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2020年7月12日 (日)

防災と防疫の両立は世界の難題

防災と防疫の両立_NEW
 高知新聞2020年7月9日の記事は考えさせられました。

「防災・防疫両立世界で課題」

「国連各国に対策要請へ」と見出しにあります。

 豪雨災害に見舞われた九州地方では、「複合災害対策」が言われるようになり、高台の学校施設の広い体育館には、「3密を防ぐ」工夫がなされ、最近流行の段ボールベットや間仕切りが導入された避難所になっていました。

 低地(海抜0メートルの市街地である)高知市下知地区。自然地形の高台は皆無。過去の内水面水害(1970年・1975年)の経験から高知市は低地の市街地の雨水処理施設、排水ポンプ場の整備を行い、1時間雨量77ミリの豪雨でも市街地はおかげで浸水しなくなりました。

 今年から新下知ポンプ場が建設され(完成は4年後)ますと、内水面の排水能力はより向上し、大雨災害の脅威からは、海抜0mの下知地区は逃れることができそうです。素晴らしいことです。高知市の皆様ありがとうございました。

 ところが高知市下知地域は、想定どうりの南海トラフ地震(今後30年以内に70%以上の確立で起きるとされている。下知地区の想定震度は7.地盤は最悪2m地盤沈下し、地域全体が浸水し、長期浸水になる」とのこと。
高知市津波ハザードMAP_NEW
 地震後長期浸水する高知市の低地の市街地は2800ヘクタールあり、13万人の高知市民が居住しています。圧倒的に避難所も避難場所も、津波時避難施設も全く足りません。このあたりは高知市は無為無策、不作為の限りです。

 さて下知コミュニュティ・センターでの避難所開設・運営訓練を10月25日に予定しています。そして今年のテーマは「感染症対策」です。場所が狭く、多数の人が避難してくることを想定した訓練になろうと思います。

 国連も「対策を各国に要請を」とあるが、「国連各国の対策を支援」となければおかしいと思います。

 昔から浸水すれば感染症は必ず発生しました。では21世紀の防災対策です。海抜0mの高知市下知地区でそう防疫が出来るのか。思案しているところです。

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