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2018年4月30日 (月)

事前防災が不備と裁判所は指摘

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 宮城県石巻市の大川小学校では、2011年3月11日に東日本大震災の津波で児童と教職員計84人が死亡・行方不明となりました。まことに痛ましい出来事でした。

 児童23人の遺族が市と県に約23億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は26日、1審・仙台地裁判決より一部の原告の慰謝料を見直すなどして損害額を約1000万円増額し、14億3617万円の賠償を市と県に命じました。
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 小川浩裁判長は「校長らは震災前に校舎周辺への津波襲来を予見できたのに、危機管理マニュアルに避難場所を明記するなどの対策を怠った」と指摘。遺族側の訴えをほぼ全面的に受け入れ、学校や市の震災前の対応の不備が過失に当たると認定したました。

https://mainichi.jp/articles/20180427/ddm/005/070/168000c
(毎日新聞社説・2018年4月27日)

 2015年6月に現地へ行きました。大川小の敷地は、隣接する北上川の河川堤防道路より低い場所にあります。北上川をさかのぼってきた津波が堤防を乗り越え、校庭に避難していた児童と教職員を呑みこみました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/33-0bb5.html


 石巻市のハザードマップでは津波浸水地区に大川小はなっていませんでした。でも津波は襲来しました。学校に隣接して小高い丘がありました。何故そちらへ万が1の場合は掛けあがることをしなかったのか?現地を見てそう思いました。

 「災害対策は事前対策である」ということをつくづく思いました。阪神大震災で丸焼けになった神戸市長田区鷹取東地区。故石井弘利さんは「南海地震が来ることがわかっているならば、今から行政と一緒になって復興計画作りなはれ」と言われました。

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 どうか石巻市や宮城県は最高裁に上告しないでいただきたい。亡くなった皆様の無念の思いを事前防災対策に活かしてほしい。

 高知市下知地区は「下知地区防災計画」の中に「事前復興まちづくり計画」を盛り込みました。どうか高知市や高知県も私たち住民と一緒になって事前災害対策、事前復興まちづくり計画に取り組んでいきましょう。この判決で強く強く思いました。

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