高知市民の「疎開先」が出来ました。
2022年11月2日付の高知新聞の最終面の「べた記事」ですが、「地震時高知市民に避難先」「仁淀川町2施設提供で協定」が掲載されていました。
高知市長と仁淀川町町長の2トップと副市長と副町長がうち揃い締結式をした大きなできごとであるのに写真もなくべた記事とはとても残念ですね。取材担当記者はその場だけで記事にしたんでしょう。深堀も現地調査も、関係者への取材もなしでは「まあこんなもんでしょう」
べた記事ではありますが高知市民にとりましては、とても大きな「朗報」であり、意義があることです。
一般論で言われていることですが、「l2想定で南海トラフ地震が起きれば 低地(海抜0から2M以下)の高知市の市街地は2800ヘクタールが南海トラフ地震で地盤が沈下し水没します。そこには13万人の市民が生活しています。未だに高知市から「どこのドライエリアで避難生活ができるのか」が回答がありません。
また3年ほど前に高知県では、南海トラフ地震で7・4万戸の住宅が必要とされています。しかし仮設住宅用地とみなし仮設で確保している住宅件数は2・3万戸です。11万人の高知県民が県内で避難生活ができないのす。改善されたように聞きません。」
この文章は3年前にブログ「二葉町防災新聞」に書きました。「国の想定鵜どうり減災は可能なのか?」というブログ記事でした。
ようやく仁淀川町のドライエリアで260人の高知市民は疎開できるようになりました。二葉町と仁淀川町長者地区の皆様とは10年余りの地域間交流を続け、「顔の見える交流」をしてまいりました。
苦節10年ですね。高知市周辺の自治体(いの町など)との連携もふかめていただきたいと切に思います。
ブログ二葉町防災新聞・カテゴリー「仁淀川町と二葉町の交流」をご参考ください。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/cat43975382/index.html
« 要約地域防災活動が終わりました。 | トップページ | 歩道の段差が素早く治っていました。 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 52年目の覚醒(2025.04.24)
- 夜須で「海の散帆」しました。(2025.04.22)
- 春のウォーキング教室に参加しました。27136歩今日はトータルで歩きました。(2025.04.19)
- 「絶望の隣は 希望です」を読んで(2025.04.17)
「南海地震情報」カテゴリの記事
- 県東部・徳島南部を巡回しました。(2025.03.18)
- タモリステーション「正しく伝えよ南海トラフ巨大地震」を見ました。(2025.03.11)
- 2025年自主防災会事例発表会(2025.02.25)
- 紙媒体二葉町防災新聞2月号(2025.02.19)
- 新下知ポンプ場の見学会(2025.02.17)
「仁淀川町ー二葉町との交流事業」カテゴリの記事
- 徳島県美波町の自主防の皆様が来訪(2025.03.02)
- 坂本茂雄さん県政かわら版・75号(2025.02.28)
- 紙媒体二葉町防災新聞2月号(2025.02.23)
- 紙媒体二葉町防災新聞2月号(2025.02.19)
- 下知地区でのJICA防災研修(2025.02.06)
「二葉町町内会」カテゴリの記事
- 紙媒体二葉町防災新聞(2025.04.20)
- 下知交番4月号(2025.04.18)
- 広報下知交番3月号(2025.03.22)
- 紙媒体二葉町防災新聞2月号(2025.02.23)
- 下知交番だより2月号(2025.02.09)
「市民目線での減災対策」カテゴリの記事
- 防災炊き出し体験訓練無事に終了(2025.03.27)
- 3・11ミニ慰霊祭を青柳公園でしました。(2025.03.17)
- ようやく被災地の現実を相対化(2025.03.06)
- 紙媒体二葉町防災新聞2月号(2025.02.19)
- 海上都市構想には大賛成(2025.02.18)
「危機管理の意識」カテゴリの記事
- 健康診断に行きました。(2025.04.11)
- 国は10年間何をしてきたのか?!(2025.04.06)
- どこもかしこも政治は「グダグダ」に(2025.04.04)
- 学校廃校後の活用法(2025.03.25)
- 防災先進地である黒潮町に学ぶ(その3)(2025.03.14)
「広域地域間連携」カテゴリの記事
- 生活を再建する観点からの「2拠点居住」(2025.02.11)
- 19日は高知県1(日本1)の防災対策先進地・黒潮町を訪問します。(2025.01.18)
- 2024年の地域の防災訓練は無事終了(2024.12.03)
- 防災士会高知市長表敬訪問(2024.10.12)
- 残念無念・仁淀川町防災キャンプの中止(2024.08.30)
コメント