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2026年10月 1日 (木)

日ごろの「つながり」が、災害から「復興」する力になる

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2026年9月29日ですが、「高知市事前復興まちづくり計画勉強会」が、防災政策課主催でありました。
講師は兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科准教澤田雅浩さんです。とても実践的で素晴らしい講演会でした。

印象に残る言葉を記述しました。
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「復興 喪失への対応
暮らしの感覚 仕事 人のつながり 形のないものを取り戻す取り組み」

「元の暮らしらしさは,住んでいる人にしか描けない領域 だからこそ 復興は住民が主語になる場面」

「まちづくり 地域における 市民による 自律的継続的な 環境改善運動」

「制度はどう作られるかではなく、どうつかわれるか」

「防災と福祉を分けない」

「住まいの確保だけでなく、話し合う相手が隣にいる状態づくり」

「住民 行政の間にもう一つの存在 中間組織と専門家が入る三極構造」
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「住民が語り始めたことを 復興基金でその都度事業に」

「小さく産んで大きく育てる 小さな成功体験が次の動きを呼ぶ」

「民間と行政が組む新しい公共」

「縮小出来る計画のほうが、結果てして多くの人の希望に応えられる形」
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「身の丈復興 大船渡」

高知の課題も言われていました。
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「一緒に決められる相手が近くにいるかどうか」

2026年9月30日 (水)

9月も終わり、下期はどうなる?


 ナフサ危機は依然として継続中。「総量は足りている」「目詰まりが悪い。」という一貫して責任転嫁する政府と産業経済省には、いまだに許せない感情がありますね。本当に国民のことを心底軽視する政権。

 しかし「無能極まりない政権」なのに、内閣支持率が高いという各種データはどうなっているのか?従来型の報道機関のテレビや新聞の凋落が著しい。

 ではネットメディアやSNSや、ユーチューブなどはどうなのか?
 アルゴリズムが勝手に作動し、スマホやパソコンで見る本人の「好みそうな」情報やニュースしか目に触れないようになります。「客観性」のあるメディアの凋落は困りますね。

 よくメディア・リテラシーと言いますが「自分自身がSNSやユーチューブ情報の真偽までわかるのか、探訪できるのかと言えば自信はありません。またアルゴリズムで「自分の情報発信がより多くの人達に届いていない。」と思いますね。それに疲れる。

 何かの活路をみつけけないといけない。公私ともにでです。

2026年8月25日 (火)

生活を再建する訓練を日常化すべし

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 仁淀川町長者地区・泉川地区の住民の皆様、仁淀川町役場の皆様が多大な協力支援をいただきました。感謝以外ありません。
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 私たちはようやく15年間かかって「生活を再建するために広域避難(疎開)」訓練をすることができました。しかし実際に「生活を再建する」ためのサテライトオフィスや、シェアオフィス、セカンドハウスを借用する段階にはまだまだ行きついてはいません。
折り畳みベット、エアーベット設置
 「前例がないことをする」ことは行政側も企業側も苦手です。でも高知では前例のないことをやり続けないと「自分たちの生活を再建する」「自分たちの商売を継続する」ことは不可能であると思います。

 

 いまだに「避難所に何を持参するえばいいのか」「避難所で死なないためにはどうすればいいのか」ということばかりが報道され、防災専門家たちが発言はしていますが、避難所も避難生活も一向に改善していないのは何故か?防災専門家の言うとうりに日本社会は未だになっていませんから。

 

