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2017年3月 4日 (土)

JICA研修生との意見交換会


 2015年、2016年に続いて、3回目の高知市下知地区でのJICA研修生の皆さん15人と高知大学関係者が訪問されての意見交換会。2017年3月2日午前9時半から下知コミュニティ・センターで開催されました。
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JICAの研修生が来られる前に午前8時半に下知のスタッフは集合しました。屋上での国際信号旗の掲揚。LPガス災害時ユニットの準備。4階研修会場の設営。3階食事会場の準備をしました。
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 ほどなくJICAの研修生と、高知大学の関係者、通訳の人達が午前9時半に来られました。15人のJICA研修生の皆様は、それぞれのお国へ帰れば、「地震津波啓発センター所長」「「国家防災機構防災担当官」「地方自治・住宅・環境技官」などのキャリアの国家官僚の皆さんがたですね。会話は英語です。
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 まず高知大学准教授の大槻知史さんが、「地域での防災活動の実際 高知県の事例」ということで講義をされました。すべて英語での講義でしたので、10%程度しか内容はわかりませんでした。
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 続いて高知市役所地域防災推進課の山中晶一係長からは「高知市の共助支援と協働」というテーマで講演頂きました。

「地域コミュニティ防災のサポートだけでなく、トータルプロジュースをして、県や国にも地域の要望を伝え提言する。トータルなプロジューサーが必ずしも市役所職員でなくてもいい。学識者や地域のキーパーソンでもいいのです。」

 「下知地域で取り組んでいる地区防災計画こそがまさに、地域の住民と市役所が一体となって取り組んでいます。事前の復興計画を立てることがとてもい大事です。」

 午前が終わり屋上へ。横田政道さんが掲揚されている国際信号旗の説明をしました。続いて小吉浩之さんが、災害時対応LPガスの説明をされました。安全装置をかましているので、ハス漏れはなくなりましたとのこと。
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 LPガス発電機で電気を起こし、電動工具を稼動させました。JICA研修生の皆さんから活発な質問が出ました。
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 LPガス災害対応ユニットで沸かしたお湯で、3階会議室にてアルファ米、レトルトサバ、おむすび(電気がまにて炊飯)を関係者全員で食べました。結構美味しいです。
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 昼食後は2つの別れ下知のまち歩き。南地区を担当しました。二葉町を巡回し、いかに海と街が隣接しているのかを研修生の皆様に体感していただきました。
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 若松町の説明は横田政道さんです。広い町内には、高知市認定の津波避難ビルが1棟しかありません。若松町防災会と若松マンションが提携し、信頼関係を構築して地区避難ビルになっています。

 マンション住民と若松町住民が一体化して、若松マンションで訓練しています。今回はマンション内にある避難倉庫を見せていただきました。

 下知コミュニティ・センターへ戻りました。「住民目線の減災対策 」と「街の未来をつくる地区防災計画」というテーマでお話をしました。 日本語しか話せない地域住民は、通訳の人のお力を借りて、下知地域の住民力による減災活動と、地域住民と基礎自治体との協働で行っている「地区防災計画」=事前復興計画(私は事前復興まちづくり計画と称している)について、説明し、意見交換をしました。地域コミュニティを強化しながら、二葉町では防災世帯調査を行い、地域の要支援者情報を把握しています。
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 仁淀川町との地域交流は、田植え体験やお祭りに有志が参加。先日は空き家の訪問もしました。11月3日は下知へ来ていただいて仁淀川町の食材を販売していただいています。

 「地区防災計画」は下知地区では「事前復興計画」として取り組んできました。昨年から全体会としては8回のワークショップ。広がりとして町内会単位やマンション自主防と周辺の自主防災会が共催するなど8回のワークショップをしています。

「あるべき下知地域の姿」を徹底議論しました。そして2年目の到達点としては「子供」「高齢者・障害者」「働く世代」「コミュニティ」「災害にも強いまち」で整理しました。そして参加者各位が評価して絞り込みをしています。

 続いて「高層マンションでの防災活動」ということで、サーパス知寄町1自主防災会橋本副会長より、マンション防災のありかたについて説明がありました。
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 「マンション防災カフェ」はより多くの住民参加がされています。

 横田政道さんからは、五台山での市民農園活動についての意義目的が話されました。手順を踏んで土地を借用し、楽しみながらの農園作業され、地元農家の人達とも顔見り交流をされています。

 国見俊介さんからは、「のれん33番地の取り組み」についてお話しされました。昭和小の児童を事件や災害から守ることを目的にのれん33番地は結成され、協賛広告で運営されています。夏休みはスタンプラリーをしています。子供たちは元気にあいさつができるようになりました。

 松本志帆子さんからは、藁工ミュージアムとしての地域の関わり方、アートと防災、演劇集団の力も借りながら「防災キャンプ」も実施された報告がありました。
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 下知地域全世帯に配布した地域メディア紙ボンズの発刊。藁工夏祭りの実施や、下知のイベントへは積極に参加されています。

 最後に研修生と下知地域の発表者は4つの班に分かれ、今日の研修の感想や意見交換をしました。一緒に意見交換した方からは「事前に真摯に対策を考えているところが素晴らしい。」「住民が積極参加しているところは評価します。「講義だけではなく、イベントやお祭りや、いろんな行動様式で防災に取り組んでいることには評価します。」と言われました。

 なかなか熱心なJICA研修生の皆さんでした。大槻先生を始め、関係者の皆様お疲れ様でした。
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