クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年/ドイツ)
母(96歳)が、昨日からショートスティに月曜日まで行ってくれました。存在の大きさに「婆さんロス」を私は感じていますが、家内が「映画へ行こう」と言いますので、久しぶりに愛宕劇場に行きました。
愛宕劇場ホームページ http://neconote.jp/atago/index.php
「クレッシェンド 音楽の架け橋」(2019年/ドイツ)でした。家内の好きな「字幕で退屈な映画だろう。」と思っていましたが、さにあらず。
パレスティナとイスラエルの深刻な分断と対立を音楽を対立緩和の懸け橋にしようというプロジェクトをテーマにした壮大な映画でした。名作です。高知市愛宕劇場で、2022年7月2日(土)から15日(金)までの予定です。お見逃しなく。
真摯に音楽に打ち込む若者たちには対立してもなんとかなるパワーもあるし、そうならないパワーもある。対立は憎悪は何も生まない。音楽は人々を和ます力がある。
必ずなんとかなる力になる。という力強いメッセージを感じました。最終膜に帰路の空港で、自然にボレロの演奏になる場面には感動しました。
以下の記述は、愛宕劇場のホームページから引用させていただきました。
音楽は憎しみを希望に変えられるか。世界が喝采!実話から生まれた感動作。
マエストロが挑む、紛争地域の若者で構成する「和平オーケストラ」の行方…争いを乗り越える演奏がここにある。
世界的な指揮者のスポルクは、紛争中のイスラエルとパレスチナから若者たちを集めてオーケストラを編成し、平和を祈ってコンサートを開くというプロジェクトに参加する。
オーケストラには、オーディションを勝ち抜き、家族の反対や軍の検問を乗り越え、音楽家になるチャンスをつかんだ20数人の若者たちが集まったが、彼らもまた、激しくぶつかり合ってしまう。
そこでスポルクはコンサートまでの21日間、彼らを合宿に連れ出す。寝食を共にし、互いの音に耳を傾け、経験を語り合うことで、少しずつ心をひとつにしていくオーケストラの若者たち。しかし、コンサート前日にある事件が起こる。
監督ドロール・ザハビ、出演はペーター・シモニスチェクほか。
世界的指揮者のダニエル・バレンボイムが、米文学者のエドワード・サイードととともに1999年に設立し、イスラエルと、対立するアラブ諸国から集まった若者たちで結成された「ウェスト=イースタン・ディバン管弦楽団」をモデルに描いた。
現時点でイスラエル、パレスチナとも本作は公開できていない。
(2019年/ドイツ)
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