「生活を再建する」観点のない復興計画は駄目です。必ず失敗します。高知県・高知市では事業所の浸水地域外の高台移転事業は、「従業員数50人以上」の「高知では大手企業」に限られています。高知市では「20人以下の事業所が90%以上あります。「5人以下の事業所」も60%あります。
 ということは高知県庁や高知市の「災害復興計画」なるものは最初から事業所の9割を占める中小零細企業、自営業などを除外した「復興計画」ゆえに最初から失敗しています。
夕食会
 15年かかって信頼関係をつくりつつあります。「住むところがなくなって困ったら長者に来たらえい。なんとかなるき。」と言われました。お互い酔っぱらっていましたが、涙か出るほど嬉しかったです。
地域交流会1キャンプファイヤー2
 でもまだ「見える化」していません。今後は中小零細企業が山間部の皆さんと連携して、お互いが生き残る、生活を再建する仕組みを構築したいと思います。山間部は「人が居なくて困る」「下知地区は逃げ場がないし、水没したら再建は不可能な現実」がありますから。
防災キャンプ終了式2
 第2回仁淀川町防災キャンプの写真を並べてみました。すべては皆の「生活を再建する」「商売を継続する」と意識し行動することから始まります。
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2026年8月22日 (土)

どうなる左派リベラル票の行方?

 
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 日本ではいわゆる左翼政党の退潮が著しい。かつての社会党は衆議院で160議席以上を獲得した時期もあり、衆参両院で200議席あったじきもありました。今や社民党は参議院で2議席のみ。無罪な衰退ぶりです。また102年になる日本共産党も衆議院で4議席になり「泡沫政党」になりました。

 日本では「れいわ新選組」が躍進した時期もありましたが、今年「創業者」の山本太郎氏が引退し、「いのちの党」に改名しました。

 また中道改革連合や立憲民主党の現職議員、元職らが参加した新たな政治団体「護憲リベラル共生(略称ゴリラ)」が19日、東京都内で設立会見を開くとのこと。

 2026年2月の総選挙で、立憲民主党は160議席以上あった議席が50議席以下と大惨敗。公明党との新たな政党中道へいくもの、離れるもの等立憲関係者はそれぞれのようですね。

 日本経済新聞の記事では、いわゆる左派リベラル票は16・4%、保守系の票は39%、中間わからないが44・5%というのが最近の有権者の動向です。

 従来政党の社民・共産党、旧れいわ(いのちの党)、ゴリラ(護憲リベラル共生)が、連携し躍進するのか、しょうもない「内ゲバ」を相変わらず繰り返して衰退するのか、動向には注目です。

2026年8月 7日 (金)

広島平和記念式典

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 2026年8月6日ですが、人類初の原子爆弾がアメリカ軍により投下され、20万人を超える犠牲者が出てから81年目の平和記念式典が広島市で開催されました。
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 広島平和記念式典を少しだけ視聴しました。始業前の時間帯NHKで視聴しました。
猛暑のなか多くの関係者(被爆者・遺族・多数の国民各位、120国を超える大使など)が参列し開催されていました。

 献花する場面もありました。被爆者の方や遺族、広島市長や高市首相も献花していました。
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8時15分から犠牲者への黙祷や広島市長のスピーチがあったようです。始業準備のために後は見れませんでした。
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「核抑止」の考えが未だに根強く、時に平和を願う声はか細く聞こえますが、諦めてはいけないと思います。

 平和を願う被爆国日本の役割は、政府が考えているより遥かに大きいのですから。
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2026年8月 1日 (土)

熊本地震の怖さを感じます。

 10年前にも強い揺れで熊本地震はありました。10年後に再び熊本地震が起きました。今回は大企業の商業施設(イオン)や日本製紙などで大きな被害が出て、死傷者もでました。

 

 多くの大企業の製造拠点が熊本に集積していますが(その昔、熊本は地震が無いからという理由で誘致をしたらしい。)10年前に対策不足で手痛い目に逢いながら、今回は万全の対策をしていたはずなのに、大きな被害が出ました。理由がわかりません。

 

 とても他人事とは思えません。うちの鉄骨3階建ての建物も軟弱地盤に立っているので、おそらく傾いて住めなくなるだろう。あるいは浸水で海水が1階部に入り込んで修理不能になるでしょう。70歳を超えた老夫婦に再建できる余力などないし、銀行も兼ね貸してくれないでしょうから。年寄りには。

