閖上だよりNO8
先日「閖上だよりVOL・NO8」(一般社団法人ふらむ名取・格井直光代表)が送付されてきました。全紙面閖上地区の地域コミュニュイティ情報が満載されています。
1面は「天に届け11年の祈り」とあります。東日本大震災から11年目の追悼行事が、閖上中央団地集会室で行われたとの記事でした。震災を伝承する試みが多彩に行われて様子の記事でした。
2面は年末・年始の閖上地区の行事の報告記事でした。閖上中央第1団地では「年末恒例住民交流会」が12月19日と28日に、クリスマス会と餅つき会を行った報告記事でした。
新春の集いも西町町内会で行われました。こちらは若い世帯が多く、餅つき体験は初体験が多く盛り上がったようでした。地域コミュニュティの活性化には、必要な事業ですね。
3面は、ウォーキングとサイクリングの愛好者の投稿がありました。そのなかで1月16日に発生したトンガ海底火山大噴火の津波が日本各地の沿岸に到達しました。
避難指示も閖上地区で出ました。キャンプ場にいた人はラジオなどの津波情報に関心がなく非難しなかったようです。「からぶってもおおんでねえか助かれば」の教訓が活かされず残念だと言われていました。
4面は「その日に備える 防災メモ」の記事が印象に残りました。2月に編集者は「3・11伝承ツアー」に参加され、岩手県陸前高田、宮城県気仙沼、南三陸町を巡回し、地元の語り部の方や支援者の話を聞かれたそうです。
「地震があったら津波の用心」
「からぶってもいいんでねえか助かれば」を思うべきであると強く思われたそうです。
30年以内に8割の確率で起きるとされる南紀トラフ地震。正直下知地区の二葉町各住民の関心は必ずしも高くありません。もどかしい限りです。
被災地の皆様の「命がけの教訓や言葉」を聞きながらも、それをうまく地元の住民各位に伝えられないもどかしさを常に関します。焦ります。
« 賑わう高知空港 | トップページ | 母は病棟を移動しました。 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「役立たず・無駄飯位経済とFAXの健在(2023.06.09)
- 「偽ニュースに弱い日本」とは情けない(2023.06.08)
- 「誰が国語力を殺すのか」を読んで(2023.06.07)
- コロナは未だに高齢者の脅威(2023.06.04)
「危機管理の意識」カテゴリの記事
- 「誰が国語力を殺すのか」を読んで(2023.06.07)
- 台湾有事の虚構(2023.06.06)
- コロナは未だに高齢者の脅威(2023.06.04)
- 高知市災害ボランティアネットワーク会議(2023.06.02)
- 高知の平均寿命は80歳とか(2023.05.21)
「災害大国・日本」カテゴリの記事
- 温井恵美子さん防災講演会(2023.05.20)
- 真摯な若者たちとの意見交換が楽しみ(2023.04.21)
- 大丈夫なのか大阪のIR(2023.04.17)
- 坂本茂雄さんの説明は的確です。(2023.04.05)
- 閖上だより12号(2023.04.04)
「遠地津波」カテゴリの記事
- 岡村眞先生・夜須での津波防災講演会(2022.04.05)
- 岡村眞先生・手結沖からヨット練習海面を視察とアドバイス(2022.04.04)
- 閖上だよりNO8(2022.03.28)
- フェーズフリーの防災活動しよう(2022.03.14)
- トンガの津波被害に驚き(2022.01.21)
「閖上だより」カテゴリの記事
- 閖上だより12号(2023.04.04)
- 葛島の命山に登りました。(2022.11.13)
- 閖上だよりNO8(2022.03.28)
コメント