サニーマート本部が高台移転へ
高知県と愛媛県で直営25店舗を展開してるサニーマート(年商417億円・中村彰宏社長)は、現在下知地域の北御座にある本部を、旭地区の高台へ移転することを公表しました。
2017年5月24日の高知新聞夕刊によりますと、
「同社は登記上の本社を高知市知寄町2丁目に置いているが、スーパー運営の中核となる本部は北御座の中央流通センター2階にある。
事業継続計画(BCP)を進めている同社は、同センター(中央流通センター)が建設から30年以上経過し老朽化していることや、一帯が県想定で1~3㍍の津波浸水が予測されていることから本部機能の移転を検討していた。
同センター1階にある生鮮加工や物流の拠点は既に南国市久礼田に移すことを決定し、建設に入っている。
新たな本部の建設先は、高知市が本年度中の完成を目指して整備中の都市計画道路旭町福井線沿い。畑や店舗などがあった場所で約1万7300平方メートルの敷地を確保した。」海抜0メートルほどの高台で、現在造成工事を行っている。」とのこと。
更に記事に寄りますと、本部は鉄骨2階建て、1階部にテナントを入れ、隣地にサニーマート山手店(仮称)を建設の予定。今年8月に着工、2018年春に本部と店舗は完成予定であるそうです。
先日も浸水地域の高知市大津にある中沢氏家薬品が、南国市の高台へ移転しました。z流通業でも財力のある企業は高台へ移転しています。財力のない零細企業は、浸水想定地区に取り残され、日々南海地震の恐怖にさいなまれながら仕事をし、生活をしています。
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