 

 本当に日本は災害大国です。つい1か月前には大雨災害が話題になっていました。今度は地震です。次はどこで起きるのかわかりません。

 

 それにしても高市内閣の動きの鈍い事。高価なアメリカの中古ミサイルよりも熊本の被災者のために、宿泊施設を提供することを手早くやれよと言いたい。なんか高市も維新も「防災」には関心がないことがありありとわかりますね。嫌になりますね。

2026年7月27日 (月)

「マルクス・リバイバル」を読んで

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 図書館で「マルクス・リバイバル・キーワードと新解釈』(マルチェロ・ムスト・著・斎藤幸平・監訳、佐々木隆治・監訳・2025年刊・地平社)をようやく読み切りました。2週間の貸し出し期限では読み切れず、リクエストががないことを図書館で確認し3回貸し出しを延長してようやく読みました。


 


 驚いたのは590ページもある書籍。編著者は1976年生まれの社会学教授。50歳。
監訳者は39歳と52歳の大学教授。私の大学入学当時も「初期マルクス」の研究が日本で盛んでした。もう53年も前のことです。


 


 マルクスの初期の著作と言えば「へ―ゲル法哲学批判」「ドイツ・イデオロギー」「フォイエル・バッハ論」「経済学・哲学草稿」「哲学の貧困」「フランスの内乱」「共産党宣言」などでした。
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 マルクスの巨大な概念構築のために、大陸の哲学や社会思想の読みこなし、後年イギリスへ渡ってから、当時の産業先進国のイギリスの経済学を丹念に分析し、資本論研究につながっていきました。


 


 その程度のことは、学生時代に「現代の理論社」等の雑誌などで読んでいました。しかし当時の日本の社会は「連合赤軍事件」(1972年2月)、早稲田大学での川口大三郎さんのリンチ殺人事件(1072年11月)のあとの新左翼セクト同士の際現のない内ゲバ殺人の連鎖が無限に継続する暗黒の時代が続きました。


 


http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/cat21222778/index.html (連合赤軍と新自由主義の総括)


 


 田舎育ちの「早熟な政治少年」は、連合赤軍や内ゲバ殺人の巨大な渦の外周をぐるぐる回されて「50年間も」暗闇のトンネルに閉じ込められてうじうじしていました。転機は2024年に「重信房子のいた時代:(油井りょう子・著・絶版)と「彼は早稲田で死んだ」( 樋田毅・著・文藝春秋刊)を精読して、50年の呪縛から解放されました。
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http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-b83a12.html (「重信房子がいた時代」を読んで)


 


http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-a3dfc5.html (「彼は早稲田で死んだ」を読んで)


 


 自分が50年暗いトンネルの中にいた時代に生まれた若い学者(子供世代の知識人たち)が「マルクス・リバイバル」なる新しい概念でのマルクス像を提示していました。


 


 マルクスの概念に従い22の項目別に記述があります。
「資本主義」「共産主義」「民主主義」「プロレタリアート」「階級闘争」「政治組織」「革命」「労働」「資本と時間制」「エコロジー」「ジェンダー平等」「ナショナリズム」「移住」「植民地主義」「国家」「グローバル化」「戦争と国際関係」「宗教」「教育」「芸術」「テクノロジーと科学」「マルクス主義」でした。従来型のマルクス研究ではとりあげないテーマで学識者がコメントをしています。


 


 マルクスの著作をもとに、現代社会を各著者なりに「アップデート」して書いてありました。わからん項目が大半でしたが、読みごたえがありました。


 


 


 私は真面目にマルクスの著作(資本論など)を読み込んでいませんので、的外れな感想ですが、これはと思う部位を書きました。学生時代は「連合赤軍」と「内ゲバ殺人」の悪影響を強く受けた人間です。ほとんどの人達が無関心な問題でしょうが、50年間もうじうじと悩んでいましたから猶更です。22項のうち「政治組織」の問題が最も関心がありました。


