高知県高校生防災サミット2024に参加しました。
昨年の2023年の「高校生津波サミット」の学習会の講師をしたご縁もあり、今年の「令和6年度高校生津波サミット」の実践校の事例発表会(県立安芸高校・県立山田高校・県立高知農業高校・県立小内海洋高校)を聴講しました。主催は高知県教育委員会学校安全対策課です。
最初の挨拶には教育長、濱田高知県知事、前知事で衆議院議員になられた尾﨑さんなどがされました。
どの高校も足掛け2年間の防災活動の取り組みを聴講させていただきました。どの高校も聞き義妙があり、地域と連携し、活動も創意工夫し成果を上げている頼もしさを感じました。また皆パワーポイントで、短い時間(持ち時間12分間)で2年間の活動履歴をわかりやすくプレゼンしょんをしていました。若い人たちはパソコンもタブレットもスマホもたやすく使いこなすので、年寄りには羨ましい限りです。
その中でも心に響いた言葉は安芸高校の発表のなかにありました。
説明では、高校の文化祭で活動記録を発表しようとすると、クラブでもないので、「任意団体にはブースを与える場所がないし、予算も出さない。」と言われたそうです。しかし「逆境は力になる。災害は逆境そのもの」「ならばメンバーで事前に話し合い、目立たない場所なら目立つように工夫し、ちゅもくどを上げよう」皆が頑張り、結果的に大成功だったとか。
そのあたりの逞しさは、「若さ」の特権ですね。このところ(というか今年は)、入院やら手術や療養なので、「うまくいかない」ことが多いことを過ごしている私には、励みにもなりました。なるほど防災対策は「逆境での動き」であるとの説には納得しましたね。
どの高校も地域を意識し、災害歴史を調べたり、罹災体験者に話を聞いたり、地道な情報収集もしていました。
また津波浸水エリアにある海洋高校は通学時の避難場所と避難路の点検、学校で罹災した場合は避難路を複数考え、防災倉庫を点検したり受洗していました。
2年間かけて取り組みをされていますので、4校の発表も中身が濃いものでした。
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