学識者は具体論を述べよ
毎回思うのであるが、学識者は具体論を述べず、高所から社会を見下ろし、他人事のように評論します。今回の記事もその1つ。
2021年1月17日の高知新聞の記事。「脱プラスチックも不可避」と見出しにあり東京農工大学教授の高田秀重さんが書かれています。
「リサイクルよりも、社会全体のプラスチック使用量を減らす「リデュース」(削減)が何より重要で、それが脱酸素ににもつながる。
使い捨てではなお金属やガラスなどの容器の「リユース(再利用)」も重要で、新ビジネスも芽生えている。」と書かれています。
もっともらしいことを言われていますが、私の記憶では50年ほど前までは、日本社会はお酒や、醤油やソースや飲料水の容器は瓶が主体でした。容器は製造メーカーが自費で回収し、塩酸などで瓶を洗浄し、苛性ソーダで中和して下水へ流していました。
容器の回収も洗浄もすべて食品、飲料メーカーがやっていました。こすともすべて」メーカーが支払っていました。その再利用社会システムをぶっ壊したのは産業経済省です。
確か「ワンウエイ容器」を産業経済省が推奨し、メーカーに指導しました。学識者は具体論を述べよ
毎回思うのであるが、学識者は具体論を述べず、高所から社会を見下ろし、他人事のように評論します。今回の記事もその1つ。
2021年1月17日の高知新聞の記事。「脱プラスチックも不可避」と見出しにあり東京農工大学教授の高田秀重さんが書かれています。
「リサイクルよりも、社会全体のプラスチック使用量を減らす「リデュース」(削減)が何より重要で、それが脱酸素ににもつながる。
使い捨てではなお金属やガラスなどの容器の「リユース(再利用)」も重要で、新ビジネスも芽生えている。」と書かれています。
もっともらしいことを言われていますが、私の記憶では50年ほど前までは、日本社会はお酒や、醤油やソースや飲料水の容器は瓶が主体でした。容器は製造メーカーが自費で回収し、塩酸などで瓶を洗浄し、苛性ソーダで中和して下水へ流していました。
容器の回収も洗浄もすべて食品、飲料メーカーがやっていました。こすともすべて」メーカーが支払っていました。その再利用社会システムをぶっ壊したのは産業経済省です。
確か「ワンウエイ容器」を産業経済省が推奨し、メーカーに指導しました。その結果は企業は処理費がいらなくなり大儲けしました。容器はごみとして自治体が処理することになり甥地帯の財政破綻の原因になりました。
その結果として環境破壊が今更ながらに問題になりました。すべては「下人があった結果があります。」それを促進したのは当時の経済産業省です。
どうするのは「国の責任」でもありますね。また学識者も解決策をキチンと出さないといけないです。
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