 


 「政治組織」(ピーター・ヒューディス)(P175)


 


「マルクスの組織概念の基礎は、早くも1843年にはすでに見ることができる。」(P175)


 


「レーニンはマルクス主義の歴史の中で立場を確立したが、彼の組織概念(中略)は、とりわけ大衆に代わって権力を独占する一党独裁主義国家を推し進めて点で、きわめて自滅的なものであった。(中略)
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 労働者階級ではなく、労働者階級の名において支配すると訴える知的エリートに指導された単一の政党による権力の独占が、ソ連やその他のスターリン主義国家において、歴史のおける最も抑圧的な体制を準備した。」(P195)


 


「カール・マルクスは、生涯を通して革命組織に積極的に関与し、そこに参画しながら彼がどのような寄与をしたのかは、彼の数多の仕事の中でも最も議論されてこなかった問題の一つである。」(P175)


 


「一世紀が経ってみて、理論と実践の切り離しがどれだけの存在がもたらしたかは、いまや明らかである。いまこそ、マルクスの「政治的な」貢献、つまりは政治組織への貢献を再検討するときである。」(P196)


 


 マルクスの生存中に「プロレタリアートの党は、職業革命家たちに小さな集合からなされなければならないというブランキの見解を認めませんでした。


 


 しかしマルクスの没後には、マルクスの概念とは別物の党組織論が台頭し、大衆に代わり権力を独占する一党独裁国家を推し進めた点ではレーニンの間違い、スターリンの犯罪性は明らかです。マルクスの組織論概念とは別物でした。


 


 わたしが覚えているマルクスの概念は「1人の自由な発展が万人の発展となりうる新しい共同体(組織)」でした。


 


 一党独裁的な政党やセクトなどが、いくらマルクスの考え方の素晴らしさ、ユニークさを説いても、実現すべき党組織が個人の尊厳を限りなく無視する独裁政党故に何の説得力もありません。世界の多くで「いわゆる左翼政党」が退潮していますが。組織論がまちがっているから大衆は、見抜いて支持をしないと思われます。多くの既成左翼は気がついていないようですね。
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2026年7月23日 (木)

「はたちの時代 60年代と私」を読んで

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 重信房子さんの著作の2冊目は「はたちの時代 60年代と私」(重信房子・著・太田出版・2023年刊)を読みました。1冊目の「リンゴの木の下であなたを産もうと決めた」(重信房子・著・2001年・幻冬舎刊)を読みました。1冊目は重信さんが日本へ30年ぶりに帰国され逮捕され、懲役20年が確定し、当時はパレスティナに置いていた娘さんのメグさんあてに書かれたものでした。

 2冊目の「はたちの時代 60年代と私」は20年の刑期を終えて出版されたものでした。
本の中で重信さんが言われていましたが、最初の10年は裁判の手続きや制度のことに忙しく、後の10年はじっくりと自分の生い立ちから、活動履歴を振り返り、過去を思い出しながら丹念に記述されています。
重信房子がいた時代
 素晴らしいのはかつての重信房子さんの学生時代のお仲間(明治大学2部学生たち)が「土曜会」というグループをつくりなにかと重信房子さんを支えてきたことですね。「出所したら文句を言わないといけないから、みんなお互いにいきていこうぜ!」という趣旨はすばらしいです。暗さのみじんもない。素晴らしい人間関係です。

 たぶん「土曜会」の人達の支援があったので、出版が出来たのではないかとおもいました。重信房子さんの家庭環境や生い立ちの個所と、キッコーマンに勤務しながら明治大学2部学生時代に体験された文学研究会、学生集会や、自治会活動、学費値上げ闘争、などが詳細に丁寧に記述されています。

