地区防災計画の作成手法を学ぶ
2018年10月23日は高知市あんしんセンターホールで「地区防災計画の作成手法を学ぶ」をテーマに事例報告とワークショップが行われました。高知市内の各地域の防災リーダーが50人参集しました。
地域防災推進課の葛目課長からの挨拶のあと、「地区防災計画の進め方」と言うテーマで地域防災推進課の中山瑞稀氏が概要説明をされました。続いて下知地区減災連絡会事務局長の坂本茂雄氏が「事例発表 下知地区での進め方」を説明されました。2人とも短時間で理解しやすい説明をされました。
従来の自治体主導の「地域防災計画」だけでは、被災地住民の想いを十分にくみ取れないことが、東日本大震災の後に歴然としたこともあり、震災2年後に内閣府が災害対策基本法を改正し、小さな単位(町内会・マンション・企業・NPOなど)でも地区防災計画を立案することができ、自治体の地域防災計画に反映しなければならないことになりました。
下知地区は高知県における第1号とてして地区防災計画を策定し、高知市防災会議(議長岡﨑誠也高知市長)に5月17日に提案しました。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-8eb5.html
8月2日に高知市防災会議は、下知地区防災計画を採択し、地域防災計画の中に取り込むことを全会一致で決議しました。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-f304.html
続いて参加者が班別に分かれ、それぞれが自己紹介と地域の事情を説明し、地域の困りごとを紙に書きだしました。潮江と下知地区の人達の班に参加していました。「熱い人」が多く、目先の「ワークショップ・もどき」よりも地域の意見交換が遥かに有益でした。
地区防災計画が高知市の他の地域に波及し、高知市の地域防災計画により「民意」が反映されることを望みます。
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