憲法記念日について考える
5月3日の祝日は「憲法記念日」です。
ウクライナ戦争の様子が毎日テレビで放映されることもあるのか、最近は「憲法を変えよう」とか「憲法9条を廃止しないと侵略される」とかいう声が大きく聞こえますね。
しかしその改憲論とやらを少し読んでみると「国民の私権を制限し」「言論の自由も制約し」「自衛隊を軍隊にする」「いつでも海外に派兵できるようにする」とかいうお粗末な内容に過ぎません。
それを政権政党の自民党の一部の人達が言うのはおかしい。本来政権政党は「憲法を守り、平和な国づくり」をすることが本来のお役目ではないのかと思う、なんだかおかしい。
あくまで私の私見です。
「日本が惨めな敗戦後77年間戦争に巻き込まれずにいたのは、日本国憲法のおかげではないのか。」
「日本国憲法より上位にある日米安保条約のお陰で、平和が維持されたのではないのか。」
「3年前に退任された上皇陛下は、天皇在籍中は戦没者を弔い,戦没者慰霊の旅を続けられました。象徴天皇制のお陰で平和が保たれたのではないのか。」
とわたしはこの頃思います。
日本国がウクライナの様に敵性国家から軍事的な侵略をうけなかったのは何故なのか?冷静に考えるべきです。
また「近い将来」に軍事的侵略を受ける可能性はあるのか?」「侵略戦争を仕掛けてくる国はどこなのか?」
そのことを声高に「今こそ」憲法改正をと言い立てる人たちにお聞きしたい。
それこそ憲法改正の議論は「東日本大震災」の後もありました。つい最近のコロナ禍のなかでも言われていました。そしてウクライナ戦争のおりにまた言われだしました。
「底の浅い」憲法議論は辞めてほしい。時間の無駄。
それより何故日本国は77年間平和が維持されたのか?それを皆で真剣に考えるべきでしょう。
そしてそのことは「屈辱的な」ことではないでしょう。いいことでした。「1人の外国人兵士を殺さず、1人の自衛官も殺害されませんでした。」これは輝かしいことであるとわたしは思います。
« 父の墓参りに行きました。 | トップページ | 113回目の献血に行きました。 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- コロナは未だに高齢者の脅威(2023.06.04)
- 見事な電柱撤去作業(2023.06.03)
- 高知市災害ボランティアネットワーク会議(2023.06.02)
- EV車にする気持ちはないですね。(2023.06.01)
- 今日で5月もお終い。梅雨は続くいつまでも(2023.05.31)
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- EV車にする気持ちはないですね。(2023.06.01)
- 学識者は具体論を述べよ(2023.05.24)
- 日韓経済連携が順調と言いますが…情けない(2023.05.17)
- 情けない日本経済の低迷(2023.04.28)
「国政との関連」カテゴリの記事
- 徳川家康と習近平の共通点と相違点(2023.05.18)
- 日韓経済連携が順調と言いますが…情けない(2023.05.17)
- 映画センキョナンデス&トークライブ鑑賞しました。(2023.05.16)
- 英国王室の多様性志向と苦悩(2023.05.11)
「危機管理の意識」カテゴリの記事
- コロナは未だに高齢者の脅威(2023.06.04)
- 高知市災害ボランティアネットワーク会議(2023.06.02)
- 高知の平均寿命は80歳とか(2023.05.21)
- 温井恵美子さん防災講演会(2023.05.20)
コメント