 対話や討論、意見交換を続けながら、可能なら合意形成する地道な努力を当時の重信房子さんは孤軍奮闘してやっておられました。サークルや自治会や、学費値上げ反対闘争などの真摯な重信房子さんを知っている学生時代の仲間が「土曜会」の人達がベースになっているのではないかと想像します。

 1965年に入学し、」67年ごろになると60年安保闘争で解体した全学連の再建が始まり、67年ごろにはセクト(党派)の影響も出てきて。3派全学連(社学同・中核派・社青同解放派)がはびこってきた時代でもありました。

 第3部の実力闘争の時代(P100)から、社学同への加盟(P115)、激動の戦線(P155)は、羽田闘争や三里塚闘争や、神田カルチェラタン闘争など。世界中の学生運動が高揚し、aある意味1番楽し気な時代のように思います。
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 1969年を過ぎたあたりから、第二次ブント(共産同)も分裂基調になり、そのなかから、「前段階武装蜂起」を唱える赤軍派が関西方面から現れ、勢力を拡大していったようでした。

「赤軍派は大きな構想を描きつつも、その始まりで、出発の方向性を誤ったのです。今からとらえれば、ブント自身が「党」といいながらも、学生運動の大衆闘争機関の指導部でしかなかったと思います。
 そして中核派など、新左翼党派と競合しながら、それがブント内に反映し、路線も組織論も近視眼的な矛盾に規定され対立にと思います。やり方が違っても、共同する条件と方法はあったと思いますが、当時の未熟さでは、分裂は必然だったとも言えます。

 だとしても、党内に自分たちの要求を通すために暴力をふるうというやり方は、中大グループもそうですが、赤軍派がブントに持ち込んだ誤りであったこと、後のブントの分解の原因となったこと、また「連合赤軍事件」にも影響を与えたことは事実です。
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 7月6日の赤軍派の振る舞いを、使命感で正当化したことは、以降の赤軍派の自身の戦い方の傲慢、未熟な英雄主義を伴う闘いの出発点となってしまったのです。「7・6事件」という事実を直視し、もはや半世紀前近い前の事件ではありますが、まず戦ったかつての友人たちに、当時の赤軍派の一員として謝罪しておきたいと思います。」(P236「過ちからの出発」)

 確かに重信さんが当時の赤軍派の理論というかスローガンが「前段階蜂起」と「国内外根拠地論」もスローガン先行で、モデルにしていたロシアの「革命前夜」の状況名など日本にはまるでなく、赤軍派は小人数の精鋭部隊で混乱を引き起こすとかでしたが、ほとんど未遂に終わり、逮捕者だけが増えていきました。
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 特に大菩薩峠の福ちゃん荘での大量逮捕、赤軍派幹部の逮捕は大打撃でした。その残党が「よど号ハイジャック」で北朝鮮へ行った田宮グループ。後の国内残留組は連合赤軍事件をひき起こし同じ活動家仲間の惨殺に向かいました。重信房子さんの少数のグループが1971年にレバノンに向かい、パレスティナの人たちと連携していきました。

 偏狭で狭小な「革命史観」ですべてを解釈し説明することなど到底不可能。連合赤軍は、ロシア革命のカリスマ独裁者レーニンの「民主集中制」という組織原理から派生しているだけに、構成員は逆らうことが出来ず、仲間の殺害と絶望的な武装闘争に加担し破滅してしまいました。
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 当時一時的に興隆した新左翼系の社会運動も道連れにして滅亡してしまいました。連合赤軍事件前後の新左翼党派間の「内ゲバ」抗争も重なり、絶望感もあり、国民各位が政治に対して失望感を抱きました。以来「政治のしらけ」「社会運動の停滞」が日本社会に続いています。

 重信房子さんは、30年間アラブ社会・パレスティナで、日本赤軍のリーダー的な存在となり生活し、子育てされていました。20001年に日本へ帰国し逮捕され、20年間拘留生活を体験されました。20年の刑期を終え社会復帰された後の2023年に振り返られています。

