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2025年2月 5日 (水)

酷い産経新聞の印象操作記事


産経新聞の沖縄への印象操作は酷い 001
 2025年1月18日の産経新聞を近所のコンビニで購入しました。1月17日が阪神大震災30年ですので、全国紙各紙(朝日・読売・日経などと読み比べするために購入しました。

 震災関連記事は。どの全国紙もありきたりの記事でした。その他の記事で目を引いたのが、産経新聞の風を読むというコラムでした。論説副委員長の川瀬弘至氏が書かれていました。沖縄関連のコラムです。

「沖縄の残念な「あるなる」というテーマの記述でした。

「新年早々、那覇市に駐屯する陸上自衛隊第15旅団の公式ホームページがリニュアルされ。沖縄戦で日本軍守備隊を率いた牛島第32軍司令官の辞世の句が再び掲載された。」

https://www.mod.go.jp/gsdf/wae/15b/15b/
(陸上自衛隊第15旅団の公式ホームページ)

「秋をまたで、枯れゆく島の青草は、御国の春に よみがえなん」

 熾烈な地上戦で焦土と化した沖縄の再興と県民の幸せを。希求してやまない句である。

 平成30年から旅団HPに掲載され、これまで特に問題にあんることはなかった。だが昨年、本土から沖縄に移住した記者が地元紙1面で「日本軍を美化」と批判的に取り上げたことをきっかけに、革新勢力などがバッシングを展開、旅団がHP掲載を一時中断していた。

 本土出身の左翼人士らが反米、反基地、反自衛隊を炊きつけるのは、沖縄の「あるある」である。

 などと川瀬氏が書いている。沖縄戦を批判し、自衛隊を批判したら、産経新聞は「左翼のあるある」だとレッテル貼りをします。

 この記事には沖縄出身の家内も激怒してい 「政府の強引な沖縄でン基地建設や自衛隊を批判したら。即左翼○○とは何事か!」と言いました。

 川瀬氏は尚も「地元メディアや革新勢力などは先の大戦で日本軍は沖縄を「捨て石」にし、県民を悲惨な死に追いやったと宣伝する。だから「軍は住民を守らない。」の教訓をわすれるなと。」

 だが、多くの県民は「あるある」に流されない。県民の8割以上が「自衛隊を信頼している」と述べています。

 義母は保守的な考え方の人でいたが、戦争体験者でした。「基地があるから敵から攻撃される。どんどん基地が拡張されたらより危険性が増すので怖い。」と言われていましたから。

 義母の祖母は沖縄戦で亡くなり、平和の礎の戦没者に刻まれ得ちましたから。沖縄の多くの人達は、沖縄戦は身近な問題であり、親せきの誰かが名kジュなったり、戦死したりしています。

 実に「沖縄の歴史を正しく理解しないファシストの片棒担ぎの文章」ですね。沖縄の人達は保守系も革新系も関係なく、米軍基地はなくしてもらいたいと願っています。それは間違いありません。

 日本政府が強引に「国策」で基地建設をしていますから。沖縄のb人達は分断されてしまいます。それは悲しい。

 自衛隊が旧日本軍より遥かにましであることも沖縄の人達は理解しています。自衛隊も旧日本軍の様に尊大ではなく、沖縄の地域社会に溶け込もうと努力はしています。

 でも中国を仮想的とする、離島への自衛隊のミサイル基地建設には根強い不信感が沖縄の人達にあることは確かです。

 川瀬氏は偏見や「思い込み」でなく沖縄を歩いて取材してきていただきたい。

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