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2021年6月26日 (土)

閖上だよりNO5号

閖上だより5号ー1_NEW
 先日一般社団法人ふらむ名取より「前進 元気を運べ 閖上だより 2021年NO5号」(編集長 格井直光さん)が送付されてきました。宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区の地域情報満載の地域コミュニュティ紙です。

 年間4回発刊予定の閖上だより。5号は令和3年夏号です。
1面は「かなだとの懸け橋 閖上復興笹かまぼこ」という記事でした。北限の閖上しらすを練り込んだ笹かまぼこのお披露目販売会の写真が掲載されています。震災後に閖上を訪問された日系カナダの人達の中に、ご先祖が名取市にゆかりのある人がおられたそうです。名取市の復興事業にカナダ木材が建物を作れないかとの相談があり、ゆりあげ港朝市メイプル館に使用されました。復興のシンボルの建物と、特産品開発という元気の出る地域振興の記事でした。
閖上だより5号ー2_NEW
 2面は閖上地区のランドマークの1つである日和山についての記事でした。日和山の由来や、日和山例祭の様子の記事が掲載されています。コロナ禍の影響があったと記述されています。また閖上浜「海に咲く 植物観察会」では、名取ハマボウフの会と北海道北の里花のかけはしネットワーク(はまひるがおねっと)との浜での交流会の様子が記述されていました。
 震災での津波の影響や、復興工事の影響で、自然環境の再生が心配されていましたが、見事に再生されていて、一同自然の回復力に感激したとのことでした。
閖上だより5号ー3_NEW
 3面は閖上地区を散歩される人と、自転車でサイクリングされる人の投稿文です。震災後に名取川と真山堀の堤防に、桜の木の苗木が植えられました。新しい桜の名所になるには時間はかかりますが、散歩しながら見守りたいとのこと。ウオーキングもこうした目的がありますとより楽しいものです。
 自転車専用リーンが出来て快適ですが、閖上大橋には幅が狭いので設置されていないとか。とはいえ海沿いのサイクリングリードはアップダウンも少なく快適であるそうです。

 閖上中央第一団地の婦人部の皆様が、閖上小中学校にて雑巾が不足していると聞き及び,10日間で150枚縫い上げて寄贈され、大変喜ばれたそうです。
 防災メモでは、3月20日に宮城県沖地震があり津波津注意報がはつれいされました。多くの住民は近隣の津波避難建物へ避難されました。一部の住民の方が車で内陸部のショッピングモールや名取市役所へ避難されました。途中渋滞も多く発生していました。
 閖上の住宅地は5M嵩上げしていること。近隣に津波避難用の建物があります。落ち着いた避難行動を呼びかけられています。
閖上だより5号ー4_NEW
 4面には、日和山の歴史の解説です。旧日和山は自然高台でしたが、相次ぐ水害で流失したようです。現在の日和山は大正10年(1920年)に在郷軍人会の発起があり、当時の閖上村村民が皆が協力して土盛して建設されました。師団長の中島中将も村民と共に土砂を背負われ作業をしていたとか。それで中島町が誕生したとのことです。

 10社の地域にゆかりのある企業の協賛広告もすべて地域情報です。閖上地区には2015年6月と2016年3月に行きました。日和山にも登りました。記事からは地域が復興された様子が伝わってきます。今はコロナ禍で訪問できませんが、落ち着いたらまた訪ねてみたいと思います。

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