猛暑が「災害級」であれば「避難所」をつくるべきではないのか。
2024年8月1日ですが、昨日(7月31日)の高知市は37度をこえたそうです。うちの2階の茶の間の正午の気温は36・5度でした。窓を開けて昼食時に扇風機を使用しましたが、「熱風」が来るだけでした。
近所を毎日散歩していますが、夜明け前に歩いていますと、「エアコンなし」の家がたくさんあります。
テレビなどでは「熱中症アラート発令中」だとか、「40度を記録した街がある」とかの報道があります。
そしておかしな呼びかけが、毎日繰り返されています。
「我慢せずにエアコンをつけてください。」
「不必要な外出はしないように。」
「屋外での運動は医師や看護師の見守りの下でしましょう。」とか。
1番おかしなのは「エアコンをかけろ」という呼びかけ。エアコンをかけないのが「非国民」のようないいかたですね。かけたくてもエアコンがない人たちの健康はどう守られるのかの視点のない発言としか思えない。
うちは事務所にも2回茶の間にもエアコンは設置しています。毎年室温が30度を超えてからエアコンをかけていました。今年は7月半ばに私が体調不良になってから、日中は事務所で、夕方は茶の間でエアコンをかけるようになりました。「立派な」高齢者になりましたので、あればエアコンを使用します。
最近「クーリングシェルター」とという言葉を聞きます。
ある自治体の広報です。
「クーリングシェルターとは
熱中症による健康被害の発生を防止する目的で市が指定している施設です。「熱中症特別警戒アラート」など警戒情報の発表の有無にかかわらず、暑さを避けるための場所としてご利用いただけます。令和6年度の利用可能期間は7月1日~9月30日を予定しています。」
場所を見ますと、自治体管理の市民センターや図書館などが指定されていて、イオンモールなど大型商業施設もそのなかにあります。
高知市でも、下知コミュニュティ・センターをクーリングシェルターにすべきと市の会合で言ったそうですが、賛同したのは江ノ口コミュニュティ・センターだけだったそうで、他のふれあいセンターなどは賛同しなかったとか。
猛暑を災害と表現するのはいいが、行政側の対応は「塩対応」ではないかと思いますね。
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