AIは人類の敵か味方か?
ぼんやりとテレビのワイドショーを見ると「AIを活用して生産性が格段に上がったという企業」の経営者が出て話していました。
「転職サイト」を運営する会社で、登録している個人の転職希望者と、募集している企業のマッチングが、AI導入後一瞬で出来るようになり、売り上げも飛躍的に伸びたとか。
どうやら公開されている無料の「チャットGPT」ではなく、有料のAIを活用しているとか、早くもどんどん使用されているようですね、よく知らないのは、世間の動向に疎い「年寄」なのでよくわかりません。
日本経済新聞2023年4月18日号では、「AI進化 人類の真価問う」「比類なき言語能力10年で獲得」「秩序揺るがす存在に」tぽ見出しにあります。
米国の大学が州議会の議員7000人とAIが書いた文章を送付し、見分けられるか問うと「区別できなかった」とのこと。
心配されていることは「AIが有権者のごとく「民意」を述べるようになれば、民主主義の前提が崩れかねない。」と記事にはあります。
あまりにも「出来が良い」ので、記事ではカナダ、米国、日本、英国、イタリア、中国では規制する動きが出ています。
米国の金融機関の調査では、「普及が進むと生産性が向上し、世界の国内宇総生産を7%押し上げtると予想する。」とありますね。
一方で米国のある大学の調査では「126の専門職のうち開業医やマーケティング専門家、翻訳者など75%に相当する95職種はチャットGPTにより業務が代替される。
工場勤務者や小売店員の5~9%より格段に高く、幅広い知的労働の雇用の減少につながる可能性がある。」との指摘されています。
記事では「AIの進化」が問うのは「人類の真価」だ。「もっともらしく見えるAIの答えを疑う態度が重要だ」と学識者はしてきしています。
問われるのは「疑う力」「考える力」ですね。「時間が後ろに飛んでいく」雑務の中で、判断を誤らないことができるのか。AIを有効に使いこなすことが問われていますね。
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