係長も登壇されます。

 コーディネーターは、3年間下知地区防災計画のアドバーサーをなさった鍵屋一跡見女子大学教授がされます。その後は学識者5人によるシンポジウム「地区防災計画の現状と課題」というテーマで行われます。

 朝10時から夕方18時15分まで、8時間に及ぶ発表と意見交換、シンポジウムとみっちりのスケジュールです。その後は懇親会も予定されているようです。

 3月4日は下知地区フィールドワークが行われます。丸池地区の視察や下知コミュニティ・センターの見学。五台山展望台からの高知市市街地の眺望。種崎地区津波避難センターの見学や、桂浜坂本龍馬像見学や、坂本龍馬記念館学芸員からの幕末維新の土佐の志士の説明もあるようです。
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 下知地区住民として全国から来られた防災関係の学識者、行政職員の皆様に精一杯のおもてなしをし地域の現状を短い時間ですが説明出来たら幸いです。
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2012年12月29日 (土)

下知コミュニティ・センターへの防災備品(案)

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 2013年4月に開館する高知市下知コミュニティ・センター。周辺全域が海抜0メートル地帯であり、海が近く地盤も悪く、南海地震が起きれば規模の大小に関係なく地盤が沈下し、水没し、長期浸水地域になることは間違いありません。

 耐震性のある公共建築物として下知コミュニティ・センターの役割は大きく、地域の避難の拠点、災害時の支援拠点としての役目もあります。

 2013年1月半ばに高知市役所側から「防災倉庫の備品リスト案」が出て参ります。住民サイドからも備品リスト案も必要です。

 防災寺小屋塾頭である西田政雄さんからも「防災備品リスト」が提案されました。

 添付画像とPDFファイルをご参考ください。

「microsoft_word__1_.pdf」をダウンロード

2012年12月23日 (日)

下知コミュニティセンターの内覧会と運営委員会の設立総会

 2012年12月22日には、2005年4月2日に開館する下知コミュニティセンターの内覧会と運営委員会の設立総会が開催されました。

1階の入り口は震度5以上の地震を感知すると、手動で開けることができるようになっています。トイレなども車椅子用のトイレも各階に設置されています。
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 階段は段差が小さく、勾配も緩やか。階段スペースもゆったりあり、高齢者でも比較的移動はできると思いました。
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 屋上部分です。意外に広いと思いました。非常階段でも屋上に登れます。ただ非常階段はスペースの関係が幅が狭く、蹴上の高さも、屋内階段に比べ高いこれでは非常時に高齢者の避難誘導は困難が伴います。
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 防災倉庫もスペースがあります。このなかの備品の整備について、防災部会と市役所側との協議が必要です。来年1月に協議があります。
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 災害用LPガス供給ユニットも設置しています。これは地元の要望で設置いただきました。
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 4階の150人が着席できて講演会などができる多目的ホールがあります。
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 4階には2000Lの飲料水タンクもあります。
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 3階は4つの会議室があります。1つは和室です。20人から50人程度の会議室に活用できます。
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 2階は図書館です。免震用の書架や木製の建具としての書架を整備され、4万冊の図書が蔵書される予定です。
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 狭いながらもっていたより充実した設備のようでした。

 下知コミュニティ・センター運営委員会設立総会は、場所を宝永町のプリンスホテルに移し開催されました。
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 恒石運営委員会会長が挨拶され、来賓の中島高知市副市長、高知市議会副議長、松原高知市教育長が祝辞を言われました。

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 総会が開会。議事進行は副会長の坂本茂雄氏がされました。
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 会則の設定と役員人事が行われ、全会一致で採択されました。

 続いて市役所側から施設の概要説明が行われました。
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 無事に総会は終了。懇親会が行われました。

 乾杯の音頭は高木妙高知市議です。
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 終演の中締めは坂本茂雄県議です。
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2012年4月 1日 (日)

二葉町自主防災会から高知市への要望書

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 「1000年に一度」の南海地震による被害予想が内閣府により公表されました。海抜0メートル地域の二葉町にはことさら「変化」はない想定ではあります。

 なども変り、高知市役所も今まで総務部危機管理室である部署が、防災対策部として部局に格上げ、人員も増加し新体制になりました。(下の画像参考)それで、二葉町自主防災会としても、行政への要望と協働事項について問題を提起することにしました。

 具体的には4月5日に二葉町自主防災会役員が、高知市の災害対策部を訪問し、以下の要望を提出します。

新年度の二葉町自主防災会の活動計画と要望について

1)一時疎開先予定地である仁淀川町との実質協議の要望

 仁淀川町側から、「今後の交流については二葉町自主防災会会長と二葉町町内会長と、仁淀川町長。副町長との面会を設定します。また町内施設については高知市役所側と仁淀川町総務課との実質協議を行なっていただきたい。」とのことでした。

