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2022年11月 7日 (月)

2022年二葉町・若松町総合防災訓練について

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 2022年10月30日(日曜)に「二葉町若松町総合防災訓練」が行われました。周辺地域住民100人が参加しました。コロナ過での3年目の避難訓練であり、避難所運営訓練でした。
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 2019年の訓練から実施していますが、運営スタッフを6つの班に分けました。総務・登録・衛生・情報伝達・食料調達・遊軍です。クリヤーBOXの中に「指示書」と必要備品が入っています。


 


 誰がその班の担当りーだーになっても、避難所を開設する場合の手引きと、必要備品、防災ベスト、衛生用品などが入っています。


 


 各班指示書と当日のタイムスケジュール表を作成するのに8月から3回意見交換会を開催してきました。その都度出される意見をまとめ、ぞに次の会合に出し承認を受けたもので作成しています。
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 個人的な愚痴をいえば、6月15日から母(96歳9の在宅介護が始まったゆえに「時間の使い方」ががらりと変化し、対応できなくて苦慮したことも事実です。でも運営スタッフの皆様に支えられ、各人が前向きな動きをされたので2022年も「成功裏」に訓練を終えることが出来ました。


 


 当日は7時に母を起床、トイレ介助しました。8時に自宅を出て8時半に運営スタッフの朝礼を行い、各班スタッフは散会し準備作業をしました。その間に自宅に戻り、母をおんぶして2階から下ろし、車いすで避難所会場を目指しました。


 


 到着後母をおんぶラックで背負い4階まで階段昇降しました。きつかったです。疲れてもおんぶラックはそのまま休むことが出来ません。
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 お湯の沸かし方やアルファ米五目御飯の調理。当日受付、防災講話、食時タイム、コーヒーとお菓子、防災紙芝居の朗読も聴講しました。
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 あれこれありすぎてなかなか整理がいまだにできていません。
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 要支援者個別支援はなかなか難しい


 


 母が本ものの要支援なった関係で、我が家でとり組みました。しかし言葉より「現実が厳しく」思い知りました。申し少し体力と付け母をおんぶらっくで息切れせずに4階まで上がることができるようにならないと。説得力がないですね・。
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 私自身の課題も多い。


 


 11月9日に運営スタッフの反省会をしますので、その場で多様な意見が出ることに期待したいです。
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2022年10月23日 (日)

第3回意見交換会

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2022年10月20日ですが、10月30日に開催予定の「二葉町・若松町 総合防災訓練」の関係者の意見交換会が開催されました。22人が出席しました。
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 ほぼ全員が発言し、意見交換しました。1番大きな変更点は「検温表は今回はつくらず、1階入り口でスタッフと参加者全員の検温を行い、合格者は養生テープを貼り付けます。ということになりました。
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 29日前日に先発組は午後4時半、その他のスタッフは午後5時に集合で準備作業をします。29日の先発組は国際信号旗の掲揚と防災告知放送のテスト放送。午後5時スタッフ全員集合時間は、机やいす、パーテンションの準備、炊き出し用品の準備。靴底消毒器具の準備です。
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 30日の訓練日もいいお天気になり、大勢の参加者が来ていただければいいなと思います。
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2022年10月14日 (金)

母は元気にデイケアに行きました。

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 2022年10月13日(木)ですが、母(96歳。要介護5・認知症)は元気にデイケアに行きました。デイケアは週に3回(火曜日・木曜日・金曜日)に通所しています。

 母は自力歩行が現在できません。生活空間は2階なので、1階事務所まではわたしが、おんぶラックで母を背負い下ろしてきます。そして車椅子にし割らせます。デイケアの送迎者が車で事務所で待機します。
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 今日は朝から体調が良く、話しかけてもとても反応が良かったです。送迎車に元気に乗り込んでいきました。16時半ごろ戻りました。
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 14日はデイケアではなく、3日間のショートスティに母は行きます。10月は上旬の4日から6日までは、私が四万十市の現場立ち合いの為、母にショートスティに行っていただきました。2回目です。10月はなかなか予約が取れず苦労しました。
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2022年10月 5日 (水)

