35年の関りが終了。地元下知のまちづくりを本腰に
さらば 夜須の海のまちづくり
2021年5月18日ですが、確か6年ぐらい継続しましたNPO法人YASU海の駅クラブの役員を退任させていただきました。理由は地元の高知市下知地区での「減災まちづくり」活動が多忙になり、正念場を迎えているのですから。
香南市夜須町でヨットを始めたのは1985年8月でした。同年1月に同業の先輩たち2人の推薦で高知青年会議所(JC)に入会しました。ですので36年も1人乗りのディンギー.ヨット(シーホッパー2)に乗っています。レースなどに出場は殆どしません。技量は全然上達しませんでした。
入会した青年会議所で翌年に理事委員長をやることになりました。当時関りを持った夜須町では、運輸省のマリンタウン・プロジェクトにエントリーしようという話があり、ヨットで関りが出来ましたので、青年会議所の「社会開発活動」(まちづくり)としてかかわることになりました。
翌年の事業で「海洋連続セミナー」を企画し、夜須町長やら、手結漁業組合長やらの話を聞きました。そのなかで安岡正博さんには1987年は米国西海岸。88年には米国東海岸へ連れて行ってくれました。(安岡さんは当時は社団法人日本フードサービス協会所属の現地調査員をされていて、全米各地で話題のフードサービスを調査されていました。人が集まるリゾート地に多く立地されていました。)
ヤッシーパークは安岡正博さんに米国の海岸やマリン施設を見せていただくことができなければ、ヤッシーパークは西日本有数の海浜公園にはなりませんでした。
http://kenchan-radio.sakura.ne.jp/dokodemo/whatnew1/maruoka/maruoka1.html
(ヤッシーパークの原点はアメリカ西海岸)
http://kenchan-radio.sakura.ne.jp/dokodemo/whatnew1/yasuoka/koborebanashi.html
(安岡正博さんのこと)
しかし安岡正博さんは10年前の8月にご逝去されました。
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-2935.html
(安岡正博さんを偲ぶ会 ポーラさんを励ます会が開催されました)
今年の3月に残念な出来事がありました。あろうことかヤッシーパーク西側開口口にテトラ285個が投入され見苦しい景観になっただけでなく、ヨット帆走者には危険なヤッシーパークになりました。地元有志の要望があったと県土木は言います
話題のボードウォークも僅20年ではぎとられ無残にアスファルト舗装されました。アメリカでは海岸でボードウォークは何10年も維持されているのに、日本では20年も維持できないとは。土木術がたいしたことないのでしょう。日本は。
また見た限りアメリカの海岸線でテトラポット(消波ブロック)を1個も見たことがありません。西海岸でも東海岸でも。やたら高知の海には「見苦しい」テトラだらけです。大津波には非力と聞いています。
「たぐいまれなる海岸」から「ありきたりの海岸」に成り下がったヤッシーパークです。「夜須の海のまちづくり」に35年も関わってきました。とても残念な結果になりました。35年の時間を返してもらいたいと思います。
でも世の中「ままにならないこと」「結果が面白くない」ことを多く経験してきました。これも人生です。「面白くないこと」はしないことが、わたしの信条です。
引き続き夜須での「海の散帆」は続けます。海の遊びだけの関りとします。
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