弥右衛門地区・下知地区防災計画意見交換会
2018年8月27日(月)は高知市下知弥右衛門地区の意見交換会が、午後7時より弥右衛門ふれあいセンターで行われました。下知地区減災連絡会(森宏・会長)の弥右衛門部会(岡﨑修一・部会長)の呼びかけで開催されました。
34名の参加者があり、住民だけでなく、企業や福祉事業所や津波避難ビルの所有者など、地域の多様なメンバーが参集していました。
まず岡﨑部会長が挨拶されました。
「ようやく今日と言う日を迎えることが出来ました。弥右衛門地区は新しく、町内会や防災会がない地域もあります。今日は地域の中で初めて会う人もおられると思います。自己紹介をされて地域の現状を話し合い、解決策を見つけて行きましょう。」
続いて下知地区減災連絡会坂本茂雄事務局長から、下知地区防災計画の概要説明がありました。3年間意見交換した結果、基本方針とコンセプトは、「伸び伸びと遊ぶ子供たちを中心に、地域の繋がりで、楽しく安心して暮らせる災害に「も」強いまち下知」です。事前復興計画で、下知地区の目指す姿を明示します。そのためには個別計画を実行テーマにして「命を守る」「命をつなぐ」「生活を立ち上げる」ことを、揺れ対策、津波対策、長期浸水対策を検討してきました。
「地域コミュニティがしっかりある地域は、災害にも強い地域です。」まずご近所の繋がりを大事にしていきましょうと言われました。
地域防災推進課中山瑞稀さんからは、想定される南海地震で弥右衛門地区の揺れや、地盤沈下、浸水、津波、長期浸水の状態の説明がありました。高知市の防災対策事業の概要の説明もありました。
弥右衛門地区の現状と課題が参加者各位が理解されたと言うことで、近隣町内ごとに集い、5つのテーブルで意見交換をかわしました。各自の自己紹介や地域の課題を皆が言い合い、地域の課題の解決策について議論をされていました。
「コミュニティが弱っている。町内が顔見知りになるイベントを企画したいと思う。」
「情報を伝える、また受信することがとても難しい。」
「津波避難ビルの位置などが知らないので、まち歩きをしたいと思う。」
「町内のコミュニティをつくるためにもバーベキューなどを企画しています。」
など前向きな意見が数多く出されていました。2年前の弥右衛門地区での意見交換会よりも格段に人数が増え、活発な意見が出ました。弥右衛門地区での意見交換会は大成功であると思います。
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