 運動の渦中、渦の真ん中におられた人の社会体験、生活体験だけに貴重な記録です。私は70年代初頭は田舎の高校生でした。毛沢東思想を崇拝し、声をかけてきた人が後の連合赤軍に合流したようです。私は臆病者であり、坂本龍馬のように「脱藩」して参加することなどよう考えませんでした。合流しなくて良かったです。

 結局高校を留年して、翌年大学へ入りました。そこは「内ゲバ戦争」の最中でした。革命思想を唱える党派の構成員が殺し合いをしていました。重信房子さんが体験された1968年の「神田カルチェラタン」のような楽し気な風景などまるでありませんでした。

 連合赤軍事件と内ゲバ殺人現象の「ブラックホール」にお吸い込まれ、日本の社会運動は壊滅してしまいました。その挙句ヘンテコな政治状況になりました。私は50年間の「暗黒」からは脱しましたが、「何をどうしていいのか」はわかりません。18歳の若者は気が付けば72歳の老人になりました。残りの人生で懸命に考え生きていきたいと思います。

 重信房子さんの2冊の著書は、大変参考になりました。

2026年7月 9日 (木)

閖上だより25号


 一般社団法人ふらむ名取編集の閖上だより25号が送付されてきました。
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1面は「日和山・メモリアル公園」についての説明記事でした。
 名取市は「震災遺構」という被災した建物がありません。震災の被害を訪問者に伝える役目が4基の石碑が果たしているという記事でした。

 私が閖上を訪問したのは、2025年と2016年でした。10年ほど前のことです。かさ上げ工事の最中であり、写真のような建物は建築jされていませんでした。時間と共に復興は進み、それと共に震災の記憶は薄くなります。どう後世に伝承していくのかは大きな課題です。
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2面は、閖上地区の地域活動の記録です。
「学校協働活動」では、閖上小中学校の協働活動として、閖上海岸に海浜植物の観察活動をされています。ハマボウフウ、ハマヒルガオ、ハマエンドウ、コウモウムギ、ハマニガナなどを専門家のアドバイスも得ながら観察をされています。

「山のお祭り(日和山)富士姫神社」

 記事によれば震災前は、日より前公園前に露店が立ち並び、家族jずれでにぎわっていたそうです。それを懐かしむ住民も茶話会でいたそうです。現在は神事が行われています。
 祭り好きな閖上の人達と、新たに住民になられた方々が、将来に向け「山のお祭り」の在り方を共に考える機会になりそうな記事でした。

「閖上小中学校運動会」

 6月13日(土曜日に閖上小中学校(497名)の運動会が快晴のなか開催されました。紅白に別れ対抗戦。徒競走や全8種類の競技がおこなわれました。
 全児童生徒、保護者、地域住民が参加した「閖上大漁節」の踊りでは、学校と地域が一体化したそうです。
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 3面は「閖上散歩」と「自転車旅行」の投稿文が掲載されています。
「大聖寺新築工事」では、商店の跡地に、天台宗のお寺が新築されたとのことでした。「一隅を照らす」という最澄の言葉どうりに閖上を見守り続けていただきたいとのことでした。

 自転車紀行はこ今回はお休みで、投稿者が避難所生活でお世話になった女優で脚本家の渡辺えりさんも映画「三角屋の交差点で」という映画の上映の案内で仙台市での交流の良いうすが書かれていました。ある家族が原発事故の様々な問題が発生する中で淡々と生きていく姿が描かれています。ドキュメンタリー映画でした。

「第1団地茶話会」の報告記事がありました。茶話会も7年目。現在93歳から64歳まで14~15名が集っています。持続可能な運営をめざした話し合いが行われました。ふらむ名取はこのg茶話会から」元気をいただいているとか。楽しいお話会は必要ですね。

