今治市防災士会・自主防災研究大会2020
2020年2月2日ですが、今治市防災士会・第9回自主防災研究大会へ。私と吉本豊道さん(丸池東弥生自主防災会会長)と竹島智佐さん(潮江防災士会)の3人で私の車で行きました。高知からは仙頭かおりさんたち安芸市防災士会が4人、中土佐町防災会の谷脇由美さん、個人参加で司法書士の大石崇之さんでした。
午前中は5つの分科会に参加者は別れ、意見交換をしました。私は第4分科会へ行きました。「一般避難所の開設運営(ワークショップ)・「福祉避難所へつなぐ避難所での福祉的対応」がテーマでした。
参加者は5つのテーブルに6人ずつ座り、同じテーブルに「ぼうさいじょ」の木藤容子さん(西条市防災士会連絡協議会女性部代表)が織られ、意見交換をしました。
最初に砂田ひとみさん(今治市防災士会副会長)がプレゼンテーションをされました。
「避難所の位置づけですが、災害で自宅で生活ができない人が、生活する施設です。その在り方は検討しないといけないです。
イタリアは災害後48時以内にT(トイレ) K(キッチン・食事)B(ベット・寝室)を重視した避難所運営体制を構築しています。」
「トイレは移動式のトレーラー。キッチンカーでシェフが暖かい食事を提供。寝室もトレーラーハウス。日本とはお違いです。」
「日本でも段ボールベットの導入で、ダニや埃の防止になります。」
「公平は機会の平等。公正は結果の平等」
砂田ひとみさんの講演は「奥行きが深く、含蓄がありました。」ノートをとっていましたが、すべてを把握できませんでした。
休憩後に参加者が2つのグループに分かれ、「避難所開設訓練シナリオ」の読み合わせをしました。昨年二葉町と若松町の防災会と今治市防災士会の合同訓練時にも体験させていただきました。
結果的に2回体験しましたが、シナリオはよくできています。改良していけば、より臨場感のある避難所開設訓練ができると思います。
午後からは全体講習会で、神原咲子さん(高知県立大学教授)の講演会がありました。「避難所の公平な支援を考えよう。 ここの避難>>>ここで生活」が表題でした。神原さんお講演内容は多岐にわたっていて理解不能。印象にの子xgつた言葉を記述します。
「目配り・気配り・心配り」
「避難所・災害生活は多文化共生社会」
「合理的配慮が必要」
「物ではない人」
「ナイチンゲールはクリミア戦争時に、医師の力ではなく、治療環境の改善で多くの兵士の命を救いました。でも事実は知られていません。」
今治市防災士会の砂田ひとみさん、伊藤雅章さんお世話になりました。いつも重たい内容で参考になりました。
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