吉本隆明全集が到着

「戦後最大の思想家」と言われた吉本隆明氏(1924年から2012年まで生きた日本の詩人、評論家、思想家であり、「戦後最大の思想家」とも称されています。)
学生時代は何冊か断片的に購入し、読んではいましたが、独特の文体と言い回しがわかりにくく、理解したのかと言えば自信はありません。
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/.../2012/03/post-8f43.html
(吉本隆明氏の逝去を悼む 2012年3月16日 ブログ記事)→ブログ記事が1万を超えているせいか表示されるのに時間がかかります。

私の母と同学年であり、ご逝去されて今年は14年目です。最近娘の吉本ばなな(次女)が、吉本家の実態をあれこれ言われています。実生活はどうであれ、社会思想家は著作で評価されるべきであると思います。
さて大学時代の先輩が「いろいろと身辺整理をしている。先日ブックオフに吉本隆明全集を引き取ってほしいというたら、うちでは全集は扱っていないから拒絶された。ついてはあなたは読書家だから送るからよろしく。」という連絡がありました。

10年ほど前に「吉本隆明全集」が発刊されたと聞いていました。ただ本の装丁も分厚く、配本価格も高価なので手が出ませんでした。
その全集を先輩は送付いただきました。段ボール箱3箱にびっしりと入ってきました。壮観です。ありがとうございました。眺めるだけでも感動します。
全集の説明はこう書いてありました。
「11年の歳月をかけ、遂に本巻完結!
最終巻には、宍戸恭一宛全書簡、および著者の執筆・言論活動の重要な舞台となった『試行』の直接購読者とのやりとりなど、330通余りの書簡を収録。また36巻刊行後に入手できた遺留原稿を1点収録。月報は大塚英志氏とハルノ宵子氏が執筆。第38回配本。」とあります。

実物の吉本隆明氏は、1976年に「共産同叛旗派解体集会」が品川公会堂で開催されたときに、サークルの先輩と一緒に見学に行きました。1度だけ目撃しました。
叛旗派は、三上治と神津陽と立花の3つのグループに分解し、その後どうなったのかはわかりません。50年前の出来事。
吉本隆明氏は叛旗派の「顧問」のような存在。吉本さんが何を話していたのかは思い出せません。通常のセクトの分裂騒ぎでは、鉄パイプで殴りあいをしますが、皆が丸腰で「言い合い」をして終わりました。なんで分裂したのか、なんで解散したのかは50年経過しても「見学者」にはわかりません。

ゲバはありませんでした。それから50年。
気がつけば私も72歳(ほどなく73歳)の高齢者になりました。立花隆さんの「読書法」「読解力」を少し時間をこしらえて少しずつ読んで聞きます。家内も読者なので、「2人で死ぬまでに完読しよう。」と決意した次第です。
送っていただきました先輩には感謝です。これを機会に「戦後思想」なるものを研究してみます。(内容が難解そうなので、跳ね返されるとは思いますが。)

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