参院選比例区社民党「おかざき彩子」候補が街頭演説
2022年7月1日ですが、地域代表の県議の坂本茂雄さんからのお誘いがあり、13時30分からの参院選比例区社民党「おかざき彩子」候補の街頭演説を、炎天下のなか青柳公園へ聴講に行きました。
私も「高齢者」に分類されますので、帽子を被り行く前に野菜ジュースを飲み、スポーツドリンクを持参していきました。
社民党も新社会党も今や「絶滅危惧種」と言われている少数政党ですが、かつて旧社会党は衆参両院で200議席を超える議員がいた時代もありました。
その社会党が分裂し、社民党、新社会党、旧民主党になり、またまた再編されているようです。さほど政治的主張に違いが見えないのに分裂し、対立するのは新旧左翼の性なんでしょう。
新左翼(もはや化石左翼)も分裂し、対立し、内ゲバを繰り返し消滅していきました。ブント(共産主義者同盟)はいくつ党派があったのかも忘れました。
どんな主張をされているのか。それは正しいのか。おかしいのか傾聴しに行きました。
暑い最中ですが青柳公園には20人の熱心な聴衆がいました。
予定どうり13時半から街頭演説会は開催されました。
司会進行は地元県議の坂本茂雄さんがされました。
「わたしの事務所は青柳公園西角横にあります。この2から3日は午後1時半には誰一人いません。今日は大勢の人達が、おかざき彩子さんの街頭演説会に来てくれました。
また社民党副党首の大椿裕子さんも全国比例代表として高知に遊説にきていただきました。」
「私もおかざきさんも就職氷河期時代に学生時代を過ごしました。私がその位置口付近、おかざきさんはまっさかりの時期でした。
悪法の労働者派遣法が成立してから日本では非正規雇用労働者が飛躍的に増えました。今や労働者の4割が非正規雇用労働者です。
当事者の声をあげなければ何もできないと思い私もおかざきさんもたちあがりました。皆で頑張って新自由主義政策を転換し、勤労者中心の社会を私たちともにつくりましょう。」
おかざき彩子さんのご紹介を坂本茂雄さんがされましたが、
「中学生の時に阪神大震災を経験されています。また大学卒業時に就職で苦労されました。その体験からのお話を聞いてくだ位。」と言われました。
おかざき彩子さんはこう言われました。
「わたしのスローガンは、女 シングル それでも生きていく」です。
1980年生まれで、現在42歳です。大学卒業時には派遣や非正規雇用しか選択肢がありませんでした。
非正規雇用労働者は社会保険の対象外です。10万円足らずの賃金から毎月1万6千円の国民年金を支払い続けることは不可能です。」
「非正規雇用労働者は2000万人います。うち年収100万円未満が42%、200万円以下が30%です。その7割が女性です。」
「わたしは現実に打ちひしがれ、一時期引きこもりになりました。ひたすら自分を責め続けました。
新社会党の先輩や仲間から励まされ、社会を見つめが変わりました。自分だけが悪いのではない。社会のひずみが格差や貧困を生み出している。
そのためには政治をかえなければいけない。それで私は社民党と協力し今回参議院比例区に立候補しました。」
「2000万人非正規雇用労働者を正規雇用にし、社会保険をはらえるようにしましょう。そうすれば年金財政の心配はなくなります。
男女同一賃金。同一待遇。最低賃金を1500円/1日にします。社会保障制度も家族から個人にすべきです。」
「戦争することは国民が貧しくなります。戦争をしない、させないのが政治の仕事です。病院や保健所などをふやしましょう。
消費税をやめさせましょう。」
2000万人の字正規雇用者を社民党や新社会党が糾合することが出来たら、それは物凄い社会勢力になります。
大椿さんもおかざき彩子さんもいいことは言われています。
「非正規雇用者団結せよ」の社会運動を力強くやれば二の社会も変わると思いました。頑張っていただきたいと思います。
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