 仁淀川町の窓口は企画課ですが、町有施設の管理と運営は総務課が管轄しています。

 仁淀川町を近日訪問したい。市役所側でも調整を行い同行していただきたい。

*仁淀川町ー二葉町交流事業は、沿岸部市街地町内会と山間部との交流事業のモデルケースであります。高知市の山間部である土佐山地域との交流も推進すべきです。

2)新・下知図書館の防災面での要望

 屋上部に「災害用LPガスユニットの設置」は、評価できます。新・下知図書館は下知地域の二葉町以東の国道32号線南側の唯一の津波避難ビルですので地域住民の期待度は高い。以下の施設の導入を提起したい。

*屋上部に防災無線の設置。鉄塔を建てて、防災無線が聞こえるようにできる。

*高知市案安心センター(危機管理部)との通信手段の確保

 衛星携帯電話の設置

 新・下知図書館公衆無線LANの設置(インターネット接続環境の確保)

 アマ無線機の設置と連絡体制の確立。

*非常食の常備 

*災害時の非常灯の設置。

*救命ボート。救命浮き輪。ロープ類の設置


3)青柳公園への津波避難タワーの設置と耐震貯水槽の活用(県や国の支援の要望)

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 耐震貯水槽の飲料水を取り出すポンプの設置。


4)津波対応型救命艇(通称ノアの箱舟)の下知地域への重点配置の要望

 国土交通省四国運輸局が2月22日に公表した「津波対応型救命艇」構想に注目しています。海に近く、南海地震時に地盤沈下し水没する二葉町地域。

 二葉町自主防災会として、市役所が認定した「津波避難ビル」とは別に既に2007年度に独自に「津波一時退避場所」を町内10箇所の賃貸マンションを中心にオーナーと協定を独自に締結しています。

 しかし「災害弱者」といわれている高齢者や障害者や乳幼児は地震災害時、それらの津波避難施設への退避は階段昇降が伴う為に事実上不可能です。

 そこで私有地であったとしても地主の同意が取り付けられ場合には、津波対応型救命艇の設置をお願いしたい。


5)二葉町歩道橋・宝永町歩道橋を津波避難タワー型歩道橋への改築の要望

 国道56号線沿いに二葉町には2つの歩道橋が設置されています。
 この歩道橋を2階建て構造にし、耐震性もある津波避難タワー型歩道橋に改築するように、市役所危機管理部より国土交通省に要望いただきたい。
 
 津波避難ビルよりも良い多くの市民を津波と浸水の脅威から救うことが可能になる。
 特に国道56号と32号が交差する宝永町歩道橋は、改築すれば4方向からの退避が可能になり、1000人規模の市民が退避できる可能性があります。

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 防災寺小屋塾頭の西田政雄さんによれば、「危機管理部に防災政策課長に山本聡氏、地域防災推進課長に横山成郎氏の体制は、かなり実効性のある体制で評価できる。」とのことでした。

2010年11月30日 (火)

下知図書館は2013年度の完成を目指す

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 高知市は財政難を理由に、改築が凍結されていました下知市民図書館の改築の凍結をようやく解除しました。

 平成19年3月に策定された下知図書館整備基本構想・基本計画どうりに、3階建ての図書館とコミュニティ・ホール。屋上部には防災倉庫などを備え、現行の施設が改築されます。
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(完成予想図は、平成19年3月策定の「下知図書館整備基本構想」より)
 
 現在の下知図書館は、2005年から「危険だ」ということで、2階部のコミュニティ・ホールの使用が禁止され、財政難を理由に改築が延期され続けてきました。

 ようやく高知市はこのたび「凍結」を解除し、下知図書館の改築が動き出しました。2011年度から着工し、2013年度に完成予定です。「地域活性化公共投資基金」も活用し、約4億円の予算で改築工事を行うようです。

 地域住民の悲願の1つがようやく実現に向かいました。

高知新聞  下知図書館改築計画凍結を解除
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2010年11月25日 (木)

12月高知市議会に期待しています

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 11月20日に下知消防分団会議室で、高知市議会議員の高木妙さん、上田貢太郎さん、細木良さんと高知県議会議員の坂本茂雄さんが出席され、二葉町や中宝永町、若松町や知寄町の下知地域住民との懇談会が開催されました。

 参考記事 下知図書館改築推進のための地方議員との懇談会

 出席されました議員の皆様はそれぞれ、ご自身のホームページや会報などで懇談会の様子を報告いただいています。

 坂本茂雄県議  11月21日「地域で考える防災」 

 高木妙市議  「地域の防災力について考えています。」

 細木良市議の会報(画像)

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 改築の請願書は高知市議会で全会一致で採択されています。でもこれからが正念場です。