二葉町防災新聞・2022年10月号その1

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 紙媒体の「二葉町防災新聞」ですが、二葉町町内会の回覧板用に作成しました。電子媒体(ブログ3つとフェイスブックに投稿)とは別に紙媒体でも作成しています。

 縦書きの新聞形態が読みやすいと聞きましたので、愚直に作成しています。果たしてどこまで効果があるのか不明ではあります。

 今回は報告事項が2つあります。1つは9月28日に開催した「二葉町・若津長総合防災訓練第2回意見交換会」の様子を搔きました。多様な意見が出ました。

 9月20日に実施されましたロープワーク講座についても報告記事をかきました。

 10月30日の二葉町・若松町の総合防災訓練への参加の呼びかけも書きました。

2022年10月 4日 (火)

防災訓練のポスター作成しました。

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 2022年10月30日に開催予定の「二葉町・若松町総合防災訓練」のポスターが出来上がりラミネート加工し、裏側に両面粘着テープを貼りました。

 コロナ禍3年目です。意見交換会は2回やりました。3回目は10月20日の予定です。前日の29日にも準備作業をします。

 ポスターは今年はA3版で70枚作成しましたが、今にして思うと数が足りなかったですね。
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 各個人の家屋や事業所の壁に貼っていただいています。どこまで浸透するかですね。当日たくさんの近隣住民が参加していただきたいものです。
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2022年8月17日 (水)

母は4回目のコロナワクチン打ちました

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 2022年8月15日ですが、母(96歳)はようやく4回目のワクチン接種をしました。

3回目を2月22日にしています。本来なら7月中にする予定でしたが、3月14日から6月15日まで下肢蜂巣炎というややこしい病気になり3か月間入院生活をそました。
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 そのため自分の足で歩けなくなり、全介助の要介護5になりました。6月15日から在宅介護の毎日で今日でDSCN52742か月目になりました。

 2階から母をおんぶらっく背負い1階へ移動しました。そこから車椅子の乗り換えました。今日は車椅子乗り込める福祉車両ではなく、車高の高い横開きの車を息子が借りてきました。(息子の嫁の車両)。後部に2人がかりで載せました。車椅子は落りたたみました。
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 そしワクチン接種会場へ行きました。無事に接種しました。やれやれです。帰りの車の中でOS-1(経口補水液)のゼリーを母に脱水予防のために飲ませました。
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 戻ってからおんぶラックで2階に上げました。昼寝をしています。その間は少し活動が出来ます。
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2022年8月 8日 (月)

身につまされる介護漫画

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 高知新聞に「人間広場とこどき猫』(ねこ先生)の実体験にもとづいた「在宅介護漫画」が連載されています。


 


 主人公は奥さんの実家に住んでいて、認知症になった「タエちゃん」という奥さんのお母さん(たぶん要介護5)を夫婦で在宅介護されています。


 


 2022年8月7日は(第376話)は身につまされました。主人公のつぶやきが表現されていました。


 


「歩くのも少ししんどそいなタエちゃん」


 


「それでもまだ、なんとかトイレで、排尿。排便も出来ておりますが」


 


「数年後の事を考えるとやや不安も感じます」


 


「できないことも増えてきたのでどこまで家で見てあげられるのか」


 


「先のことを考え「介護施設への入所のことなどについて、ケアマネージャーさんと相談していると相棒から聞き」


 


「私がうまく動ければ、なんとか家でみられそうだ」とゆぶやくと」


 


「あんたはそこまでの心配せんでえいき」これはもううちら親子の問題やき」


 


「私に負担をかけないようにと言ってくれた相棒の言葉にTなぜだか少しさびしさを感じた・(ここまで一緒にみてきたのに)


 


 


 「いけるところまで!」「ここまできたらやれるところまで」「こんな気持ちが湧いてくるのはなぜだろう」


 


