山田伝津館(でんしんかん)の写真本
岩手県山田町の山田伝津館の震災語り部の菅野和夫さんから送付されてきました山田町の写真集を見ました。
「岩手県山田町 海と街と祭」「しかし山田に住む人々は 海を恨むことはなく 明日に向かって歩み出す 岩手県山田町」(いずれも山田伝津館・発刊)を見ました。
宮古市の隣町の山田町。風光明媚な海岸線があり、漁業の盛んな街でした。写真集には震災前の海での営み、海水浴場、海での祭りの風景や、山田町の日常が写真に残されています。
2011年3月11日の東日本大震災での津波はその美しい海辺の風景を破壊し、街の営みを跡形もなく破壊しつくしました。
でもメッセージにあるように[海を恨むことなく海と共存していく」決意表明が感じられる写真集でした。
下知市民図書館に寄贈する予定です。来月あたりには貸し出しが可能になると思います。
大震災にへこたれない山田町の人々の気概を感じました。
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