神戸へ研修旅行へ行きました
2018年10月21日(日曜)は神戸市の「人と防災未来センター」へ行きました。10年ぶりです。当時は二葉町防災会結成間もない頃であり、西田政雄さんの橋渡しで、長田区鷹取東地区の皆様との交流もしました。それ以来です。
http://futaba-t.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-dd20.html
天気は快晴。午前6時45分に高知プリンスホテルに集合。参加費を各自支払い点呼しました。中宝永町・南宝永町を中心に33人が参加しました。往路のバスの中で西田政雄さんによる研修が行われました。
途中高知自動車道路の8月に台風で崩落現場に遭遇しました。「高知県の南海地震対策の救援・支援や復興事業はすべて高知自動車道路が「生きている」ことを大前提にしています。今回は小規模な崩壊でしたから、片側交互通行で対応し、1年程度で復旧が出来ます。大規模崩壊で、往路復路と不通になり、複数崩落個所があればお手上げです。」との指摘をされていました。
南海地震についての基礎知識や、予想される高知市下知地区の被害、個人として、地域としての対策など広範囲の課題を平易に説明頂きました。その後のDVDでは、東日本大震災の津波災害の恐ろしさを感じさせる映像を見ていました。
特に都市型津波の怖さ(街路のどこからも津波が押し寄せる)映像は見ていて怖かったです。車で津波に流されながらもドライブレコーダーがその様子を映像化した様子も、「生きていればこそ」の話でした。
10年ぶりの人と防災未来センターでした。展示は品数も増え充実はしていました。地震対策は「揺れ対策」だけでなく、「津波対策」があり、「液状化対策」もしなければなりません。語り部のお話は実体験にもとづいていますので、身につまされました。経営していた会社は廃業せざるを得ませんでした。どうすればいいのか常に考えないと生き残れません。
良い研修旅行でした。段取りされた中宝永町防災会の黒岩博さん、南宝永町の山本隆心さん、添乗講師でツアーのコーディネイトにも関与いただきまし西田政雄さんありがとうございました。腰が痛い中参加した価値がありました。
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