 「きっとタエちゃんと共に過ごした日々が、私にとってとても大事なものになっているからだと思います。」


 


 


 私は母(96歳)は春子といいます。「タエちゃん」のところに「春ちゃん」と代入すればほぼうちの母の在宅介護とおなじです。


 


 抱っこして歩かせたり、トイレまでなんとか歩かせて(怪異除して)、トイレの中でも2人がかりで母を介助して、デイケアやショートスティの時は私が母を背負って階段昇降しています。まるで同じです。


 


 母の場合は「全介助」ですからタエちゃんより介護度は上かもしれません。母の方が表情はタエちゃんより表情があります。


 


 タエちゃんと異なる点は、母には表情があり、喜怒哀楽があります。2008年にアルツハイマー型認知症と判定されてはや14年経過しています。


 


 


 家内の賛同と支援があればこその母の在宅介護です。ベテランの介護関係者の方からは「いかに手を抜いて介護できるかがカギです」とも言われています。


 


 また「人生には終わりがある」ことです。母は96歳と超高齢者ですから、いつ人生がお終いになってもおかしくはありません。


 


 1月にh誤嚥性肺炎で危篤状態になっていました。でも医師が驚く奇跡の回復をしました。3月に足がむくみ下肢蜂巣炎ということで、3か月間入院しました。病気は完治しましたが、廃用症候群となり、母は歩くことも、自分で食べることも、といえれに行くことも、着替えることもできない全介助になりました。


 


 内臓の調子はいいので回復してきました。「入院前」の状態(自分の足で歩く。自分で食事が食べられる」用になりうためには早くて1年はかかりますね。難しかもしれません。
 
 来週の15日で母の在宅介護が2か月目です。随分と伊慣れてきました。仕事も在宅で少しづつですが出来るようになりました。地域防災活動も制約だらけですが少しづつt¥やります。
 
 母が要支援者になりましたので、要支援者対策を動末うのかは「机上論」ではなく、現実問題ですから。まだ明確な方策は確立しておりません。

2022年7月 3日 (日)

在宅介護研修は6月末で終了、これからが正念場。


 6月分の営業的な業務は14日までに終了し、15日からは母(96歳・認知症・要介護5)の「在宅介護」研修をしていました。
介護ベットが搬入され、屋内用の車椅子。食事用の台。吸引器。屋外用の車椅子などが置かれました。

 火曜と木曜と金曜のデイケアには、母は車いすごと車に載せられ施設へ行きます。29日と30日は、ショートステイにも行きました。こちらも車いすごと乗り込みました。

 月曜日の午前中の1時間は訪問看護。火曜木曜金曜は、1日型のデイケア。昼食と入浴をしていただきます。水曜の午後は、月に2回訪問診察を医師にしていただきます。その後言語聴覚士のSTも入ります。土曜と日曜は、会社の仕事はお休みですが。、在宅介護はフルタイムでした。起床時から排泄介助。着替えをして食事介助。終わると排泄介助。昼ごはんと夕ご飯も同様にあります。夫婦どちらが、買い物の出れるのは、母が昼寝をしている時間だけですね。

 嬉しいことは、いつでも母と会えることです。体幹が弱って長時間まともに座れません。1時間おきに、椅子から抱き起こして座り直しをさせます。食事中やトイレの時でも座り直しは必須です。また「寝返り」が出来ないので、3時間おきに就寝時に体位変更をします。

 食事後は歯磨きをします。最初は歯ブラシで歯と歯茎をマッサージします。次に少しだけ歯磨き粉を歯ブラシに付けて歯磨きします。それからスポンジブラシで口の中を動かし食べかす(ペースト食なのでほぼ皆無)を回収します。そして吸引器で口の中とのどに中を吸引します。食後の1日3回はそれをします。

 101日間入院していました2つの病院では、完全看護体制で1日24時間多数の医療スタッフが関わり業務として母のケアをしていただきました。在宅介護は、医療の素人である私たち夫婦(来年で70歳になります)が、超高齢者の母(96歳・11月で97歳)を「老老介護」しています。

