最近のトラックバック

カテゴリー

2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

災害情報サイト・地震・台風など

行政の防災情報

無料ブログはココログ

市民サイドの防災情報

フォト

« 名古屋市街を歩きました | トップページ | 母の口腔ケアと両親の「いい歯の表彰」 »

2017年10月15日 (日)

菅野和夫さん防災講演会IN安芸市


Photo

 岩手山田伝震館の震災語り部である菅野和夫さんの防災講演会が、2017年10月10日午後7時から安芸市防災センターにて開催されました。主催は安芸市自主防災組織連絡協議会です。仙頭ゆかりさんに骨折りをしていただきました。

 40人の関係者が参加していました。下知からは若松町防災会の横田政道さんと、二葉町防災会の西村健一と防災DVD制作会社のSさん他1名が参加しました。
Dscn0404_r_2


Dscn0403_r_2

 最初に安芸市自主防災組織連絡協議会会長が挨拶され、高知新聞社の関係者が10月28日に安芸市で開催されます「むすび塾」の話をされました。
Dscn0415_r

 菅野和夫さんの話はとても具体的です。ご自身も宮古市の高台住宅団地の防災会長。2011年の3月11日もまさに防災会の会合を予定していた平成21年当時は「10年以内に70%に確率で地震が起きる。」と言われていました。

 それで「3・11」の2日前にも地震があり、これが宮城地震なのかと皆が思い込んでいました。また後から分かった事ですが、3月11日だけで、宮城、岩手、福島、茨城で11回も地震がありました。」
Dscn0411_r


Dscn0414_r_2

「津波の圧力で、本体の津波が来る前に水路を伝わり津波が陸上に新輸する現象がありこちでありました。」

「気象庁の3・11の最初の津波予想は3Mでした。ところが2回目は6Mととなり、3回目は10M強の津波予報になっていました。たいていの人達は第1回目の3Mしか聞いていません。あとは停電で罹災地の人達は聞いていません。」

「防災行政無線はお音が割れて聞こえませんでした。」

「ハザード・マップをうのみにしないことです。現実に釜石でも想定以上に津波が来ています。群馬大学の片田先生の教えに従い、中学生たちは「想定を信じることなく」「率先して自分たちが逃げることで地域の人達にお知らせすることが出来ました。」
最善策をたてて逃げること」が大原則です。
Dscn0423_r


Dscn0426_r

 「避難所運営は。入歯、服薬している薬情報、眼鏡の調整する人が、なかなか見つからず苦労しました。」
Dscn0432_r

 津波避難ビルや津波避難タワーへ、想定以上の高さの津波が襲来してもロープとブルーシートがあれば、生存率が高くなりますよ。とご自身の体でロープワークをされていました。とても実践的な防災講演会でした。
_new_r_4


_new_r_5


Ropuwaku_2

 菅野和夫さん遠い岩手から駆けつけていただきありがとうございました。また講演を今回献立ていただきました安芸市自主防災組織連絡協議会の皆さん、仙頭ゆかりさん、今治市防災士会連合会(10月6日開催)の皆様ありがとうございました。

 きっと菅野和夫さんの「命がけの」体験談が多くの命を救うことになると思います。皆さまありがとうございました。

« 名古屋市街を歩きました | トップページ | 母の口腔ケアと両親の「いい歯の表彰」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

研修会・講習会」カテゴリの記事

震災語り部管野和夫さん」カテゴリの記事

ロープワーク」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 菅野和夫さん防災講演会IN安芸市:

« 名古屋市街を歩きました | トップページ | 母の口腔ケアと両親の「いい歯の表彰」 »