津久井進さんの番組を見て
2020年6月2日は早起きして、NHK総合の番組「視点」を見ました。坂本茂雄さんがお知らせされていました。
出演者は津久井進さんです。弁護士さんで、積極的に災害対策に取り組みれている人。以前下知地区減災連絡会でも講演をいただきました。コロナ感染症で、自粛要請に協力した企業は大変な被害を受けました。そのため解雇による生活苦は想像以上。収入を断たれ、住宅を失った人々をどう救えばいいのかを出井進さんは具体的に述べられています。
「災害時の支援策をコロナの被害者を守る」視点を出井さんは言われています。弁護士会の相談電話では5000件の相談がありましたが、つながらなかった電話は42万件あったそうです。
「政府は特別給付金として10万円を支給しましたが、失業された人たちはとても足りません」
出井さんは大災害時に支給される「みなし失業給付の活用」を提唱されています。
ローンが支払えなくなり住宅を失い人達に対して、生活困窮支援法を活用し救済することも話されていました。住宅ローンの利子補給や、ホームレスを救う必要があります。「アメリカやイタリヤは災害として対応しています。」
学習権の保証の問題も具体的にすべきです。オンライン授業が受けられない家庭に対して、タブレットの貸与、レンタルWIFIの環境を整備すべきです。
コロナ関連死を防ぐ対策も必要です。福島県浪江町では原発被害で避難し、1人暮らしの高齢者の方が孤独死されました。コロナ感染症対応で、「見守りや声がけ」が十分に出来なかった結果でした。
「介護保険のケアマネジメント」の応用で対応はできると津久井進さんは言われました。
未曽有のコロナ感染症による被害は甚大です。津久井進さんは「日本は災害大国だからなんとかなるはずだ」と言われました。
政府や自治体の対応は後手後手になっていて、事態をより深刻化しています。出井進さんたちの取り組みを傾聴し、災害ケースマネジメントをぜひ実行していただきたいと思います。
短い時間で、大変奥深く有効な内容を話されていました。私は十分に理解したとは言えません。断片的な記述しかできませんでした。
政府閣僚や自治体幹部も津久井さんの話を傾聴し、政策に活用していただきたいと思いました。
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