関東大震災から100年
1923年9月1日は東京と神奈川県に甚大な被害を出した関東大震災の発災の日です。東京では住宅街の沿岸部の下町を中心に大火災が起きました。
震源地に近い神奈川県は家屋の倒壊だけでなく、津波での被害も多数ありました。それ以降神奈川県の民家には瓦屋根が殆どなく、トタン屋根になったと塗料メーカー勤務時代に聞きました。」神奈川県沿岸部担当営業していましたのでよくわかります。
もう1つ日本人は忘れてはいけないことがあります。当時地震発災直後にデマや流言飛語が非rまりました。「朝鮮人が井戸に毒を入れている。「暴徒化した朝鮮人が暴動をおこしたらしい。」とかいうデマに地域住民だけでなく警察や、在郷軍人会、軍隊までが「鎮圧」に乗ろ出し、多数の朝鮮人や中国人、地方の方言が通じない日本人や、大杉栄のような無政府主義者までが惨殺されました。忘れてはいけない「日本史の暗黒史」です。
7月に市の小窪の高麗会館を訪問しましたが、そこに日本人画家が描いた関東大震災の被害状況の絵の中に、日本在住の無抵抗の朝鮮人を普通の日本人や警察官たちが惨殺している絵がありました。
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-d796cf.html
(高麗博物館へ行きました。)
以前2005年頃に当時朝鮮総連高知県本部委員会委員長の黄英信(ファン・ヨンシン9さんにお話をきいたこともありました。
http://kenchan-radio.sakura.ne.jp/dokodemo/whatnew1/fan/fan1.html
(朝鮮総連とはどういう団体なのですか?)
歴然たる事実があるのに、東京都の小池知事や政府の松野官房長官も追悼の言葉も何もありません。とても日本人として恥ずかしくなりました。一部の自治体のリーダーや政府の閣僚の一部は、歴史に向き合わないのですから。
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