高知県は東洋町の皆様に救われました。
2007年4月22日に高知県東洋町で町長選挙がありました。新人候補で高レベル放射性廃棄物最終処分場の立地反対を掲げた沢山保太郎さんが、有効投票の7割を獲得し、立地推進を掲げる現職町長を大差で破り当選した記念すべき日です。
http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/bbs3/sawayama/toyo-senkyo.html
NUMOによる高レベル放射性廃棄物最終処分場立地は白紙撤回されました。もし結果が逆であれば、南海トラフ巨大地震の震源地近くの東洋町に全国の原子力発電所から排出される高レベル放射性廃棄物(半減期になるのに10万年かかる物質が含まれている)が、押し寄せてくることになっていましたから。
もしそうなっておれば、高知県観光や、高知家や、地産外商などのんびりしたことは一切できなくなっていました。高知県民は東洋町の皆様に感謝しなければなりません。
当時現職候補者は、「高レベル放射性廃棄物最終処分場を受け入れれば、医療費も教育費も、光熱費もすべて無償になります。」との公約を掲げていました。
「放射能まみれのお金よりも、思い切り深呼吸の出来る東洋町の空気と自然を子々孫々に残したい。」という東洋町の町民の皆さんの想いが結実し、高知県は救われたのです。
そのことを忘れてはいけないと思います。
« 五台山地区の津波避難対策を観察 | トップページ | 五台山市民農園へ行きました »
「南海地震関係」カテゴリの記事
- 下知交番10月号(2024.10.13)
- 防災士会高知市長表敬訪問(2024.10.12)
- 選挙区では野党統一候補出ないと勝ち目はない(2024.10.09)
- 石破茂氏が自民党総裁に(2024.09.27)
- 行政は早く防災専門部署をこしらえるべき(2024.09.20)
「国政との関連」カテゴリの記事
- 選挙区では野党統一候補出ないと勝ち目はない(2024.10.09)
- 政治空白は許されない(2024.09.25)
- 行政は早く防災専門部署をこしらえるべき(2024.09.20)
- 臨時情報・注意の新聞記事(2024.09.15)
- レベルが低すぎるリーダー選び(2024.08.25)
「原子力災害」カテゴリの記事
- どうなる衆議院議員選挙(2024.10.14)
- 紙媒体二葉町防災新聞10月号(2024.10.05)
- 石破茂氏が自民党総裁に(2024.09.27)
- 政治空白は許されない(2024.09.25)
- ようやく福島原発で燃料デブリの取り出しが始まりました。(2024.09.14)
コメント