五台山市民農園を活用した避難生活のありかた
2017年7月1日は午後15時から、いつもの五台山市民農園(下知愛のふる里農園)を活用したDVDの撮影が行われました。市民農園の地主である島田さんは「防災啓発用のビデオ制作をある自治体から依頼され、農園主の横田政道さんに話が持ち込まれました。主役は横田さん。大崎さんと私はエキストラ出演です。
想定は南海トラフ巨大地震が発生して3日後に下知地区の避難者3人(横田政道・大崎修二・西村健一)がそれぞれの避難袋や必要備品を持参し、83段の階段を登坂する場面から始まりました。避難生活と聞きましたので、寝袋や雨合羽なども持参していました。
続いてそれぞれの避難袋の点検。各人怪我などがないかの自己申告。避難者名簿の作成もしました。ソーラー発電機や携帯用食料、消毒キット、携帯ラジオ、非常用食料など横田政道さんの避難袋は「ドラえもんのポケット」のように、避難生活に必要なものが入っていました。
続いて飲料水の確保の実験。大きなペットボトルに、小石や砂、炭、化繊の綿などを入れ、雨水がどの程度浄化されるのかをしました。横田さんと大崎さんがされています。
携帯用トイレの組み立てもしました。
日よけのメッシュシートを竹の上に覆いました、携帯した非常食を参加者で試食しました。コンパクトな箱のなかには、1人分で3日分の飲料水。食料・アルミ被服シートが内臓されています。皆で試食しました。
五台山市民農園の様子も撮影していました。避難所のでの水分補給や食料自給のための野菜類が植えられています。
避難所づくりと、市民農園づくり。五台山地区の近隣住民との交流など、着実に成果を上げています。
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