「その日に備える 新・防災気象情報」の説明がありました。5段階の警戒レベルのなかで、3段階目からの安全な避難行動、対策が必要ですね。
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4面は、地域企業の協賛広告も、貴重な地域情報です。
「閖上知って」コーナーでは、戦前の宮城県県民歌の解説がありました。作詞をされた高松茂夫氏は閖上小学校に勤務されていた時代があったそうです。なかなか壮大なスケールの「県民歌」でありました。

「追討 前名取市長・佐々木一十郎さんの追悼文が掲載されていました。「災害に強い街・閖上の基盤をつくられた」と表記されていました。
 地域社会と共生し、地域の情報を詳細に広報誌として発行されています。閖上の地域コミュニュティの要として活動されていることがよく理解できました。

2026年6月26日 (金)

連合赤軍と新自由主義の総括はほぼできそうです。

 


 個人ブログの「けんちゃんの吠えるウォッチング-どこでもコミュニュティそい方向サイト」は2004年1月1日から毎日更新しています。いまやSNS全盛時代にブログを毎日更新している人も珍しいと思う。


 


 ブログは当初「WEB LOG」(webとlog(履歴)という言葉を合成したweblogが原義で、これを縮めたのがblog。日記のように簡単に更新できるホームページのこと。SNSもやっていますが、あれは「刹那メディア」ですね。広まることは期待できますが、記録媒体としては使いにくい。


 


 私の場合は「思いついたことを」すぐに書かないと忘れるので、ブログに書いています。ブログは記録媒体としては、カテゴリー別や、作成年月で分類されるので、後日検索するのに都合がいいですから。


 


「連合赤軍と新自由主義の総括」というカテゴリーに基づく投稿文は、ずいぶん昔です。


 


http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/cat21222778/index.html


 


第以回目の投稿は2009年4月17日ですから。


 


http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-0065.html (今こそ連合赤軍の組織原理・思想的総括を)


 


 17年前からこだわり続けていました。17年前も以下のように書いています。


 


 「現在日本の若者たちが「政治に興味がない。」という大きな原因の1つは「連合赤軍事件」の負の遺産であると思います。国家権力もマスコミを活用し大々的な宣伝を「連合赤軍事件」を使ってしました。「社会運動は怖い」「政治に無関心なほうが格好いい」「政治よりもファッションだ。音楽だ。芸能だ。」ということを大手広告代理店を使用し若者たちに刷り込みました。そのたくらみは成功しました。


 


 しかし現代の時代「野放しのグローバル資本主義」が、格差社会を生み出し、貧困を拡大しました。職につけない若者たちが多く、仕事があっても不安定な非正規雇用です。今こそ「命がけで」社会の悪==新自由主義と闘わないといけないと思います。


 


 近くあろうであろう総選挙での自分たちの意志の表明も必要です。おかしな制度であれば、フランスの若者たちのように街頭に繰り出し、デモを行い政府に譲歩を迫る迫力も必要です。インターネットも「前向きな社会運動」に活用していただきたい。そう思います。


 


 だから今こそきちんと「連合赤軍事件の思想的総括」が必要です。そして人間の解放を標榜する組織なり、運動体が人間を抑圧し、排除する組織にならないような抑止が絶対に必要です。


 


 旧ソ連邦や東欧の共産党独裁体制や中国や北朝鮮の共産党は国家レベルの人民の抑圧装置でした。反論を許さない独裁組織の危険性は、追い詰められた20人足らずの組織で象徴的に現れました。


 


 それは新左翼も日本共産党や旧社会党(いわゆる協会派)も皆同じです。


 


 いまこそその組織論の間違い。思想的な総括をすべきです。そして社会運動を再構築しないといけません。映画を見てつくづくそう思いました。」


 


さて2026年。72歳の老人は同「総括」するのか。そのうち(近い将来)にきちんと書きますので、期待してください。
「


 

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