 12月の高知市議会には注目しています。なんとか「凍結」されている下知図書館の改築予算が動き出さないだろうか。懇談会にご出席いただきました3人の市会議員の皆様の活躍に大いに期待しています。

 地域の自主防災会としてもこれからが活動の本番です。

2010年11月21日 (日)

下知図書館改築推進のための地方議員との懇談会

 11月20日は引き続いて午後五時から7時まで懇談会を開催しました。出席された高知市議会議員は上田貢太郎氏 (自民みらいの会)、高木妙氏(公明党)、細木良氏(日本共産党)の3人。元サーパス知寄町1自主防災会で活躍されている坂本茂雄県議も出席しました。
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4人の地方議会議員は、下知地域の防災対策、下知市民図書館の改築問題に熱心な方ばかりです。

 高木妙議員

「先日も地元下知地域連合町内会の人たちと市役所へ請願に行きました。市議会でも請願は全会一致で採択されています。その様子は10月28日の高知新聞朝刊にも掲載されています。

 それと国からの交付金もあるので、従来の計画案を早く実施するためにも超党派で動いていかなければなりません。なんとか12月議会で具体化したいと思っています。

 とはいえ実際に改築となると解体工事と閉館対策も必要です。閉館中どこで仮に開館するのか。1年間程度の期間になります。クリアしないといけないことはたくさんありすぎます。」

 細木良議員「2年前は上田市議と一緒に神戸市長田区鷹取町内会と二葉町自主防災会との交流会へ参加させていただきました。かつては医療盛況時代には阪神大震災の直後に支援活動をしていました。

 津波避難ビルと図書館を改築するのであれば、図書にも南海地震関係の図書を多数置くような配慮もまた必要です。」

 上田貢太郎議員

「6月議会で下知図書館改築問題で質問しました。市長は予算がないの答弁。ないならないで知恵を出して市民の命を守る工夫が大事です。

 津波避難ビルの指定は、高知市内でようやく4箇所になりました。市民も行政もお互い知恵を出して命を守る工夫をしていかねばなりません。」


坂本茂雄県議会議員

「津波避難ビル問題に関しましては、建築確認申請の段階で、周辺住民の津波発生時の一時避難を義務づけることはできないかと提案しました。

 ただし、防犯の問題で最近のマンションはオート・ロック。地震時にオート・ロックが解除されるようにするにはマンション住民の合意が必要です。

 また最近中央のほうで都市型地震の地震後の沈降データの解析が行われているようで、そのモデルが高知市中宝永町歩道橋付近だそうです。調査が公表されれば、県も市も本腰を入れて取り組むのではないかと思います。」

 坂本茂雄議員ホームページ(早速11月21日の記事に掲載いただきました。)
 
 コーディネーター役の西田政雄さんからも「来年あたり高知大学の岡村教授と一緒に二葉町町歩きしましょう。下知地域の危険箇所や地形の再確認をする必要もあるからです。」との提案もありました。

 会場の参加者からも「市民も行政側も真剣さが足りない。お金がないことを言い訳にしていますが、そんなことではお金があったところでろくなことにはなりません。

 防災対策でも世話役に人はもの凄く詳しく知っている。しかしそのせっかくの知識と経験が、市民各位と情報の共有化がなされていない。そのあたりがとても残念であると思う。」
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 坂本茂雄県議からも、ご自身の所属するサーパス知寄町1丁目自主防災会での取り組みとして「マンションの住民同士でレスキュー・バンクをこしらえました。それはご自身が医師である。看護士である。建設機械を扱えるとか災害時に役立つ能力や特殊技能を登録しておく。それを役立たそうと野取り組みをしています。」との実践的な紹介がありました。

 森宏二葉町自主防災会会長からも「子供のときに須崎で南海地震時の津波を体験しました。地震は想像できないエネルギー。常にいつ起きてもかまんような準備を各人も行政側もしないといけない。」

 多様な意見が出されました。大変有意義な懇談会でした。午後7時に懇談会は終了しました。

2010年10月19日 (火)

下知市民図書館はなぜ早期に建設されないのか?

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 下知市民図書館ですが、何故か建設されようとしていません。

 上の経緯を書いた資料は、西田政雄さんが、高木妙市会議員から入手されたものです。
画像が小さくて読みにくいと思います。(画像をクリックすれば少しは拡大します。)

 PDFファイルにもしました。

「simoji.pdf」をダウンロード

 「財政難」を理由に先送りされてきた経緯がよくわかります。

 しかし高知市下知地域は、1946年の昭和南海地震で地域全体が水没しています。

 昭和南海地震の記録。
 想定される南海地震では、地域全体が2メートル地盤沈下するといわれていまして、2メートルから5メートル長期間水没すると南海地震長期浸水対策検討会で報告されているようです。

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 (高知新聞2010年10月15日朝刊・30面より)

 二葉町には高台も耐震構造の公共建築物は皆無です。

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