「介護研修」で訪問診療の医師や看護師、ST(言語聴覚士)や、歯科医師(月1回)の専門の医療関係者が狭いバリアアリー住宅を訪問してくれています。母の顔色もよく、表情も豊かになりました。狭くてせせこましくても自宅がいいよと言っているようでした。

7月からは「在宅介護」専門というわけにはいきません。合間を縫って仕事もこなさないといけないですね。これからが正念場ですね。

2022年6月15日 (水)

要介護5の母(96歳)の在宅介護がスタートします。

 2022年6月15日(水曜)ですが、午後13時半に54日間お世話になった細木病院を母は退院し自宅に戻ります。介護タクシーで帰ります。

 思えば「誤嚥性肺炎」で1月14日に高知医療センターに緊急入院して、2度にわたる高知医療センターへの入院と細木病院の転院で、101日間の入院生活でした。

 1月から6月15日まで166日ですが、入院した日は、高知医療センターと細木病院で101日間でした。今年に入り60%は入院していたことになります。身体機能も「寝たきり」では低下するのは当たり前ですね。

 今日は午前10時半過ぎに病院へ行き、先に入院費用を支払います。11時に母の入院室に来るように言われています。早めの昼食であるペースト食の食事介助のレクチャーをしてくれるようです。

 食事が終われば、母が飲み込めない食べかすの「吸引」の作業手順を習います。私は不器用なので1度や2度操作しただけでは上手くいきません。15秒以内とか言われました。

 荷物をまとめます。介護タクシーが13時半に病室まで車椅子で迎えに来ていただくので、一緒に付き添い退院し、自宅へ戻ります。

 要介護5の母の在宅介護が今日から始まります。

 FBの友人である村山和彦さんは人生の大先輩。村山さんは、介護保険のない時代にご両親の介護をなさり看取られました。

「親を送り出してから1人前」と言われました。その言葉が今は身に沁みます。

 今回も特養や療養型病院、老健施設などへの入居の申し込みはしています。今日の退院と即転院とはなりませんでした。

 何より大きいのは家内が母の在宅介護に賛成していただいたことです。母の生活空間は2階です。1階は会社の事務所です。私も家内も現役で働いています。2階まではわたしがおんぶラックで母を背負い階段昇降します。

 仕事の方では取扱品目の値上の交渉や、品切れの対応に追われています。4年前から始めた新規事業も軌道に乗りつつあり、手を抜くことは出来ません。

「在宅介護しながらテレワークで仕事する。」ことになります。テレワークも在宅介護も慣れていないので苦労はするでしょう。

「要介護5の母親の在宅介護」は事例が少なく珍しいかもしれません。可能な限り、報告します。へばる可能性もありますから。

 個人ブログなどにも掲載していきます。

 仕事と在宅介護に費やす時間が増加します。そうなると地域防災活動の時間が減少します。夕方以降の会合は今のところ出席できませんから。

 地域防災活動は代役がいくらでもいますが、母の在宅介護は家族しかできませんから。もちろん訪問医師や看護師、」言語聴覚士、理学療法士らの専門家のお知恵やサポートも受けながら紀子入れたらいいなと思います。

 6月14日までに仕事関係と地域活動は6月分は済ませました。6月末までは、在宅介護についてのレクチャーを真摯に受講し、自分のペースをつかみます。

 

2022年4月13日 (水)

自宅を終の住処にする方法

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 「施設に入らず 「自宅」を終の住処にする方法」(田中聡・著・詩想社新書・2021年刊)を久しぶりに図書館で借りて読みました。

 まさに96歳の母の老老介護(現在は母は医療センターに3月21日より入院中)に追われる私にすれば、「教本」になるやもしれないと思い、オーテピアで予約申し込みを3月初めにしていました。3週間後の3月30日に下知図書館から連絡があり、ようやく借りることが出来ました。

