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2018年4月 4日 (水)

弥右衛門地区の課題を考える

 高知市弥右衛門(弥右衛門)地区。下知地域に含まれている区域もあり、小学校校区で言えば」昭和小校区と江陽小校区に被っています。南が江ノ口川、北は久万川、東は浦戸湾。水域に囲まれた低地です。
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 20年前から弥右衛門土地区画整理事業で田畑や荒れ地が埋め立てられ、道路整備が行われた新しい高知市の市街地です。思えば下知地区の区画整理事業は50数年前の1965年頃。知寄町の電車通り(国道32号線)が拡幅され、街路が区画整理され、土地が買収されて、となり街のいの町へ転居しましたから。
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 それから二葉町近辺に分譲と賃貸のマンションが建てはじめ、その利便性から急速に人口が増えました。今二葉町ではその建物が「津波避難ビル」や「地区避難ビル」になっています。ですので下知地域の中でも江ノ口川から南の二葉町などでは高齢化が進展、北側の弥右衛門地区は働く世代が多いのです。
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 海抜は弥右衛門地区が僅かに盛り土してあって海抜2M程度。元は畑や荒れ地なので地盤は軟弱で強くはありません。下知同様に南海地震時には地盤が沈下し、長期浸水の恐れもあります。状況は下知地区の悩みと大差はありません。
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 弥右衛門地区は既存の町内会や自主防災会が地域の新しい住民各位に浸透しておらず、若い世代の町であるのに「担い手不足」になっている現状の打破のために2018年3月31日に弥右衛門ふれあいセンターで、弥右衛門地区意見交換会が開催されました。
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 当日参加された弥右衛門地区の防災リーダーたちが合意し、弥右衛門地区防災部会(仮称)が発足したことは特筆されることです。

 「南海トラフ地震後の避難者の状況(江陽小学校校区)の災害後時間経過表にしても、下知地区(昭和小校区)同様に、「1日から1週間」までの工程表しか見えず、未だに「どこのドライエリアで避難所生活するのか?」「高知県内で仮設住宅に住めるのか?」(県外での生活ではないのか?)という問題は未だに明確な回答は、行政側から示されていません。
弥右衛門地区の課題5_NEW_R
 東日本大震災から7年が経過しているのに未だに何ら変わらない状況。それだけ事態は深刻であることを地域住民は思わなければいけない。

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