ざっとした県地産外商公社
2023年4月28日の高知新聞記事には仰天しました。
「県産品1万点 卸値流出」「外商公社 近鉄百貨店に提供」「商売の生命線」事業者 怒り」と見出しにあります。「ざっとした」(出鱈目な)話です。
商売の基本は、松下幸之助さんが言われる「利は元にあり」です。
これは利益は上手な仕入れから生まれてくるということだと思います。調べました。
「まずよい品を仕入れる。
しかもできるだけ有利に適正な値で買う。
そこから利益が生まれてくる。
[ 出典 ]松下幸之助[まつした・こうのすけ]
(松下電器産業創業者、1894~1989)」
大阪の近鉄百貨店は、高知県庁が1万点の高知県産品卸値(つまり仕入れ値)を教えてくれてので、他の競合他社より遥かに有利な条件で高知県産品の取引が出来ます。より仕入れ値を安くするように交渉ができますから。
しかしそれはよき県産品をこしらえ、広く県外の消費者に販売していただくために出した県産品。大変な努力の産物であると思います。
これは「不正取引」にあたるのではないでしょうか?また1万点の県産品の企業情報を気軽に1私企業に漏洩するように指示した高知県庁産業振興部地産外商課は商取引の何たるかも知らない集団であり、違法行為ではないかと思いますね。
例えば県庁の工事の落札予定価格を特定会社に漏洩したら「入札妨害」行為になり犯罪になります。それと同じことではない以下と思います。
報道では産業振興部副部長が陳謝したことですが、県知事が事態を把握し、取引ある県内すべての取引会社に心から謝罪すべきでしょう。近鉄百貨店との取引も原則辞めるべきでしょうね。企業倫理に乏しい厚かましい会社ですから。
このような「でたらめ」を高知県庁が「気軽に」するので、下段の記事「チャットGPTを県業務で活用検討」を見ますと、「怖いことになる」と思いますね。
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