勝者なき2024年衆議院選挙
2024年10月27日に投開票が行われました2024年衆議院選挙。自民党は石破内閣発足と同時にすぐさま解散して総選挙に打って出ましたが、思わぬ惨敗。
なにせ解散前の255議席が、終わってしまえば191議席という惨敗に終わりました。一方の野党の立憲民主党。98議席から148議席と50議席増の大躍進しました。国民民主党も7議席が28議席になる大躍進。
またれいわも3議席が9議席になりました。
その反面野党でも維新と共産党が凹みました。何故なのか理由はよくわかりませんね。言えるのは「どの政党も単独過半数はなく」連立をしないと過半数の233議席を上回れません。
惨敗した与党勢力は(自民党・公明党)で215議席。過半数には18議席足りません。
一方の野党。立憲民主党は148議席、国民民主党は28議席と躍進しました。しかし両党あわせても176議席しかなく、かはんすうの233からすれば57議席も足りません。維新の38議席足しても19議席足りません。
到底立憲民主党の野田代表が言われるような「政権交代」にはなりません。また野田代表は「他の野党とは連立交渉はしない。独自で過半数を取る」と息巻いていましたが、全く過半数には届いていません。
ようするに「すくみあい」になり、国政が混乱するだけです。
常識的な考えたら、国民民主党が自民党と公明党の連立に加わり、3党連立になれば、簡単であるとはおもいますが、政治家は駆け引きが大好きなので、なかなか難しい。
またもともと「自民党の裏金問題」を取り上げ批判をくりかえしていた共産党が議席を減らすという理由はわかりません。考えられるのは「理屈っぽくて独善的」な体質が嫌われたんでしょうか?でもそれは昔からそうなので、今回凹んだ理由はわかりません。
欧州諸国のように「連立」があたりまえのように日本もなったんでしょう。民主義は面倒な制度ですね。でも気長に国民は民主主義に付き合い、あきらめることなく付き合わないといけないと思います。
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