閖上だより10号
一般社団法人ふらむ名取から「前進 元気を運べ 閖上だより 10号 2022年秋号」(格井直光・編集部代表)が送付されてきました。
1面は「なとり夏まつり12年振り閖上開催」の記事でした。お祭り会場が、ゆりあげ朝市周辺にて開催され、12年ぶりに閖上地区での開催となりました。
メインは閖上海岸での花火大会。1時間で1万発を打ち上げました。2万人の人達が訪れたそうです。海での花火は奇麗で見ごたえがあります。一面の写真でその様子はわかりました。
2面は、閖上の4つの住民グループの活動報告でした。ひまわりプロジェクト、横浜からのよさこいチームの来訪、団地の管理組合5年目の報告。町内会の夏町りの様子でした。
復興が完了した閖上地区の各グループの活動拠点の場所などは、部外者である私にはわかりませんが、各地の多彩な地域コミュニュティの活動には感服しました。
3面は、連載されている「閖上散歩紀行」と「閖上自転車紀行」です。散歩や自転車でも地域周りは、自動車で足早に通過するのと違い、じっくりと地域と向き合うことが出来ます。
今回は紀行文ではなく、「防災ラジオ」と「ツールド東北」の話題でした。下段の記事は旧閖上小中学校の校歌の保存活動についての記事でした。
(私事ですが、父の仕事の関係で5回小学校を転校しています。4つの小学校に通学していました。残念ながら校歌は歌えません。)
4面は編集局の編集後記的な記事です。
「その日に備える防災メモ」では「からぶってもいいんでぇの助かれば」「地震があったら津波の用心」という標語は効果的です。
最近では「空振りではなく、素振りと思って防災避難訓練しよう」とも言われています。
紙面掲載広告も地域情報としては貴重です。地域に根を張っている企業ばかりなので、地域の情報がよくわかります。
また閖上だよりは、前身の「閖上復興だより」から紙面がA3サイズに近く、紙面の字も大きくて読みやすいです。最近老眼が進行している者にとりましては読みやすいです。
A4仕様が主力に紙媒体の書類や資料はなっています。大きな紙面は読者には読みやすいのですが、その分印刷コストは高くなると思われます。閖上地区の地域コミュ二ティ紙として今後の益々のご発展を祈願しています。
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