 筆者の田中聡氏は建築設計士であり、介護施設の施設長もされておられました。その知識と経験からの表題のような提案をしています。

 ただし一読して見て、自宅での在宅介護は、比較的介護度の低い場合のお話が主体であり、うちの母のように96歳という超高齢者で、要介護3(4が出る可能性があります)の場合は、てきようしないのではないかと思いました。

 記述の中で身につまされた箇所がありました。(長文引用します。)

「介護のために家族が仕事を辞めることは絶対に避ける。あくまでも仕事を続けながら、できる範囲での介護を行う。足りない部分は介護保険サービスなどをうければよいのだ。」(P77)

「介護生活において絶対に100点満点を目指してはいけないということだ。介護するほうもされる側も、ほどよい距離を保ちながら60点ぐらいを目標とし、樹歳は30点ぐらいでもお互いに我慢が出来れば成功とかんがえてもよいくらいでいいのだ。」(P78)

 記述は「一般論」としてさらりと書いてありますが、1番身に染みた言葉でした。

 介護は撤退戦と割り切ろうと筆者は述べています。なるほど。

「仕事が出来る人ほど「介護敗戦」に突き進む。

中略 介護に対して、真面目に前向きに、まさに仕事と同じように取り組んでしまい。仕事が出来る人ほど、これまでの成功体験を介護でも適用しようとしてしまう傾向があるという。

 しかし仕事に向かうように介護に取り組んでしまうと、それは「配線」への直行ルートである。」

「その理由は、仕事に対しては目標を設定し、綿密なスケジュールを立て、自ら汗をかいて実行する。その目標は、ほとんどの場合は成功や成長という結果にリンクしているはずだが、介護は貢献が報われることのない撤退戦だ。」

「前進の期待があるからモチベーションを維持できるが、介護ではむしろ諦めなければならないことが多々起きる。昨日よりは明日の成長を目指す仕事のメソッドとは違う方法論が必要だ。」(P80)

「じりじりと悪化する状況を前提においたとき、最も必要なのは、その戦線を受け持つあなたが最後の瞬間まで戦い抜く精神力を維持することだ。」

「そのために必要なことは、一人で何もかにもやろうとせず、組織や社会の力を借りる。人に相談して悩みをわかってもらい、支援をうけることだ。ただ、肉親が相手だと冷静に判断実行するのは非常に難しいことになる。」

「介護にあたって必要な心構えは「現場の働き者」になるのではなく、プロジェクトマネージャーとしての「マネジメント」を常に意識することだ。

 マネジメントの最大の目的は、いわば顧客であるお父さん、お母さんの幸せの達成だ。そのために必要なのは、介護プロジェクトのマネージャーであるあなたの心と体の健全さと収入をお維持することだ。」

「ケアマネやヘルパーさんらの介護のプロは、あなたのプロジェクトに参加してくれるプロフェッショナルのスタッフだ。

 介護が必要な人に対して、なんでもやってあげるのではなく、その人がまだ持っている力を引き出しながらの関りが重要で自分で出来ることは自分でやってもらう。

 その見極めが出来れば、身体の衰えの進行が遅くなることが期待できるし、介護の作業量の伸びも緩やかになる。」

「そうしたプロの力も借りながら、介護プロジェクトを動かすマネージャーとしてある程度安定した介護体制をつくることを目指すべきである。

 そして安定した介護体制をつくることが、仕事と介護の両立には最も重要なことである・」(P81「老親を施設に入れず、自宅で介護するための心得」)

 年明けからの母の緊急入院2回と、急激な身体機能の衰えは、「ショック」でした。懸命に介護しても報われない現実に何度も打ちのめされました。

 それはどこかで「100%回復しろよ!」を叫んでいた自分がいたのでしょう。ケアマネさんは「60%も回復でよしとしましょう。」と常付根言われていました。

 なるほど介護は「撤退戦」であると。「結果は出ない」「身体機能は落ちる」ことを前提に、気持ちよく母が終末を迎えることができるお手伝いを考えた方がいいということらしい。

 なんだか気が楽になりましたね。立ち直れそうな気がします。

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