JICA研修生・下知での研修を見学
2019年1月31日ですが、高知大学からの要請で、下知コミュニティ・センターでのJICA研修生(防災担当者)の研修会が午前中開催されていました。フィリピン、インドネシア、パキスタン、メキシコ、スリランカ、ミャンマーなどから11人が来訪されました。
今回のテーマは「下知地区防災計画とは」でありました。高知市地域防災推進課の中山瑞穂さん(下知地域担当)と坂本茂雄さん(下知地区減災連絡会事務局長)が講師役を務め、橋村彩香さんがスタッフをされていました。
まず中山瑞穂さんが、高知市の地域防災のあり方と、地域とのかかわり方の説明をされていました。
「従来の自治体がこしらえる地域防災対策は、地域が広い。これに対して地区計画は、町内会やマンション単位でも作成することが出来ます。防災がより身近になりました。」
「下知地区防災計画はモデル事業として高知市は3年間支援して気枚s多。そのノウハウを今後は水平展開するをおこないます。」
「地区防災計画の制度説明を行っています。今年度は3回説明会を行いました。」
続いて坂本茂雄さんからのプレゼンテーションがありました。
「下知地域は災害リスクが高いところです。そうであるからこそ災害を想定した事前の対策が必要です。安全な地域をどうこしらえるのか。事前に議論し次戦復興計画をつくります。」
「下知地区防災計画では、各防災会のリーダーが参集し。意見交換しました。出された意見はその場では否定しません。全部出します。そして後から参加者全員で自分がいいなと思っている意見に投票します。」
「事前復興計画の必要性を感じたのは、2015年に東日本大震災の被災地を下知地区の有志と訪問したことです。被災直後の混乱した状況の中で、地域の復興計画を短時間で議論してつくりあげることなどとても難しいと思いました。」
「地元小学生のアイデアも集めて議論を重ねました」
「日頃からの地域コミュニティが失火f利あるところは。、災害に「も」強い。下知はそれを目指しています。」
「下知地区防災計画作成して終わりではなく、各単位自主防災会での実践が大事です。二葉町と日の出弥生・日の出南防災会は、下知コミュニyティセンターと昭和小にて避難訓練、避難所運営訓練をしました。」
「マンションの防災会とそのマンションを津波避難ビル視している周辺町内会が
「防災おしゃべりうカフェ」を月に1度開催しyています。顔の見える地域コミュニティ活動です。」
2人の講演の後、JICA研修生からたくさん意見が出ました。おおむね事前復興計画に賛同いただきました。私たちのローカルな実践は、国際的にも通用すると思いました。
参加者で記念撮影をしてフレンドリーにJICA研修は終了しました。
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