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2023年12月17日 (日)

防災紙芝居の取材


 kisida昭和南海地震は、1946年12月21日の早朝発生しました。77年前です。その取材で読売新聞記者の古谷さんが二葉町に来られました。

 当時旧制高知工業1年生の時昭和南海地震を体験なさった岸田康彦さん(93歳)宅で取材なさっています。

下知防災紙芝居「おじいちゃん教えて」のモデルは岸田さんです。
 岸田康彦さんが手にもっておられるのが、防災紙芝居です。地域が浸水が始まり、走って懸命に自宅の目の前の昭和小学校に逃げる場面です。
kaisibai
 12月21日の昭和南海地震では、地元下知地区は地震で家屋が殆ど倒壊、しかも地盤が130センチ地盤沈下し、葛島橋近くの土盛堤防が決壊し、海水が下知地区に流入し地域はすべて水没しました。

 長期浸水状態になり、避難した昭和小学校の校舎2階で年越しし、浸水が解消したのは、2月末と聞きました。

 本来なら地元ですので、慰霊と防災啓発事業をすべきところですが、年末であり、零細企業のあるじは、翌日の22日が年内出荷がおしまいなので「段取り」が出来ません。情けない限りです。

 読売新聞高知版では、12月21日に岸田康彦さんへの取材記事が掲載されます。ご覧ください

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