高齢化社会の現実を知ること
2019年2月19日は、役場で超高齢者の両親の医療費控除などの手続きがありました。確定申告の時期でもあり役場は大混雑。待ち時間を有効に活用するために、四国高知では今日発売の週刊現代3月2日号(講談社・刊)と週刊ポスト3月1日号(小学館・刊)を購入しました。
両誌とも共通してますのは、高齢者の親が亡くなった後の手続き特集「間違いだらけの死後の手続き」(週刊現代)や。「親のトリセツ」(老いては子に従え玄宗。親がOKしなければ決まらない)(週刊ポスト)という事前対策特集であります。
私個人も昨年5月に父が逝去してからと言うもの、役場・年金事務所・銀行を49日までに何度も訪問。その間に法務局へもいきましたからよくわかります。
役所は平日の昼間しか開庁していません。また親の死後の手続き期間があり、短いものもあります。税務署の手続きも4か月(昨年5月だから今年の12月31日まで)の届け出が必要です。
私の場合は親と同居してましたから、楽でしたが、県外に居住していて、会社勤めでしたら、その都度休暇を取り、役場や年金事務所や銀行周りをしなくてはいけません。兄弟がいれば遺産相続の法定手続きもしないといけないので、葬儀の時に、遺産相続を49日に行うことをしないと難しい。承諾書と印鑑も持ってきてもらわないと前へは進めないから。
私は1人息子であるし、父も税務署に申告しなければならないほどの資産はありませんでした。本当に清貧の人生でした。税務署への申告も担当官が一読して「これでいいですよ」で終わりでした。個人資産がたくさんある人は大変であると思いますね。
かつての少年マガジン(講談社)や少年サンデー(小学館)の愛読者であった少年たちが、老親の死後対策特集を読んでいるとは。日本はつくづく高齢化社会であると思いました。
「巨人の星」「おばけのQ太郎」「おそ松くん」「天才バカボン」「あしたのジョー」などを少年マガジンや少年サンデーを愛読していた少年が、今や老人になり、高齢化社会への入り口に立っています。
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