[巨大地震シュミレーション 四国緊急対策室」について

2025年3月7日にNHK四国枠で「巨大地震シュミレーション 四国緊急対策室」(NHK松山放送局製作作品)を視聴しました。
見た感想は「70点」でした。タレントの山里亮太(南海キャンディーズ)が緊急対策室室長という設定。進行役はNHKの宮本真智アナウンサーと、NHK解説委員の宮原豪一氏でした。
緊急対策室のパネリストは四国内の防災関係者の専門家の皆さんが5人出られていました。国土交通省の人、自衛隊の人、徳島県県庁危機管理部の人、近森病院の医師、黒潮町情報防災課村越淳課長でした。
良かった点

道路インフラ維持の国土交通省、災害支援の自衛隊、災害時医療審の医師、防災部局の前線の徳島県庁と高知県黒潮町の「防災対策」「被災後の支援対策」が聴講出来て参考になりました。
東日本大震災並みのマグニチュード・9・1の巨大な南海トラフ地震が起きた場合、高知県は3万人の死者が出る可能性があるとか。家屋の倒壊と津波の被害によるものでしょう。
支援体制も自衛隊、国土交通省、自治体の備えと支援体制(県と市町村)の概要が良くわかりました。

でも限界があることが理解できました。
良くなかった点(もう1歩)の点
出演されている専門職の5人の人達の「仕事ぶり」をもう少し丁重に描くべきでしょう。例えば四国エリアではなんか地震では高知県と、徳島県は大きな被害や犠牲者が出ると言われています。
それに対して日常業務でどのような「減災対策」をしていて課題はどこにあるのかを知りたかったです。

またこの種の番組は、どの放送局も芸能タレントを使いたがりますが、専門職の人達に比べ「主役格」の山里亮太は「浮いて」いたし、「滑って」いまsきたね。タレントでも「防災マニア」的な人であれば(こういう防災グッズを揃えている)とかが表現出来ていたと思います。
また昨年の能登半島地震で日本の被災者支援対策が後手に回り、災害関連死が300人を超えました。台湾やイタリアの事例も出し、NHKは何が課題であり、何を国が自治体が、企業が、地域が、各個人が何をすべきなのかを明示すべきでした。

また番組ゼンターの企画構成段階で、高知大学の岡村眞先生(名誉教授)や、黒潮町の避難タワーの場面で登場された大槻知史教授などが関与されていたら、もう少し啓発番組になっていたと思います。
番組自体は収録であったことは、3月5日に訪問時に村越黒潮町情報防災課長さんから聞きました。村越さんは「少し物足りなさは感じました。」と出演者の立場から言われました。
私たちも1月19日に「黒潮町合同研修会」にて、村越課長の講話を聴講しているだけに、番組自体に「物足りさ」を感じられたのは私だけではないと思います。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-13cabb.html
(黒潮町不屈の取り組み」の投稿に感謝)

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