町内会が消えると,街灯も消える
高知新聞2024年7月29日の記事は考えさせられました。
「街路灯消え住民怖い」
「高知市12年で600基以上」
「町内会消滅 管理できず」
「自治活動頼み 曲がり角」と見出しにあります。
ここで言う「街路灯」は、国道、県道、市町村道路沿いに設置される「道路照明灯」と区別され、町内会などの自治組織が主に住宅街に設置して維持管理を担う」とされています。高知市の場合は街路灯の設置費用と電気代の7割を高知市が町内会に補助しています。
しかし近年。町内会組織構成員の高齢化の進展と担い手不足から、町内会が解散・消滅する地域も増え、街路灯の3割を町内会が負担してきましたが、町内会が解散すれば、街路灯も消えますね。2012年以降602基が市への街路灯の補助申請をやめたとのことです。
町内会が消滅すれば。住宅街のどうりの街路灯も消滅します。街が暗くなり治安も悪くなります。しかし記事を見ると「町内会を再生する」気持ちを持つ住民は少ないようですね。
「街路灯があればありがたい・・。でも自分も仕事がある。町内会をつくろうとまでは・・・」で意識が止まっています。所詮は他人事。
「昔、橋のそばにで抱きつこうとした不審者がいた。このまま放置してほしくない。」
高知市は財政が厳しく街路灯の直接管理は難しい。とのこと。
高知市町内会連合会は2022年度から「町内会を新たに組織する地域への補助金を設け、自治活動を後押しするという。当該地域の住民も「他人任にせず、自分事として行動すれば道は開けます。」何もしなかれば街は暗いまま。
町内会連合会会長は「地域が明るければ悪さをする人が減り、犯罪も起こりにくくなる。空白地域をなくすために周知に励みたい。」とのことです。
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