最近のトラックバック

カテゴリー

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

災害情報サイト・地震・台風など

行政の防災情報

無料ブログはココログ

市民サイドの防災情報

フォト

« 高知市防災対策部の管理職と実務担当者に面談しました。 | トップページ | 小池百合子都知事元側近の爆弾告発 »

2024年4月13日 (土)

自治体だけでは防災対策は担えないのではないか?

日経新聞防災関係記事1_NEW
 日本経済新聞2024年4月10日号の記事には驚きました。
記事によりますと「巨大地震の危険地域(南海トラフ地震・首都直下地震、日本海・千島海高地震」の市区町村を「防災対策推進地域」「緊急対策区域に指定しています。

 「震度6弱以上」「津波高3M以上」などの基準で、南海トラフ地震で707,首都圏直下地震で309,日本海溝・千島海溝地震で309で合計1130あります。指定自治体の防災専従職員は2023年時点で6261人。1130の自治体で割ると1自治体当たり5・5の専従職員がいるこにはなります。

 しかし現実は国が指定した危険地域に関わらず、防災担当職員が0人の234自治体があります。2割の自治体がそうです。事例では高知県東洋町では専従者が0人。総務課の職員は昨年は選挙の担当もされいて、」参議院補選と県知事選挙の合間に地域の避難訓練をしたとか。

 自治体職員の大変さはわかります。自治体は精一杯やっています。1番問題は「他人事」に考えている国であり、政府です。能登半島地震でも国の初動は遅かったように思います。県も動きが遅かったですね。自治体は頑張っていましたが、地域の人達の強いつながりを最大活用するように国も県も動いていないように見えました。
日経新聞防災関係記事1_NEW
 台湾の地震対策の素晴らしさを見るにつれ、国と市民との信頼関係のなさが、支援の遅れにつながることを思い知りました。政府は「危機管理省」という専門省庁をこしらえるべきですね。司令塔がないですから。自治体が前へ出て国は出て来ません。おかしいと思います。日本は災害大国です。

 今回防災後進国であることを思い知りました。もっと国は防災に予算を出すべきです。国が前へ出るとすぐに「緊急事態法だ」「憲法改正だ」とか筋違いの話に脱線しますね。地域で防災をしたことのいない輩が戯言を言っているだけです。1番地域のことが分かっている自治体と地域コミュニュティに予算配分を国はすべきです。「金は出しても口は出さない。出しゃばらないこと」にしてもらいたいですね。

« 高知市防災対策部の管理職と実務担当者に面談しました。 | トップページ | 小池百合子都知事元側近の爆弾告発 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

仁淀川町ー二葉町との交流事業」カテゴリの記事

下知減災連絡会」カテゴリの記事

下知コミュニティ・センター防災部会」カテゴリの記事

高知市政」カテゴリの記事

市民目線での減災対策」カテゴリの記事

危機管理の意識」カテゴリの記事

中土佐町との交流」カテゴリの記事

高知市防災政策課」カテゴリの記事

二葉町総合防災訓練2023年」カテゴリの記事

広域避難訓練」カテゴリの記事

仁淀川町への広域避難訓練」カテゴリの記事

西日本豪雨災害・真備町」カテゴリの記事

2024能登半島地震」カテゴリの記事

令和5年度高知県南海トラフ地震対策優良取組事業所認定制度・認定書交付式」カテゴリの記事

高知県初の疎開(広域避難)訓練」カテゴリの記事

仁淀川町への疎開(広域避難訓練)が全国報道」カテゴリの記事

能登半島地震」カテゴリの記事

仁淀川町防災キャンプ」カテゴリの記事

自治体との協働」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 高知市防災対策部の管理職と実務担当者に面談しました。 | トップページ | 小池百合子都知事元側近の爆弾告発 »